ライ麦ハニーパン

ライ麦ハニーパン

 面白いようにクープが開き、ふわふわと口溶けのいいパンです。まだ温かいうちに薄くスライスしてチーズを乗せて食べると最高。皮はパリパリだし、しっとりした生地とチーズのまろやかさ、全粒粉のプチプチした食感とライ麦の香りが絶妙なのです。でも一番好きなのは3日目のもの。ほのかな酸味としっとり感が病みつきに。ライ麦パンっておいしいんですね。




 <材料> 4個分

コンチェルト 150g


薄力粉 60g


ライ麦粉 60g


全粒粉 30g


生種 大さじ1.8


蜂蜜 小さじ2


塩 小さじ1弱


牛乳 140cc


ヨーグルト 30cc


バター 15g



 <作り方>

①バター以外の材料を混ぜ合わせてよくこね、バターを練り込んで仕上げます。


中種法で作る場合は《レモン・グラハム・ボール》を参照してください。はじめの中種に全粒粉とライ麦粉を使うと発酵がしやすいのでお勧め。牛乳は沸騰直前まで温めたものを冷ましてから使います。室内が乾燥しているようだったら、160ccくらいの牛乳を用意しておいて様子をみながら足していきます。

②4分割して丸め、ひとまわり大きくなるまでベンチタイムをとります。


室温などにもよりますが、30~50分くらいが目安です。

③ガスを抜きすぎないように優しく丸め直し、2倍くらいになるまで2次発酵させます。


④クープを3本ずつ入れ、霧をたっぷり吹いてオーブンに入れます。


クープの入れ方については《レーズン胚芽ブレッド》を参照してください。

⑤190度で17分くらい、たたくと軽い音がするまで焼きます。


予熱はオーブンにもよりますが、200~220度と高めにしておきます寒い時期などは特に、オーブンの扉の開閉で温度がかなり下がってしまうからです。生地を乗せた天板は手早くオーブンにセットし、必要以上に開けておかない事。。

 写真のものは、実はちょっと失敗作。レシピのコンチェルトをうどん専用粉にしてしまいました。どうりで釜伸びがせず、少しもっちりした感触のはず。でも味はおいしかったので、南部小麦などでも試してみようかと思っています。コンチェルトで作ったものはすごく釜伸びして、クープも裂けんばかりになりますよ。


 うちではほとんどお酒を飲まないのですが、これを食べるとワインが欲しくなってくるから不思議。セロリや生ハム、ゆで卵などを載せてオードブルにもいかが?



ライ麦ハニーパン
 ◎2003年2月3日記

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