スキーはコロラド・・・・


しかし、アメリカ出国の書類(I-20と呼ばれる)のトラブルで日本への帰国を断念せざるをえなかった。
久しぶりの帰国を楽しみにしていた僕は非常に残念に思ったのを覚えてる。
しかーし、ただでは起きないの僕のモットー。
帰国できない分、こっちとことん楽しんでやるぜぃと12月16日から23日までコロラドへのスキーを計画した限りだ。
実を言うと、アメリカに来たときからスキーの"メッカ"コロラドへ行ってみてぇ~と思っていた僕はあまりに早い夢の実現に心が躍った。
日本人の友達同士5人でコンドミニアムを一週間借りた。コロラドへ行くのも4駆の大きなレンタカーを借りた。
なるべくお金をかけずに豪快にあそぶ。アメリカでしかできないこともたくさんあるから卒業までにまだまだいろいろしたいものだ。
ここから車で約19時間。ながーいながーい車の旅だったがぜんぜん退屈することはなかった。車には幸いCDプレーヤーが装備されていたので、各自、自分のお気に入りのCDをたくさん持ってきていた。
僕らの目的地は "CopperMountain"。朝4時に出て現地に着いたのは夜の11時。
ロッキーマウンテンに入った頃にはもう暗かった。アメリカのハイウェイは町以外はほとんど街灯がないので切立った山間をくねくねと走るハイウェイの運転はかなり怖かった。
日本にいた頃からスキーが好きで山形蔵王や、北海道にも行った事がある僕。
広さ的には蔵王や北海道のスキー場とあまり大差はないが、面白さはぜんぜん桁違いだった。
BOWLとよばれるコースがいくつかあって、ロッキー山脈の険しい斜面を利用したコースがあり、滑ると言うより落っこちるという方がぴったりのコースだった。
そういうところは斜面が急で圧雪車も入れないので降ったまんまのパウダースノウが楽しめる。
ただ、たまに自然の岩が剥き出しになっていたりするので相当スキーに慣れていないと怪我をする人も多いらしい。
5日間の予定で滑っていたが、レスキューに運ばれていく人を見たのは両手で収まらきらないくらいだった。
さて、僕達が泊まったコンドミニアムについてだが、これもまた最高だった。
僕らが予約したコンドミニアムはCopperMountainが経営するもので、CopperMountainが経営するコンドはたくさんあり、当日行くまでどの建物のどの部屋になるかわからないのである。
しかし、僕らはラッキーなことにゲレンデの真正面のコンドを割り当てられた。
出口を出るとすぐにリフトへ頂上へ直行。そんなおいしい場所を割り当てられたのでツイていたとしか言いようがない。
部屋もきれいで入ってすぐにキッチンがあり、奥にTVや、ソファー、暖炉があるリビングルームがあって、右に1ベッドの寝室、左に2ベッドの寝室があった。
トイレとシャワー室はなんと合計3つもあった。
これで一晩$115とは安いものです。5人いるから一人$23ほどですね。ただ、クリスマスを過ぎるとこの値段も5倍近く一気に跳ね上がるそうだ。
キッチンも料理道具も全部あるのでちょっとでもお金を浮かすため自分達で食材を買い込んでいき自分達で食事も作った。
スキーだけでなく19時間に及ぶ車の旅、コンドでの生活なども今回のスキー旅行の醍醐味であった。。
これに味を占めた僕は来年は是非ともカナダに行ってみたいと企んでいる。
また楽しい旅ができると思うと今から楽しみだ。

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