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絵本を読み続けるYumi。絵を描き続けるMasami。おやつの仕度をしているMaki。
部屋にいる大人はこの3人、誰も「何かをしましょ」とは言ってくれない。
どうしたら良いか解らない。何をしたらいいのか、走ったり、暴れたりする子供たち。
でも それがしたかった事ではなかったんだね。
10分もしないうちにそれをやめてしまう。
表現するという事を子供の気持ちに気付き、共感することで伝わる嬉しさ、喜びを感じる、と思っていた その為に穏やかな時間を作ろうと。
でも穏やかな時間を作ったのは子供たちの方でした。私達が声を荒げたり、指示しなければいけない状況はそこには無かった。それどころか子供たちが繰り広げるStoryに穏やかな時間をもらったのは 大人たちの方でした。
嬉しそうに話すStoryに喜びを感じたのは私達の方でした。
君達に伝えたい何かがあった時、エイゴが君達に力をくれるよ。
私はそう思ってる。
またいつか 君達のStoryを聞かせてね。
今日の空はとくべつ青く雲はまぶしいくらいに白かった。
また涙がでてしまう。
Maki
表現と英語について。
ご存知だと思いますが、英語の世界というのは日本語に比べて、自身を表現することに大変重きを置いている言語だといえます。今回あえて、日本語でのワークショップとなりましたのは、まずは子どもたちからの言葉に耳を傾け、あふれ出てくる言葉を否定せず、受け止めよう、という趣旨からです。自信を持って言葉を語れなければ、英語を使っていくことは不可能です。今回 全員のお子様がStoryを作成し持ち帰れたわけではありませんが、お子様に想像力がない、というわけではありません。1時間30分という限られた時間の中でエンジンが掛からなかっただけだと、ご理解いただけると幸いです。ぜひ子どもたちの言葉にじっくり耳を傾け、お話しをしてみてください。とてもユニークで創造的な世界が広がっていることに気づかれるでしょう。
その時に、
細かく質問をしてみてください。
When, where, what, who, which, how
5W1Hと呼ばれる質問を子どもたちの言葉に組み合わせることで立派な『お話』となります。
『誰が来たの?』『どうしたの?』『それはどこなの?』『どうやって?』などです。
お子さんの絵を見るときのコツとしては
『コレはナニ?』ではなく
『○○ちゃんの絵についてお話しよう』と声をかけてください。
『何が見えるかな?』でスタートです。
きっと色んなStoryが展開されることでしょう。
ぜひご家庭でもお試しください。
パンケーキを焼き続けたマキより、ストーリ仕立ての報告が下に続いています。
子どもたちのイキイキとした表情が浮かんでくるような、でもフィクションではない本物のStoryです。
お楽しみくださいね。
サークルタイム代表
マサミ
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