マスクオブじねん堂の日記

マスクオブじねん堂の日記

2012/11/24
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註:本エントリーは当院ホームページの『加圧トレーニングでダイエットをご希望の皆様へ』に一部加筆したものです。


ダイエット目的で加圧トレーニングを利用したいというお客様からの問い合せを度々頂きます。

そこで必ずお話しするのが、 加圧トレーニングのみで見る見るうちに痩せていくことなどあり得ない ということ。


加圧トレーニングがどれほど画期的な方法といえども所詮は筋力トレーニングなのです。


軽い負荷を用いたトレーニングで重い負荷を用いたトレーニングと同じような効果を得る事が出来る方法でしかありません。

もちろんそれが素晴らしい事なのですが、その時に使われるエネルギーは主に糖質。

もし加圧トレーニングによって脂肪がどんどん燃焼されていくと認識されているのであれば、それは誤りです。

特に筋肉を大きくしたくないとお考えの場合、加圧トレーニングは脂肪の分解を促す手段とお考えください。

加圧トレーニング終了後15分ほどで成長ホルモンの分泌がピークを迎え、成長ホルモンによる脂肪の分解は加圧トレーニング終了後約1時間後から始まり、約2時間後にピークを迎えるとされています。



そうしないと分解された脂肪は再び身体のどこかへ吸収されると考えられています。

「加圧トレーニング中(と、直後いくらかの時間)にも脂肪がエネルギー源として使われている。」 と言う指導者もいますし、確かにその通りだとは思いますが、 それが加圧トレーニング後の運動を行わなくても良いという理由にはなりえません 。

せっかく分解されているときに使わなくてどうするんですか?

勿体ない。


また、 加圧をしてエアロビクスなどの運動をすれば良い という考え方も、いささか短絡的ではないかと感じます。


まず、この方法では加圧トレーニングを用いたダイエットの基本的で最も重要な考え方である、『成長ホルモンの働きで脂肪を分解する』という部分が抜けてしまっています。

そして、 強く加圧した状態で持続的で動きの大きいエアロビクスなどを行うと、心拍数が上がりすぎたり気分が悪くなったりしやすい傾向にあります 。

したがって加圧する強さを落とさなければ運動の持続が困難になり、圧を落とすということは、それだけ血液を溜めることが出来なくなりますので、加圧トレーニングそのものの効果も薄れてしまいます。



個人的な見解として、さらっと加圧してすぐさま鏡の前でインストラクターの真似をしながらシャカシャカ動く種類のエクササイズで効果が出たと言うのなら、それは加圧トレーニングというよりも、シャカシャカ動く種類のエクササイズで効果が出たんだと考えています。

シャカシャカ動く種類のエクササイズに『毛を生やす』程度の効果はあったかもしれませんが、それなら尚更、別々にやったらいいじゃないかと感じてしまうんです。

そんな中途半端なもののために『加圧トレーニンング料』を支払うのって、なんだか馬鹿らしい。

加圧せずにガンガン動いた方がマシです。


さらに強調したいことは、 集団指導を行っている施設に、この種のエクササイズを提供するところが多い

集団指導なら尚更、お客様個人に対する強度調節などのフォローが疎かになってしまいます。

ベルトの装着は有資格者が行って、有資格者が鏡の前でヒラヒラ見本を見せている間は、後ろから無資格者が動きや状態をチェックすれば良いような感じもしますが、加圧トレーニング指導はマンツーマンで行う事を加圧JAPANから義務付けられていて、このマンツーマンとは有資格者と利用者のマンツーマンってことですので、れっきとした違反行為です。

素人には最適な強度調節なんてとても無理。

それだけ加圧トレーニングは熟練が必要で危険なものなんですよ。

平気で集団指導を行うなんて、加圧トレーニングを舐めているか、本来の効果を知らないか、危険性を承知で利益を得るためにやっているか。

いずれにせよ、加圧トレーニングどころか、人の身体に影響を及ぼす種類のサービスを提供する資格のない者の所業ですね。


加圧トレーニングでダイエットを希望される皆様にご留意頂きたいのは



2.強く加圧してのエアロビクスは危険

3.弱く加圧してのエアロビクスは加圧自体の効果が小さい

4.加圧トレーニング(筋トレ)→脂肪燃焼のための運動が基本

5.集団指導をやっている施設に注意!!


こんなところです。


当院における加圧トレーニングを用いたダイエットは…

まず『しっかり加圧』して『レジスタンス運動』を行い、そのあと『脂肪を燃焼する運動』をしていただく。

もちろん『食事のコントロール』も欠かせない。

そんな極々基本的な考え方に基づいて提供されています。

地味ですけど、一番効果的ですよ。


(追記)

この場合のエアロビクスとは、有酸素運動全般のことではなく、鏡の前でインストラクターの真似をして持続的で動きの大きい運動を行う『いわゆるエアロビクス』のことです。

また、乳酸耐性をつけたいなど、特別に目的のある場合は当院でもこの種の持続的なエクササイズを行うことがあります。

あ、それから留意していただきたいことに

6.食事のコントロールも重要

これを追加せねばなりませんね。

加圧トレーニングでダイエットに挑んでいらっしゃる皆様、参考になれば幸いです。





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Last updated  2012/11/25 08:42:19 PM
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