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自己啓発、人間学、箴言など

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自己啓発、人間学、箴言・名言など

古今東西に先哲・聖人などの名言や箴言などは、非常に多くありますね。
自分の場合は、特に、拘っているのは、それほどありませんが、人生、いろいろといいことばかりではなく、厳しい経験や辛いことも現実にありますね。
そんな時に私の経験としてのまとめをしてゆきたく思います。
ランダムになってしまいますが、ご了承ください。
なお、政治、宗教、思想など特に狂信的に拘っていることはありませんのでお断りしておきます。このコーナーは非常に時間のかかる課題ですので少しづつ更新してゆきます。
教訓として「知っていることとできる」ことは大きく違います。凡人の自分には、先哲の教えには、とてもその足元に及ぶことは一生難解なことですが、一歩でも近づけるようにしたいものです。中国古典に「謙のみ福を受く」というのがあります。足るを知るにも通じますね。
若い頃は、つっぱしてゆくことも必要です。経験は何よりの宝です。私見では、それぞれの先哲の教えは、しっかり整理し、感情におぼれず、引き出しに整理をしておき、いざという時にさっと取り出してリスクや災難・悩み等々人生に起こるドラマの現実に上手にコンテンツとして使ってゆくことだと考えます。(反対論も多いのは重々承知です)いざという時に生かされないと頭でっかちになるので要注意です。また、人生は塞翁が馬ですのでどんなにすばらしい教えもそれがすべてではありません。様々な方向から見る見識を養うことも大切です。

○3大宗教 宗教の世界で特に、下記の宗教は、宗派・歴史・組織等が膨大にありすぎてとても簡単に表現できませんことは言うまでもありません。徐々に、追加させてもらいます。平和が一番。宗教の宗の字は心という意味です。したがって、宗教は心を教えると読めます。宗教は過渡期と思っています。鋭意努力が必要なのでしょう。
 1、仏教 釈尊の教えは、基本は、慈悲と寛容と考えます。
 1、キリスト教 愛
 1、イスラム教 平等

上記3大聖人である釈尊、キリスト、マホメットにもう一人孔子がいます。この4人を歴史上4大聖人とも言われています。「論語」でおなじみの孔子は、宗教というわけでなく、儒教。
また、日本では、神道がある。
〈神道〉のこころ ( 著者: 葉室頼昭 | 出版社: 春秋社 ) 筆者は詳しく知ってはいないが、神道を簡単にいえば、厄除け、厄落とし、禊ということのように思います。正月をはじめ、日本人は、多くの影響を受け、風水も根強いし、天照大神、陰陽五行説(陰陽師)、寺社習合、仏教の寺請制度、廃仏毀釈もあり、大きく仏教ともども江戸時代から現代まで変化があり、正直よくわからないのが神道でもある。しかし、出雲大社、伊勢神宮はじめ、多くの人が神社にお参りに行くことや各地でお祭りなどの行事はまだまだ健在であります。それだけ、習慣、伝統も重視する国民性を感じます。(信仰心が篤いかどうか?は不明です)
南無阿弥陀仏
当家は、浄土真宗のSというお寺の檀家 親鸞上人の「南無阿弥陀仏」

宗教的カテゴリーに入る先哲や聖人、個人的に影響も受けた人物なども徐々に掲載してゆきます。
*中村元 元東大名誉教授
新編 ブッダの世界 中村元/編者
 「温かなこころ」(春秋社)に中村先生のお人柄が出ていると思います。生前、TVで拝見したことありますが、印哲では、第一人者とお聞きしています。晩年は、我々凡人にもわかるような解説が嬉しかったです。仏教もパーリア語をはじめ、難解な経典や説教も多くて、まず、文章的に文学的に理解しようとするとますますわからなくなるいわゆる禅問答みたいになりがちですね。一生、勉強なんでしょう。中村先生のご冥福も祈ります。

仏教関連の学者などには、松原泰道氏、ひろさちや氏、紀野一義氏、山折哲雄氏など著名な先生方が多くいらっしゃいます。すべて書けませんが、筆者は、紀野先生にはご指導いただいた経験があります。

○聖徳太子
聖徳太子の真実 ( 著者: 大山誠一 | 出版社: 平凡社 )
「和を以って尊しと為す」
聖徳太子は十七条憲法といい、壱万円札としても馴染みがありますね。
ありがたや!あの政治、経済、文化など整備されていない時代に日本の基礎とも言える考え方を作ってくれた偉大な先人ですね。日本仏教の開拓者的存在で、ファウンダーともいえます。没後、大化の改新で更に進化したとも言われます。しかし、聖徳太子一族は、蘇我入鹿に法隆寺で皆殺しで悲惨でしたが、心が哲学や宗教になって現代に生きていると思います。

○最澄 (伝教大師)と 空海 (弘法大師)
仏画ポスター 弘法大師空海
最澄は天台宗の祖。比叡山。論理的仏教、総合的仏教と仏教学者のあるK先生からお聞きしたことがあります。一方の高僧同時代の空海 弘法大師と遣唐使で一度対面しているようです。非常に優秀で今でいう国の留学生で中国に渡り、法華経を日本に持ち帰ったと思われます。空海は、どちらかというと庶民派で高野山が大本山。真言密教。弘法も筆のあやまりなど筆者も個人的に親近感はあります。このあたりも専門家に詳細はお聞きください。当地信州にも天台宗と真言密教寺院は数多くあります。特に、最澄の総合的仏教の基礎を築かれたことは歴史上重要かと思います。

○法然と親鸞
法然の哀しみ(上)( 著者: 梅原猛 | 出版社: 小学館 )
親鸞 図解雑学 ( 著者: 仙波芳一 | 出版社: ナツメ社 )
法然は浄土宗の開祖。なむ~の南無阿弥陀仏。本山知恩院。他力本願として有名ですね。大変な秀才であったとあります。そして、同じ浄土門浄土真宗親鸞は、本山西本願寺。悪人正機「善人なほもて往生をとぐ。いはんや悪人をや・・・」親鸞は、恵信尼を妻帯し、破天荒な僧侶で頓知の臨在宗一休禅師も私淑しており、似ていたのかもしれません。ちなみに、当家は浄土真宗の檀家。まあ、筆者は信仰心に篤いタイプではありませんが、浄土門は若干癒し系なのかもしれません(私見では)日蓮宗や禅宗は厳しいと感じております。

○禅宗 道元、栄西、臨済宗中興の祖白隠、人気ある沢庵、一休、良寛、快川など傑僧・高僧が多く輩出しています。

曹洞宗開祖
道元禅師の話
 道元は、正法眼蔵、現成公案、身心脱落、典座教訓、只管打坐など座禅に関するものが多い。いわゆる黙照禅、「本覚的」演繹法的。ただ黙って座れ!特に、座禅に特徴がある。本山は、永平寺。筆者の近所にも曹洞宗のお寺がよく見ると結構多くあります。個人的には、淡々とした侘びや渋みなどをよく感じます。
「仏道をならうというは、自己をならう也。自己をならうというは、自己をわするるなり。自己をわするるというは、万法に証せらるるなり。・・・・・」生かされて生きるということ。
臨済宗開祖 栄西は、臨済宗の開祖としてだけでなく、中国からお茶の種を持ち帰り、茶の栽培を薦めた高僧。後の利休茶へと進展したといわれます。禅とお茶は、今ではコラボーレーション一般的です。一期一会。鎌倉寿福寺、京都建仁寺。臨済禅は、看話禅。数息禅、公案が有名で、しばしば頓知(一休禅師)などに見られるように「始覚的」帰納法的といわれる。臨済宗は「見性」。筆者は公案はとてもレベルが高く敷居が高いと思います。筆者の近所には、比較的、臨済宗はやや少ない印象です。教外別伝、不立文字、直指人心、見性成仏。

そして、白隠は、
【本】 般若心経/山田無文老大師 著(カセットテープ付) 当地長野県飯山市の正受庵にゆかりもあり、5世紀にひとりの逸材の禅者といわれる臨済宗中興の祖。「坐禅和讃」南無地獄大菩薩。筆者は、数年前、白隠の飯山での全国規模のイベントに参加しました。白隠の地獄とは?あるいは、書、絵などに圧倒された思い出があります。

禅十牛図
ここで禅宗で忘れられないのが十牛図 これは、僧が修行で行うだけでなく、一般人にも自分探しに悩む方にはいい勉強になります。

○日蓮
日蓮と佐渡新版 ( 著者: 田中圭一 | 出版社: 平安出版 )
日蓮宗 南無妙法蓮華経 法華経 立正安国論
佐渡流罪が大きな転換と開眼になったようです。日蓮の折伏(しゃくふく)は、厳しい父親や教師などと筆者はかさなります。天台の最澄もこちらのタイプでしょう。摂受は母親や母性本能とも似て、空海が近いかな?

○賀茂真淵
国学者 万葉集研究家。枕詞の解釈。古代の精神に帰ろうという思想。ますらをの手ぶり。下記の本居宣長とは水と油。

○本居宣長
同じく国学者。すべては楽しむ対象。たをやめぶり。真淵の万葉集に対して古今和歌集や新古今、源氏物語を好んだ宣長さん。好信楽。もののあわれ。筆者は、真淵も宣長もコインの裏表と考えます。どちらも真実でOKというスタンスです。現代社会も同じように混沌としていますね。演繹法と帰納法そして弁証法にも似ています。しかし、もののあわれは日本人として大事な感性。特に、自然、四季、山川草木を大事に生きる日本人の先輩たちに立ち返ることは生きるヒントや気付きもあると考えます。




○人間学 明治以降の近代では、中村天風、安岡正篤が両巨匠と考えます。
 1、中村天風 根幹の天風哲学は、心身統一法と積極と調和
   自分の場合は、財団法人天風会 会員でもあり、先生を大変尊敬して
   おります。
   主な著書 ○成功の実現 ○盛大な人生 ○心に成功の炎を ○天風   瞑想録 ○真人生の探求 ○研心抄 ○錬身抄
天風哲学で個人的に好きな霊性心・本心・良心に悖る行いの慎みが好きです。そして、天風哲学は、ヨーガも基本にあり、実践哲学です。実践してみると怠け者の自分には厳しいものがあります。誰にでもできるとは考えませんが、お勧めです。特に、試練や苦境に陥った時によい効果が期待できます。
安定打坐法
天風哲学の根幹の一つ 安定打坐法 ヨーガや禅宗・密教にも通じると思います。


   天風師に関しては、財団法人天風会、日本経営合理化協会などにお問   い合わせください。 
中村天風書
中村天風師直筆の書 有名な和歌ですね。
中村天風と植芝盛平気の確立 ( 著者: 藤平光一 | 出版社: 東洋経済新報社 )

 1、安岡正篤 安岡教学は知行合一。 陽明学など古典からの碩学が多い。 
安岡師は、「平成」の命名で有名です。故小渕幹事長に記憶あり。
   師友会という勉強会があるのでお問い合わせはそちらにお願いします
人間としての成長 東洋の古典から何をいかに学ぶか ( 著者: 安岡正篤 | 出版社: PHP研究所 )
縁尋機妙 多逢聖因
安岡先生の直弟子の下村先生から昔教えていただきました箴言 小生の好きな箴言のひとつ。

○心理学
 この領域も心を扱う学問として膨大にあり、徐々に更新いたします。私見では、東洋、西洋の融合とでもいいましょうか?
トランスパーソナル心理学に興味があります。論客でもあるケン・ウイルバーの「意識のスペクトル」(春秋社) という本が参考になりました。大変難解な書物です。
日本では、河合隼雄先生の考え方が好きでユング派心理学は教育、臨床心理などで現場に役立つ心理学かと考えます。
また、シュタイナー教育・心理学も最近脚光を浴びています。特に、日本教育での1プラス1=2という場合、逆に答え2になる計算をいくつも可能性を考えさせるというポイントに印象が深くあります。すなわち、1×2=2もあるし、3-1=2もありです。
そのほか、個人的には、A・マズローの「人間性心理学」の5段階欲求説はいい分析かと思います。


○思考と行動における言語
S・I・ハヤカワ著 岩波書店 アルフレッド・コージブスキーの一般意味論としても有名。一般意味論とは「言語その他の記号に対する人間の反応の研究であり、記号の刺激を持って、またそれを受けての人間の行動の研究である」
「地図と現地」というのがハヤカワ氏(日系アメリカ人 コージブスキーの高弟)の考え方では一番感動した話しです。現地とは、我々の生活や仕事など現実の世界であり、地図はマスコミ報道や知識、情報など車で言えば、ナビゲーションということかと思います。この地図と現地を上手く組み合わせて賢い生活や仕事などに日々努力するということなんでしょう。
つまり、良い現地に生きることと正しく夢のある地図をいかに手に入れてゆくか?ということかと思います。
この考え方は、趣向をいろいろと変えて現代社会に既に浸透していますね。

○哲学、論理学
演繹法と帰納法 そして、弁証法。
エックハルト、マルクス、ヘーゲルなどが有名ですが、私は、専門家で無いので割愛しますが、近代社会特に欧米で確立し、文明、経済、思想、教育などに大きな影響を与えてきたという印象です。
西洋哲学では、デカルト・カント・ショウペンハウエル、サルトルなども有名ですが、日本でも西田幾多郎。和辻哲郎や鈴木大拙の仏教哲学など世界的に高い評価と思います。

○江戸時代の熊沢蕃山や佐藤一斎
わが国陽明学の祖中江藤樹に師事し、陽明学、朱子学にも精通
「憂きことの なおこの身の上に 積もれかし 限りある身の いのち試さん」が大好きです。
碩学の大本かと思います。熊沢蕃山のような生き方は自分には、ちょっと無理ですが、凄い先哲の一人です。
誰でもわかる重職心得箇条 マネジメントの真髄十七カ条( 著者: 佐藤一斎 | 出版社: 平凡社 )
また、佐藤一斎は、「重職心得箇条」(小泉首相の座右の書とも聞きますが)「言志四録」が有名ですが、昌平講講師の教授として活躍。重い責任ある経営者、管理職などに箴言としても良い。江戸時代に熊沢蕃山、佐藤一斎はじめ碩学といえるすばらしい先生はいたのですね。

○新渡戸稲造
旧500円札でしたか?有名ですが、「武士道」を世界に紹介した功績があります。「ラストサムライ」の映画やイチロー、中田英寿などスポーツの世界でサムライが脚光浴びてはいますが、日本人も大きく変わったといわれます。新渡戸稲造氏の武士道精神は、また、よく勉強したいところです。「自分をもっと深く掘れ!」竹内均著もいい本です。

○宮沢賢治
宮沢賢治童話集 心に残るロングセラー名作10話 ( 著者: 宮沢賢治 / 北川幸比古 | 出版社: 世...
雨にも負けず・・・・
そういうものに 私はなりたい

「雨にも負けず 風にもまけず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な身体を持ち 欲はなく決していからず いつも静かに笑っている 一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ あらゆるこを自分を勘定にいれずに よくみききし分かり そして忘れず 野原の松の林の蔭の小さな萱葺きの小屋にいて 東に病気の子供あれば行って看病してやり 西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば行って恐がらなくてもいいと言い 北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い 日照りのときは涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き 皆にデクノボウと呼ばれ ほめられもせず 苦にもされず そういうもの 私はなりたい」

宮沢賢治は、死を覚悟し、次に生まれ変わったときの目標としていたらしいですね。(真意はよく知りません。どなたかご存知の方教えてくださいね!
すざまじい生き方です。自分にはできませんが、宮沢賢治の迫力にはいつも圧倒されます。

○ウルマン 「青春の歌」

青春
青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、災ゆる情熱、怯だをしりぞける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。
苦悶や、孤独や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く 驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時こそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。

○中国古典
中国古典には、皆様おなじみやご贔屓の古典が盛りだくさんあります。
それぞれが、専門家の学者や教授、その他薀蓄の或る方も多いので、概略にいたします。
中国古典には、ご存知のように中国4000年?の長い長い歴史があります。
代表的な古典は、易経、漢書、韓非子、近思録、菜根譚、三国志、詩経、十八史略、荀子、書経、荘子、孫子、大学、中庸、伝習録、墨子、孟子、礼記、老子、そして最も我々日本人にも馴染み深い論語などがあります。
また、老荘の思想も人気があります。老子のタオは私も好きです。
積善の家に余慶あり

菜根譚
菜根譚より 拙書 人間関係に必要な時に思い出しています。
「清にしてよく容るるあり 仁にしてよく断を善くす」

呂新吾 人間としての深み 1、深沈厚重 2、豪放磊落 3、聡明弁才
上記安岡先生も仰っています。一般的には、3番目が重要視されます。なかなか1・2番は難しいことです。

書経 「満は損を招き、謙は益を受く」

縁尋機妙(法苑珠林) 多逢聖因(地蔵本願経)
縁尋機妙 多逢聖因
その昔、安岡正篤先生高弟の元NBC専務理事の下村澄先生からご指導頂き、私の座右の銘にもなっております。いろいろな人との交流は大きな財産をもたらしてくれます。

○山本五十六
海燃ゆ 山本五十六の生涯 ( 著者: 工藤美代子 | 出版社: 講談社 )
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かず」
山本五十六
○柳生但馬の守
柳生兵庫助(津本陽)8冊揃
最近、葉隠(佐賀藩 武士道とは死ぬことと見つけたる)の三島由紀夫氏の本が脚光を浴びていますが、柳生家にも似た精神哲学を感じます。
「いよいよ究めて いよいよ迷い いよいよ識って いよいよ苦しむ 心こそ 心迷わす 心なり 心に心 心ゆるすな」
また、柳生家の家訓に「小才は、縁に出会って縁に気づかず 中才は、縁に気づいて縁を生かさず 大才は、袖すり合った縁をも生かす」とあります。「袖すり合うも他生の縁」ということで、情報化が進む現代も人のご縁は重要なことに変わりありません。

○宮本武蔵 五輪の書
日本武士道史上最高の剣豪といわれる武蔵。一昨年のNHK大河ドラマの印象が残っていますね。地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻。
武蔵の朝鍛夕錬「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」(水の巻)
個人的には、「仏神は貴し、仏神をたのまず」という独立道が凄いことです。「兵法三十五箇条」と共に有名である。また、書、絵などの才能も非凡。沢庵禅師「不動智神妙録」の影響も多くあったようである。武蔵の凄いところは単に論理や理屈・思想などの影響を受けても自分の体験からを五輪書などに残していることです。絵、書などにその迫力を感じます。金銭、名誉・ステータスなどを残したいのであれば権威などに従順になるなるべきですが、武蔵はあまりそんなことは考えていなかったと感じます。

○相田みつを
相田みつを いのちのことば 育てたように子は育つ
相田みつをファンは増えました。10年位まえに、熱心な友人がいて影響を受けました。「にんげんだもの」 「親切というおせっかい そっとしておくおもいやり」 「ふるいものを出さなければあたらしいものは入らない」「 願」 「一生感動 一生青春」
銀座に相田みつを美術館があります。一度、お出かけください。

○ドロシー・ロー・ノルト
子どもが育つ魔法の言葉 ( 著者: ドロシー・ロー・ノルト / レイチャル・ハリス | 出版社: PH...
子供が育つ魔法の言葉 南アメリカ在住の家庭教育コンサル。世界的なミリオンセラー。
皇太子様のご発言によってベストセラーが加速されていますね。
「プレッシャーをかけすぎると、子供は疲れてしまう」「好き勝手にさせると、子どもは人の気持ちに鈍感になる」「失敗を繰り返すと、子どもは自信を失う」「ひとりの人間として大切にされれば、子どもは思いやりのある人間になる」おおらかな家庭に育てば、子どもは考える力をはぐくむ」「親を信頼できる子どもは、本当のことを話してくれる」「愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ」など身に覚えの或ることばかり。

○金子みすず
26歳の若さで不遇の自殺の天才女性童話作家。悲しいですね。時代背景もああいう大正という閉鎖的、保守的な風潮も影響があったようです。現代に生きていたら・・・?と思ってしまいます。
非常に聡明で優秀だったとも聞きますが、純粋で潔癖な女性だったのかなあ?もったいないことです。
「青いお空の底ふかく、海の小石のそのように、夜がくるまで沈んでいる、昼のお星は目にみえぬ。
見えぬけどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」
など

○アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ
「話しを聞かない男、地図が読めない女」
男と女の溝、これは永遠のテーマ。非常に参考になりました。

○養老孟司「バカの壁」
バカの壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )
最初タイトルを見たときになんというタイトルか?と思いましたが、養老さんの真面目な論調に引きこもりました。話せばわかるの大うそは、自分もよく感じてたことです。複眼的に者や人間を見る見識が必要と思っています。年を取るとあまり頑固にならないようにしたいものですし、情報や変化にあまり過敏にならず、信念を持った生き方が必要なのでしょう。

○斎藤孝
声に出して読みたい日本語(3) ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 草思社 )
「声に出して読みたい日本語」でブレークしました。上記学識や教養ともだぶりますが、名言などを上手く整理され、わかりやすくなっていると感じます。案外、忘れていたことや昔習ったことが思い出されることも多く、勉強になると思います。正しい言葉や知識、名言などは、若いうちは単にお説教などに思われがちですが、人生様々な経験によって、よみがえってくることが多いのですね。よい言葉や教養や知識は顕在意識に刻まれ、いつの日か潜在意識や無意識領域に働きかけて、ひらめきなどに現れるといわれます。斎藤氏はまだ若いので今後の活躍を祈ります。

○EQとIQ
EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方 ( 著者: ダニエル・ゴールマン...
EQは、「心の知能指数」ダニエル・ゴールマンの本で脚光を浴びました。エモーショナル・インテリジェンス。IQは、実務には必要な能力です。EQは、心のソフトな面であり、どちらがいいとかということではないと考えます。両方万全なら最高なんですね。特に、EQは、心の理性を超えた本心・良心といったスピリチュアルな面があります。現在、偏差値や勝ち組・負け組みはじめ、効率や合理性などが圧倒的に世間では評価高いですが、はたして、どうか?筆者は、両方をバランスよく考えての理論や考え方などが出て来ていないのが不思議です。IQとEQは、どちらかに偏ったのは違うと思っています。なかなか難問ではありますが、現実的に考えてゆきたいですね。
ご意見もお待ちしております。

○飯田史彦
ソウルメイト。書簡をいただいたことがあります。講演も一度、拝聴しました。やさしい方です。飯田氏の本はほとんど読みましたが、一般の方にはどうなんでしょうか?小生は好きな先生の一人です。

○二宮金次郎
銅像 二宮尊徳像 37号
現在は少なくなってきていますが、昔の小学校には銅像がありました。筆者の小学校にも大きなのがありました。勤勉、節約、親孝行などのイメージがあります。熊沢蕃山や良寛にもたぶります。小田原藩の農民かた飢饉での民衆を助けたり、貧困の農村活性化、農民であったが小田原藩召抱え、江戸幕府重臣など大出世もした偉人。論語の影響がかなりあったようです。平成の現代金次郎は再注目されてきてもいるようだ。単なる人格者ではなく、技術や発想なども常に民衆や農民への使命(ミッション)を持った人物。近代的協同組合も考案したようです。やる気や夢を語る人や箴言する人は多いが、心がこもった金次郎の生き方も見習いたい先哲の一人と考えます。

○井の中の蛙
ことわざの裏とウラ
井の中の蛙 大海を知らず・・・は有名な壮士の言葉
小生も信州人で信州情報も発信しておりますが、山の中の蛙に成らないようにしたいものです。

PS,作者不明で論拠が明確ではありませんが、
井の中の蛙の後に、「されど、その深さを知れり、されど、天の深さ(青さ)を知れり、ただ、空の深さを知るのみ」と続きます。

●7つの習慣
7つの習慣
s・R・COVEY
世界1500万部、日本100万部突破。ベストセラー。
人間学として、脚光を浴びている。好著ですね。完読を目指します。




自分は、とても、まだ勉強不足ですが、孔子の論語はすばらしいと思います。「論語読みの論語知らず」にならないように気をつけたいものです。
野球で使う敬遠も論語から来ているなど例がたくさんあります。中国、韓国などは、儒教の影響が大きいので「仁、義、礼、知、信」を重んじますね。
最近の日本はどうなんでしょうか?









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