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日本人特有なのか、「ありがとう」の気持ちを「ごめんね」という言葉で表す人が多いなあ、と最近よく思う。

物を持ってくれた人に、「重かったでしょう、ごめんね」。
買い物に付き合ってくれた人に、「つき合わせてゴメンね」。
話を聞いてくれた人に、「忙しいのに、ごめんね」。

こう言われた人は、機嫌のいいときなら、「気にしなくていいよ」とか「たいしたこと無いよ」と言うと思うし、そんなに悪い気はしないと思うけど、でも、

「持ってくれて、ありがとう」
「付き合ってくれて、ありがとう」
「忙しいのに話を聞いてくれて、ありがとう」

と、感謝をストレートに表してもらったほうが、嬉しいんじゃないかな。


そういえば、高校の時のクラスメイトに、やけに「ごめんね」を使う女の子がいた。

「あのね、ここ、教えて欲しいんだけど・・・」と数学の問題を持ってきて、
「いつもごめんね」「こんなのもわからなくてごめんね」と言う。

私は、教えるの好きだし、イヤだったり忙しかったりしたらちゃんと断るし、別に迷惑をかけられてるとはこれっぽちも思ってなかったのだけど、あんまり「ごめんね」と言われると、無意識に「そうか、私はこの人に謝られるようなことされてるのか」とちょこっと思ってしまう。

これがエスカレートしてしまうケースが人間関係にはたくさんあるような気がする。

誰だって、感謝されたり、褒められたら嬉しいけど、迷惑をかけられて謝られるのは好きじゃない。

親切心で何かをしてあげても、それに感謝されるんじゃなくて「ごめん」と謝られると、返って相手にとって重荷になるのかと思って、それをする気がなくなっていく。

迷惑をかけられたと思ってなくても、謝られることが続くと、迷惑をかけられたのかと錯覚する。

そうやって、必要以上に「ごめん」と言う人は、何の迷惑をかけてもいないのに、「迷惑な奴」になっていく。
更に、こういう人は必要以上に「相手に迷惑をかけている」と思うので、自分を過小評価するようになって、自信をなくしていくか、あるいは自信が無いように見えるようになる。

そういうタイプの人は、相手が機嫌が悪いときに怒りをぶちまけるターゲットにされたりする。



必要以上に、「ごめん」って言わないほうがいいんじゃないかと思うんだなあ。

というのは、「ありがとう」の代わりに「ごめん」と言うのは極力避けたほうがいいんじゃないかな?と思っただけで、決して、自分の非を認めようとせずに素直に「ごめんね」と言えない人間になれと言っているわけではないのです。







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最終更新日  2005年03月08日 10時01分19秒
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