秘密

。。.,*´☆*☆。秘密.*☆*´*.。。

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私には2人の娘がいる。
長女はチャーミーを飼いたいと言った張本人だもの。
もちろん動物は大好きだ。
でも次女は犬も猫もまったくダメな動物嫌い。困ったもんだ。



当時次女は小学1年生だった。
いくら動物が嫌いでも親のする事に逆らう年齢じゃない。

だから、チャーミーがうちの子になった事は認めてくれたけれど、
怖がって『わぁんわぁん』泣いた。
子猫は動きもチョコチョコして激しいし
遊んでほしくて手にジャレて来る。
娘はチャーミーが少しでも寄って来るとおお泣きして逃げ惑った。

これには本当に困った。

『怖くなんかないよ~。遊びたいだけなんだよ~』といくら言っても
チャーミーは次女にとっては怖くて恐ろしい怪獣に見えたらしい(笑)



夜、寝るときが1番困った。

私と娘達は同じ部屋で寝ていたから、そこにチャミーがやってくると
寝ていても熟睡できず、すぐに悲鳴を上げて飛び起きてしまう。
娘と2人で眠れない毎日~。


そんな生活はどのくらい続いたんだっけ・・・・・。





今次女は18歳になり動物に携わる仕事がしたいと一生懸命頑張っている。
あの時のあの子がこんなステキな夢を持つなんて
あの時は想像すら出来なかった事だ。


チャーミーがうちにやって来てくれたから・・・。


チャーミーとの出会いは娘の人生まで変えてしまったんだね。




2つ目の問題。
それはは単身赴任中のパパの事である。
何しろ相談もしないで勝手に決めてしまったし
あのパパもどう考えても動物好きとは思えなかったから~。


赴任先は長野県。
仕事も忙しく家に帰って来れるのは月に1度くらいだったパパ。
電話で何度も話そう~と思った。
でも反対されるのが怖くて私はなかなか言い出せずにいたんだ。




1週間。2週間。打ち明けられない日々。

とうとうパパが帰って来る日。
『パパがいなくて寂しいから猫を飼う事にしちゃった』って
チャラッっと言ってしまえばいいかぁ~。
でもそんなにうまく行くかしら?

不安!!!



当日、パパが帰って来たのを真っ先に出迎えたのはナントチャーミーだった。

『ニャ~』

パパは目をまん丸にして『う、うちの猫?』


この子がどうして我が家にやって来る事になったのか、私は延々と説明した。
初めはびっくり眼で話を聞いていたパパも
『うん。うん。』とうなずいてくれている。
そして、留めは『パパがいなくて・・・』の殺し文句。
これはかなり効いたらしい~。

この殺し文句と長女の『飼いた~い!!』の雄たけびと、
チャーミーの可愛いお出迎え
3つ揃って
認めないわけには行かなくなった・・・パパの後日談。(笑)



あんなに心配していたのが嘘みたいだった☆
パパもすっかりチャーミーの虜になってしまったようだ。
しめしめ・・・。



この頃になると、次女も少しづつチャーミーに慣れ初めて来ていた。

2つの問題はほとんど解決。いいぞ~。





残る問題は1つ。
ただこれが私にとって1番の大問題だったの・・・。。。.,*´☆*☆。.*☆

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