わくわく着物～着物の愉しみ～　臥竜亭へようこそ！

愛おしい猫たち

　私は猫が大好き！　いや、犬だの何だの、基本的に小動物は好きなのですが、何と言ってもダントツ猫派。あのクタクタ感がたまらんソソられます！　
　しかし、母が生き物を飼うのは嫌いなので、我が家に現在ペットはいません。時々思い出したように（私が）猫を拾ったりし、こまめに世話を（母が）したりするのですが、縁がないってこゆコト!?　というくらい、それぞれ家に居着きません。　
　なのでもっぱら、友人宅の猫たちをかまう派なのですが、やっぱウチにもいて欲しいっしょ！　でも母が…とワケで、家庭内平和のためにも、私が猫を連れてくる先は、骨董市やフリー・マーケットになります。
　猫は「招き猫」に代表されるように、お金や人を連れてくるラッキー・アイテムとして、市などでも見かけることが多いです。でも猫だったら何でも良いというわけではなくって、やはり猫（物!?）とも相性があると申しますか、『何かこの子はコンジョー悪そう』『…陰気。てか、コワイよ』という猫たちもいて、我が家にやってくるのはもっぱらのほほん、として、ちょっとお間抜けな感じの猫たち。画像の子達は、タンスの上や部屋の端っこから「あ～、おーかーえーり」という感じで、ぼーっとお出迎えしてくれます。置物の他にも、箸置きや、なんとなく西洋の雰囲気のある猫型缶などがよく見かけるアイテム。
　骨董市を見て回る時は、何か自分のテーマがあった方が、見やすいし、買おうかよそうか、迷った時の基準になりやすいかもしれません。それはもちろん自分だけの楽しみでいいので、何だって構いません。私は、アイテムなら「締められる帯」「帯留め」、柄なら「龍」「猫」が一番のお目当て。これ以外にも、気に入った物があれば買いますが、ほとんどはこの範疇に入るし、龍柄の帯、なんてものに出会ったときの嬉しさは、それはもうひとしおです！

骨董市猫たち