卵風味たっぷりの優しい味は、なぜかあのマドレーヌを思い出させます。中種にはハスカップの酸味やわずかな渋味があったのに、パンにしてみたら全部消えてしまいました。酵母臭も全くないので、パンとは思えないくらいです。
強力粉 200g
ハスカップ酵母の中種 大さじ2
蜂蜜 大さじ2
卵黄 1個
スキムミルク 大さじ1
塩 小さじ2分の1
バター 25g
水 80cc
①大きめのボールに中種を入れ、分量の水から半量ほどを加えてよく混ぜます。
②蜂蜜と卵黄を加えて混ぜ、粉の半量もざっと合わせます。
③残りの粉を加えて水分量を調節し、少し置いてから塩とスキムミルクを加えます。
④伸びがよくなるまでしっかりとこね、バターを練り込んで更によくこね合わせます。
⑤ボールにラップをかけ、2倍以上になるまで1次発酵させます。
⑥バターを塗ったブリオッシュ型に分け入れて2次発酵させます。
⑦徐々に温度を上げて焼成します。
焼き立てでもパリッとした感じがないので失敗かと思ったのですが、食べてみるとふわふわでびっくり。卵黄が1個入っているだけなのに、こんなに卵の風味がするのにも驚きです。
翌日も甘くて優しい風味はそのまま。3日目は早くもパサついていましたが、レンジで温めて蒸しパンのようなおいしさを楽しめました。いくらでも食べたくなる味です。
瓶に入っているものがハスカップの酵母。ハスカップの色が濃く出てジュースのようです。中に実も残してあって、揺するとシュワッとガスを発生します。香りもワインのようで飲みたくなってしまいます。