キャロット・アーモンド・ブレッド

キャロット・アーモンド・ブレッド

 しっとりふんわりの甘い生地にアーモンドのプチプチ感が楽しいパン。トーストするとサクサクになって、アーモンドもより香ばしく。少しリッチな生地なので、朝食よりはティータイムのサンドイッチにいいかも。




 <材料> 1斤分
  中種

強力粉 160g


酵母 大さじ1


砂糖 小さじ1


水 130cc


  本仕込み

強力粉 100g


砂糖 大さじ1


てんさい糖 大さじ1


塩 4g


にんじんの摩り下ろし 80cc


生クリーム(にんじんと合わせて) 100cc


バター 15g



スライスアーモンド 15g



 <作り方>

①中種を作って冷蔵庫で熟成させます。


 詳細は《テーブルロール》をご参照ください。そろそろ寒くなってきたので、16時間寝かせました。

②にんじんの皮をむいて摩り下ろし、生クリームを足して100ccにします。


 摩り下ろしたものを計量カップに入れていきますが、ぎゅうぎゅうに押し付けない事。カップを軽くたたいて目分量で80ccくらいに調節します。
 カロリーが気になる方は、生クリームを牛乳に替えても。

③ケースにアーモンド以外の材料を入れ、食パンコースをスタートさせます。


 投入の順番については《テーブルロール》をご参照ください。東芝HBを使っています。

④こねが終了したらスライスアーモンドを散らします。


 焼き上がるまでに2度のガス抜きがあるので、薄いアーモンドスライスが適当に砕けてくれる事を狙った作業です。こねが終わったら、生地の表面全体にまんべんなく散らしておくといいと思います。

⑤最後まで焼き上げます。



 こねている間はにんじん風味がぷんぷんしていましたが、焼き上がるとバターの香りがふわん。全体として油脂が多いせいか、ちょっとリッチな仕上がりです。冷めたほうが断然生地が落ち着いていておいしい。にんじん嫌いにはとてもいいと思いますが、にんじん好きには物足りないかも。トーストすると一瞬香ってくるような気もしますが。


 蜂蜜との相性がとてもいいパンです。薄切りのりんごを乗せて食べると、アーモンドの香ばしさが引き立ってこれもおいしい。レタスやキュウリなど、生野菜を添えて食べるのもお勧めです。


 にんじんによって水分量も変わってくるかもしれません。生クリームを足して90ccにしておくと無難かも。


 スライスアーモンドをダイスアーモンドに置き換えてもいいと思います。ホール(丸ごと)のアーモンドを使う時は、大きさが適当に砕けるように調節しなければなりません。ミックスコールで入れるなり最初から入れるなりしてお好みの大きさにどうぞ。



にんじんアーモンド
 ◎2003年11月15日製作

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