ブランド紅茶&おやつ大好き♪

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2023.06.04
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カテゴリ: 食いしん坊な日常
【タイトル】『百歳ゆきゆきて』
【著者名/訳者名】宇野千代
【出版社】世界文化社
【出版年】2002年
 宇野千代の随筆が三十七作品。生まれから始まって、九十七歳まで、年齢順に写真付きで楽しめます。
 宇野千代の押しの強さが、一番面白かったです。
 文章から、情熱というか、生命エネルギーが溢れています。
 それでいて、『文章のみがき方』(辰濃和男:著 岩波新書)には、肩の力を抜いて書いていこうという例で紹介されているのですから、不思議な感じがします。
 確かに、「小説は誰にでも書ける」という題名で、この言葉から始まって、毎日、座って書くことや、頭に浮かんだことを書くことを勧めてはいます。
 けれども、全体を読むと、恐ろしく難易度の高いことが書いてあるような印象を受けました。
 そりゃ、後のどんな大家も、始めの一歩があるのでしょうけれど。
 あと、ところどころに写真があって、宇野千代の若い頃の姿が、こりゃ、尾崎史郎も梶井基次郎も惚れるだろうなーと思わせるような感じです。私は文豪好きなので、二人に関するエピソードも読んでいて楽しかったし、女流文学者会の集合写真を見たって、宇野千代の立ち姿が際立っているので、納得できます。
 宇野千代の自由自在さやタフさを楽しめる随筆集でした。





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最終更新日  2023.06.04 06:14:46
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