ジュエリーデザイナーのインドア三昧。

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Mar 12, 2016
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恐怖ノ黒洋館(恐怖の黒屋敷)

恐怖ノ黒洋館

恐怖ノ黒洋館
価格:3,100円(税込、送料込)



私が観た映画のタイトルでは「恐怖の黒屋敷」でしたけど、
恐怖ノ黒洋館 というタイトルで出回っているようです。
2012年、カナダ映画。

亡くなった母親から大きな古い屋敷を相続した主人公。
宗教心が強すぎる母親と仲たがいしたまま別れていた主人公は、
その屋敷で奇妙な体験をすることに. . .

えー、正直言って映画のストーリー自体はあまり頭に入りませんでした。
シノプスを確認すると、「えっそんな映画だったっけ」という内容が書かれていた. . . 。



彼は、屋敷にとどまる母親の魂が、自分に何らかのメッセージを
送っていると信じ込むようになる。さらに屋敷内で起こる超常現象に、
母親の信仰に何か恐ろしい事実が潜んでいるのではと確信したレオンは…。
(ヤフー映画より)


当たり前といえば当たり前なんですけど、

うっぱらったはずのものが買い戻されて屋敷に集められている
こととかは理解したものの、
カルト集団の聖地となっていたことを後で知ったっていうのはびっくり。
なんか、最初に自殺事件を招いたカルトの話が出てきて、
主人公がカルトのことを全然知らなんだというのがまたびっくり。
ええーーー、何で知らなかったの???
もともと自分が相続するはずの家なら、調べろ。と心で突っ込み。
いや、調べなくてもカルトの大騒ぎをテレビニュースかなんかで見たら、
「あ、これ俺が住んでた家じゃん」とか気付け。
と、また心で突っ込み。
脚本のせいなのか、私の観方が悪いのか、


超常現象も、夢なのか現実なのかよくわからない境目の感じで
ぼんやり起きたりするので、なんか悪い夢を見たりしてるのかと
(母親と仲たがいしたまんまだったからうなされたの?)とか
勝手に解釈していました。
違うんかい。

というか、母親もカルトに入ってたのかと思ってました。
違うんかい。

最初にシノプスを読んで映画を観ないほうがいいこともあるけども、
この映画に関しては調べてから観たほうがよいかも。
そして何かよくわからんですが、母親が息子にあてたナレーションというのが、
この映画自体のナレーションとなってるせいなのか、
「母の愛」がテーマなのか(それにしてはぼんやりしてるようにも思えますが)?

この映画のみどころ、というとこの後に紹介する
映画とともに「美術」なのです。私的にには。
宗教がらみの家になっていただけあって、
天使の像なんてなかなか。
あとちょっと耽美な. . . 白孔雀のはく製だの、そういうのが
ごろごろしているので、
映画はいいから、っていうか主人公はいいから、
もっとそっちのバックを映しなさい。
とか思ったりして観た映画なのでした。

もう1度観るかというと、悩ましいですが。
しかしまったくストーリーを誤解して観てたらしいので、
もう1度は観てもよいのかもしれません。
あと、美術をまたガン見するために。

でも、超常現象とか、黒屋敷の名にふさわしいような
ダークゴシックホラー的な何かを期待すると外れます。

なんとなく、この映画から受けた印象は、
「母親と仲たがいしてた息子の心の葛藤」って感じなのでした。





鑑定士と顔のない依頼人




監督、脚本は「海の上のピアニスト」「ニュー・シネマ・パラダイス」の
ジュゼッペ・トルナトーレ。
2013年のイタリア映画で、音楽はエンリオ・モリコーネ、
主役はジェフリー・ラッシュともう、豪華な映画です。
ミステリ映画であり、また恋愛映画でもあります。

主人公の男性は、世界的に著名なオークショニアであり、
美術鑑定人。ただ、女性との付き合いが極端に下手であり、
その反動なのか、女性の肖像画をある隠し部屋に山のように集めて
観賞するということをしている。
その彼のところに、とある奇妙な鑑定の依頼が。
依頼者は若い女性だが、決して姿を見せない。
その理由とは. . .

そして、鑑定を依頼された屋敷で、不思議な機械のパーツを見つける主人公。
それは、行方がわからなくなっていたオートマタ、機械仕掛けの自動人形のものであるようだ。
その屋敷に行くたびに、ひとつ、また一つとそのパーツが見つかる。



映画や小説を楽しむときは、できる限り先読みしないようにしています。
犯人あてなどもしないほう。
ただ、この映画はいやでもなんというか、ある種の予感が強く匂うものであり、
またその通りになるんだよなあ、という映画なのでした。

ここで書くと映画のストーリーに触れすぎてしまうので自粛。
ただ、この映画でなにが素晴らしいかというと、セットや絵画ですね。
絵画はもちろん複製品でしょうが(あまりに世界的名画の数々がでますし)
ストーリーの流れとともにどんどんパーツが出てくるオートマタの誘惑。
そして、主人公が電話などをしているときにさりげなく後ろに映っている
様々なアンティークの家具、飾り、天井のシャンデリア、小物はもう
素晴らしいです。
これは好みによるとおもいますが、ヨーロピアンなアンティークものが
好きな人なら結構ぐっとくるはず。

また、最後に映る時計が山のように集まったカフェも秀逸。
本当にあるものならぜひ訪れてみたい魅力的なテイストでした。
ちょっと、スチームパンク風でもあり。
あと、謎の依頼人である女性の屋敷が、トロンプルイユ風というか、
だまし絵になってる部屋などがあるんですよ。
室内だけれど、屋外のような風景や神殿の柱が描かれているような、あれです。
その部屋も素敵で、こういう部屋いいなあ、と思わせるものでしたね。

映画自体は. . . そうですね、よい映画だとおもいます。
ただ、テーマ的にはちょっと. . . うーん。つらい部分もあり
(映画が面白くなくてつらいんではなく、得意ではないテーマっていうか
落ちが好きではない展開というか. . . 。)

ちょっとうちの機器の調子がよくなくて、
映像の状態がよくなかったので録画保存はしてないのですけども、
美術、アートの美しさだけでも、永久保存版に値する、と思うものでした、。





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Last updated  Mar 14, 2016 01:36:55 AM


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