世界の中心で、愛をさけぶ

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Sep 30, 2005

テーマ：たわごと(27392)

カテゴリ：日々雑感

世界の中心で、愛をさけぶ

映画、ＴＶで放映してましたね。

またもや寝てましたが・・(´Д｀)

最後の１時間だけ、観れました。。

ドラマの方も何回か観たんだけど、

う～ん(´・ω・｀)

って感じ。

あ。綾瀬はるかはかわいかったけどね。

映画もドラマも主題歌効果が大きいんじゃないかと。

「瞳をとじて」と、「かたちあるもの」

すごいよかった。
よく聴いてました。

が、ストーリーの内容自体は、

まあこの手の内容は
好きじゃないのもあるんですが、

感情移入できないというか、

全然泣けねえ。。

大人になった朔みてても
なんかｲﾗｲﾗするよ・・。

１３のときに同じような経験しましたが、
現実、あんなもんやないです。

まあ、今は助かる病気になってきたけど、

当時、医学書抱え込んで、
毎日のように読んでましたが、
そうしたところで絶望しかないわけです。

で、医学書って、どれ読んだって、

結局読んだところで、
どうしようもなかったんですよ。

白血病がどんな病気か説明出来るようになって、
種類や型が言えるようになって、

原因、症状、治療法、その副作用、
生存率のパーセンテージ、、、

繰り返し読んでたらそりゃもう、
いやでもそんなの記憶してしまうしかなく。

知識詰め込んだところで、
なんの意味も成さないわけですよ。
病気の本人を助けられるでもないし。

寝ても覚めても白血病のことばっか考えてたんで、
もう潜在意識のなかに刷り込まれちゃってて、

友だちとの会話なんかでも
「ﾊｯｹﾂﾋﾞｮｳ」ってワードが出ると、
もうﾋﾞｸついてたり。

ＴＶニュースで殺人犯とかが映ってたりすると、
なんでこんなのがのうのうと生きてるんだとか、

こんなやつ死ねばいいのにとか、
平気で思うようになってました。

当時のあたしは、
なんで今の自分は中学生なん。
って、自分の無力さを呪ってました。

はやく歳とりたかったです。
結局なんかあると親の監督責任だと言われ、
中学生なんて何も解らぬ子供扱いで。

じゃあ大人になればどんなことでも、
きっと余裕で解決できるんだろうと
そう思ってました。

けどさ。

歳重ねていく毎に、
それが勘違いだったってことを
幾度となく痛感したんですよね。

中学生んときの自分の方が、
あらゆる意味でタフだったっていうか。

ドラクエで言えば、
経験値稼ぐ度に、
あたしの脳は、いらん学習してるみたいな感じ。

戦闘力おちました。
みたいな。

ｾｶﾁｭｳでね、

朔が「助けてください」って叫んでも、
周りの景色や人は止まることなく・・
っていう空港でのワンシーンがあるんですが。

あれがいちばんリアルを表してるとあたしは思います。

はい。まんまですよあれ。

たとえ残酷な現実を目の前にしたところで、
時間は止まってくれないし、

自分が立ち止まったところで、
世の中はいつもどおりです。

同じ様に朝が来て、

地下鉄は定刻どおりに動いて、
人は急ぎながら歩き、
社会は動いてて、

絶対待ってはくれないんです。

まあ、そんなの当たり前のことなんですが、
周りは昨日とちっとも変わらず動いてるってことが、
何だかすごいショックでしたよあの頃は。

諸行は無常なり。

過去を振り返ってｾﾝﾁﾒﾝﾀﾙに浸る気はさらさら無いですが、
今はやっぱり、よき時代になったと思ってます。

当時は、骨髄バンクこそあったものの、
発足したばかりでドナー登録者もほんと少なかったんです。

白血病。
あのアンディ・フグでも勝てなかった病気です。

ｳﾁの会社でも現在、
白血病の治療中の人がいます。

いまは医学も発達してて、
薬もいいのがあるらしいです。

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