よーちゃんの癒しの旅

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2002 カナダワーホリ滞在記

英語との出会い~留学までの道のり


英語に興味を持ったきっかけは小学4年生の時でした。

生まれて初めて一人で新幹線に乗り、祖母の家へ遊びに行ったその帰りの車内で、ソウルから来たという自称カメラマンのお姉さんたちに話しかけられました。

お姉さんたちのジェスチャーで到着時間を聞かれていることを察した私は、寝ていた隣のサングラスのお兄さんを揺さぶり起こし、「こ、この新幹線、な、何時に着きますか!!

そのとき、ソウルが国の名前なのか町の名前なのか全く分っていませんでしたが、違う言語で見知らぬ人に話しかけられたことにすっかり舞い上がってしまいました。
必死の形相の子供を前に安眠を妨げられたお兄さんも何ごとか!!と立ち上がられていましたが、さすがに怒る気にもならなかったようです。

時間を正確に伝えられたか記憶にありませんが、その後2時間、まったく英語が話せない私とまったく日本語が話せないお姉さんたちと、どうやってコミュニケーション取ったんでしょう。
お姉さんたちのビデオカメラにVサインを送り、私は持ってたラムネをあげて、ずっとニコニコ、ドキドキしていたのを断片的ですが覚えています。
もっと話せたら、お姉さんたちが言ってることがわかるのになぁ!
これが生まれて初めての異文化交流でした(笑)

それから、9年後、学生時代にアメリカのミズーリ州セントルイスからほどないフルトンという田舎町に1ヶ月間の短期留学に行く機会がありました。

初めての海外。

大きな道やトレーラー、この町は一体いつからここにあったんだろう~(ずっと昔に決まってるけど・・) とジーンと電信柱一本、一本にさえ深く感動。あの時は若かった~(笑)

そこでの寮生活でたくさんの人と仲良くなる機会があったのにもかかわらず、まったく話せないし、何言ってるのかわからない。
初めて行った海外での学生生活はカルチャーショックの連続でした。

それからさらに数年たち、海外や英語とは全く無縁の仕事と生活を送っていた私は社会人3年目になったある日突然、
「私はこのままでいいのだろうか。」
「 今しかやれないことは何だろう」 ・・・と悩み始めました。

外国に住んでみたいなぁ・・。
ふとそんな気持ちが頭をよぎりました。

当時まだパソコンが一家に一台なく、ネットで何でも情報が手に入る時代ではなかったので、まず本屋に行き、留学情報誌を買いました。

初めて行ったアメリカはいい思い出ばかりでしたので、アメリカに留学をしたいと思い留学斡旋某会社へ相談に行きました。

なんという偶然か、その夜、N.Yで9.11テロが起きました。
アメリカに行きたいと相談に行った夜の出来事です。
海外留学というだけで不安なのに、いっそう不安になり、そこでプランナーのお姉さんが薦めてくれたのがオーストラリアかカナダのバンクーバーでした。

私「 バンクーバー?それどこですか?」
その時はカナダ自体どの辺りにあるのか知らず、シアトルから北へ2時間ほどの町よと言われても、またまた・・・
私「 シアトルってどこですか?」
ほんと何も知らなかったです。

アメリカのシアトル、あの、イチロー選手の! 
私「あぁ~聞いたことがあります。」

・最初に行きたいと思ったアメリカからバンクーバーは近い。
・カナダの英語は訛りがない(イギリス英語よりアメリカ英語に興味があったし)
・寒いから、苦手な虫が少ない(根拠は寒いからってだけ)
・そして、カナダならワーホリ制度があるから働きながら、学校にも行けるわよ・・

わぉ!予算の乏しかった私はもうカナダ以外に行く場所はないような気さえ・・。
友達がオーストラリアに留学していたので、おいでよと誘われていましたが、誰もいない場所で一から初めてみたいという冒険心と、でっかい水ゴキブリ?(オーストラリアには出るってほんと?(T_T))がいないからカナダに大、大、決定!!
25歳の誕生日でした


→Vancouver町並み


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