まつばら左京の宿場

まつばら左京の宿場

空白


    空白


変わりゆくもの いつまでも揺るがずあるもの

せめぎ合いの中で僕たちは歩くのでしょう

心に穴が空いていたのは誰のせいでもない

空しさを埋めることほど寂しい事は無いから


時が止まるほどに静かな部屋で僕は思う

何も変わらないこの場所でココロだけ見つめる

僕は生まれてきたことさえ忘れ君を思う

僕は生まれてきたことさえ忘れ君を思う



朝のだるさがいつまでも抜けない

よく眠れないのは誰より僕のせい

そう 悩んでたい僕のせい


僕は狭くなった視野さえ愛し君を思う

僕は生まれてきた意味さえ重ね君を思う


仮定の話を考えてみる もしもの話

恋に落ちた二人の子供はもう二歳



「君は生まれてくる命を前に何を思う

 僕は年老いてく意味さえ愛し君を思う」


僕はそんな物語を愛し続けるだろう

僕は生まれて来た事さえ忘れ君を思う

ラララ・・・




夢を見た

*コメント

「この胸の空白は君を思うために空いていた」ということを書いた歌です。

僕の恋愛感の総括をしたような歌でしょう。


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