面白いようにクープが開き、ふわふわと口溶けのいいパンです。まだ温かいうちに薄くスライスしてチーズを乗せて食べると最高。皮はパリパリだし、しっとりした生地とチーズのまろやかさ、全粒粉のプチプチした食感とライ麦の香りが絶妙なのです。でも一番好きなのは3日目のもの。ほのかな酸味としっとり感が病みつきに。ライ麦パンっておいしいんですね。
コンチェルト 150g
薄力粉 60g
ライ麦粉 60g
全粒粉 30g
生種 大さじ1.8
蜂蜜 小さじ2
塩 小さじ1弱
牛乳 140cc
ヨーグルト 30cc
バター 15g
①バター以外の材料を混ぜ合わせてよくこね、バターを練り込んで仕上げます。
②4分割して丸め、ひとまわり大きくなるまでベンチタイムをとります。
③ガスを抜きすぎないように優しく丸め直し、2倍くらいになるまで2次発酵させます。
④クープを3本ずつ入れ、霧をたっぷり吹いてオーブンに入れます。
⑤190度で17分くらい、たたくと軽い音がするまで焼きます。
写真のものは、実はちょっと失敗作。レシピのコンチェルトをうどん専用粉にしてしまいました。どうりで釜伸びがせず、少しもっちりした感触のはず。でも味はおいしかったので、南部小麦などでも試してみようかと思っています。コンチェルトで作ったものはすごく釜伸びして、クープも裂けんばかりになりますよ。
うちではほとんどお酒を飲まないのですが、これを食べるとワインが欲しくなってくるから不思議。セロリや生ハム、ゆで卵などを載せてオードブルにもいかが?