シ.ク.ロ.グ

シ.ク.ロ.グ

2004/12/24
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カテゴリ: 恋愛勘違系
朝、起きて自室のデスクのところに行くと、リボンの掛かった箱が置いてあった。。。
サンタクロースが来たのか?しかし、靴下も下げてないし、そもそも我が家には煙突が無い。。。

ていうか、嫁の仕業であることは明白である。

中身はバーバーリーのカシミヤマフラーだった。(定価34,650円)

今年は夫が暴走気味なので、何かしておこうという事なのだろうか。。。。。
気持ち的なところは伝わってくるので、素直に喜んで受け取る。
せっかくなので早速、首に巻いて出勤してみる。

イブの朝は今年一番の冷え込みであったが、粋な演出で朝から気分は↑である。

夜は計画通りならSayとディナーとなる。

待合せ場所と時間を伝える。
特に否定しないので、そんなに嫌でもないみたいな?でもウキウキでもないみたいな。

仕事を終えて、待合せ場所に向かう途中Sayからメールが入ってくる。
待合せ時間にはまだ40分ある、このタイミングでの連絡という事は、
「もう着いたよ、早く来~い!!」な訳はない。
案の定、残念な知らせであった。
「風邪が悪化して、午後から急に熱が・・・」ということらしい
確かに、赤い顔してたよーな気がするし、思い当たらない訳でもない。
もともと、超ヒマなので誰でもいいから暇そうなのを誘っただけなので、
断られる事には何のダメージも無いのだが、さすがに40分前では軌道修正が困難である。
せめて前日に断ってくれれば。。。。


直前まで引っ張ってから断る人間が多いような気がする、最近そんな感じの事が多い。
飲み会の幹事を引き受ける(ていうか自発的に企画)事が多いからだが、
企画しない人には、自分の身勝手な行動が他人に迷惑掛ける事には気が付かないのだろうな。

「飲み会出る?」
「ちょっとその日は読めてないので、返事できない、いつまでなら大丈夫?」

連絡が無ければそれでお終いにすれば良いし。

ノリがいい人は、「その日は仕事入ってるんだけどちょっと考えさせて。」と言って
翌日には「打ち合わせの日程変えて貰ったんでその日は大丈夫!!」みたいな人もいる。
要するに、気持ちが強ければ、自分の未来は自分でコントロールできるわけだ。

困った人たちは逆な返事をするんだよね~
「飲み会出る?」
「ちょっとその日は読めてないけど、とりあえず参加でお願いします」


よっぽどの緊急事態が発生した場合はその限りでもないのだが、
一年間によっぽどの緊急事態が2~3回発生しているならば、
それは、毎日の仕事を真剣に取組んでいないツケが回ってるだけである。
きちんとやるべき事をやるべき時に済ませていれば、年に2~3回も
よっぽどの緊急事態なんか起こるはずがない。

「ちょっとその日は読めてないけど、とりあえず参加でお願いします」
これを分析してみる
◆とりあえず参加でお願いします
◇参加でのパート
・参加したい意思があることを匂わせる。
 最初から断ると付き合い悪いと思われるかも?
 中間はずれにしないで~、存在を認めて~
◇とりあえずのパート
・この場をとっとと切り抜けよう
 このメンバーといても楽しく無いんだよね
 誘ってくるからには、来て欲しいんだろうなショウガねぇ
乗り気じゃない部分と微妙な優越感が混在。
恐らくここで感じる優越感以上の快楽は飲み会そのものには存在しないのでしょう。
人間がちいせえ~
◆ちょっとその日は読めてないけど
出られないかも知れません、でもそれは私のせいではありません

総括!深読み~
⇒無責任な人間です、流されて生きてます、他人の迷惑なんか気になりません、
心の小さい私ですが嫌いにならないで欲しいとよ。ヒロシです。
って事になっちゃうんじゃないの~?

などと、マイナスな思考が駆け巡り、このままでは自分がだめになる!!と思ったので
あよいに電話してみる。
「もしもーし、お前今日は暇だろ?」
「暇じゃねーよ、バッキャロー」
「男?」
「友達・・・」
「あーねー」
「ていうか、いきなりシツレーなんじゃないの?」
「でも、半分は当たってたような気がするし」
「ていうかどうしたん」
「実はドタキャンでさー・・・」
などと取りとめのない話をして、通話を終えて時計を見ると1時間以上経過していた。(^_^;)
来月の携帯電話の請求が楽しみである、嘘っす。にしても付合が良いなぁ。
ていうか、俺より友達を選んでるんだから付合い悪いのか?
いや、でも先約があればしょうがないよな。今日の今日だからな。

気持ちのマイナス面は払拭されたが、超ヒマという現実は何も変化していない。
やっぱ、自ら夕食を支度して食べるしかない。
へたに外食して浮かれている奴等を見ると相対的にフコーを感じてしまう危険がある。

材料を購入するスーパーも重要だ、変に安さを売りにしている店はイケナイ。
男が一人でこんな日にちまちま買い物していると、寂しい奴と見られてしまうはず。
ここは必要以上に大量に物資を購入し、俺はパーティーの準備でここに来ているのさ~を演出する。
(一人分の夕飯材料があれば良いだけなのだが。。)
時間を潰すのが目的なので、完成された惣菜などには目もくれない
ローストビーフ用に最上級な牛肉など買ってみる。
これで、また俺の料理のレパートリーが広がって良い日だなー、心はすっかりポジティブ化した。

ただ、真直ぐ帰るとあまりにも時間が早いので、ちょっと寄り道していく。

風の谷に入っていくとテンチョがいきなり
テ「あれ?今日ドミレちゃんが来るので来ましたね?」と語りかけてくる。
俺『え?まじで』
テ「あー、さては予約表を盗み見しましたね?」
俺『ていうか、そんな汚い字読めないし、もともと予定あったし』
なんという偶然なのだろうか、もともとの予定が無くなったために、
ドミレとイブの夜を過ごせるなんて!!(二人きりって訳じゃないけど、全然OK)
神様!そういうことなんですね?勘違いしたままでいいんですね?
俺「じゃあ、帰って晩飯の支度してる場合じゃあないなぁ」
ということで居座る。
しばらくして、ガシャーン、チリンチリンチリン
!?
突然ドアが激しく開いた。

振り向くと息を切らしたドミレが立ちすくんでいた、片手にスパークリングワインを持って。。。
俺『ビックリしたぁ~、なんで息切れてるん?』
ド「あ、遅くなっちゃったから、走ってきたから」
ていうか、駐車場から5mないじゃん?意味わかんねー
ド「Tomopさん、これ飲んでください」
T「わぁー、ありがとうー」
俺『飲もうぜ、飲もうぜ』
ド「あんたに買ってきたんじゃないよ」
テ「まだ、仕事中なんで勘弁してくださいよ~」
俺『えー、まじー』

結構、いい感じで会話が盛り上がっていたが、20時を回った頃、
猛烈に腹が減って来たので飯を食いに家に帰る事にする。

俺「じゃあね」
ド「ん、バイバイ」
なんか、言葉に元気ないなぁ。。^_^;

ローストビーフも良いが、そんなん作ってるとカット&カラーの時間内に戻れない
(一時帰宅だったのだ~)
しかし、牛肉は無駄に出来ない、そうだ、カレーにしよう!!
牛肉をサイコロ状に切り刻む、おっと先ずは米を研いでおかないといかんな。
米を水に浸している間に下ごしらえを済ませ、炊いてる間にカレーが完成すればよい訳だ。
高級黒毛和牛を炒め、そこで出た牛脂を利用して玉葱、人参を炒める。
ジャガイモは電子レンジで調理して、後から鍋にいれる。
水を足して、コンソメを入れて煮込む。出てきた灰汁を丁寧に取りながら、
頃合をみてご飯を炊き始める。

クリスマスイブ スペシャル黒毛和牛カレーの完成である。
やっぱ高い牛肉はうまいぜ!!作成開始から1時間ちょっとで晩飯終了。
後の予定があると?一人の夕食にもワビシサなど感じないってか、
とにかく忙しいのでそんなん感じる暇なし、とっとと、風の谷に戻る。
俺「ただいまー」
テ「お帰りー」
T「なに食べたんですか?」
俺「や、自分でカレー作って食った」
T「えー、どこかで食べたんじゃ無いんですか」
俺「や、牛肉を無駄にしたく無かったんで」
T「はー??」
テ「鐵馬&鐵姫じゃ無かったんですか」
俺「なんかもう電気消えてるし」
ド「・・・・」(シャンプー中なので会話に混ざれず。)

今日がもう少しで終わろうかと言う頃、ドミレが仕上がってきた。
うーん、仕上がり直後はまた、一段とラブリーだよねぇ。。

俺「さー飲もう飲もう」とスパークリングワインの栓を抜き始める。
ド「なんで、こっちに向けてるん?」
俺「や、お約束かなあと・・・」
ド「殴っていい?」
テ「やっちゃえ、やっちゃえ」
俺「まーまー、ちゃんとやるから」
シュポン!!中身をこぼすこともなくあっけなく栓が抜ける。・・・外したあ~
ま、いいか。
T「ケーキも食べよう」
ド「ろうそく付けてもいい?」
テ「つけろ、つけろ」
ド「わー、かわいいー。誰が消すん?」
T「ドミレちゃんの誕生日なので、ドミレちゃんが」
ド「わー、1本6歳かよ~」
俺「てか、2ヶ月早いし、日にちも微妙にずれてるし・・」
T「早く、こっちの仲間になりなさーい」
俺「ミソジクラブ??」
T、ド「殴るよ!」
「カンパーイ」、「おー、これ美味いねー」、「こりゃいいや」

金色の液体の中を泡がゆっくりと登っていく。幸せを包み込んでいると言われるシャンペンの泡。
グラス越しにドミレを見つめながら、幸せになって欲しいなぁと思った。

俺「クリスマスだから、なんか買ってやろうか?」
ド「えー??」
テ「だったら、ターナリーが良いでしょう」(おいおい、1万5千円じゃん?)
俺「こないだターナリー自分で買ったばっかりじゃん?」
ド「え、でも使うものだから、いくつあってもいいし」(断れよ)
俺「悪くなっちゃうし」
ド「冷蔵庫で冷やしておくよ」(だから、断れっての。こんな時ばかり切り返し早いなぁ)
テ「こないだ、タクシー代わりに使ったんだし、往復でそのくらいいきますよ?」(痛い所を)
ド「そーだよ、偉かっただろ?」(た、確かに)
俺「う、それにもともとのディナーだったら1万円以上は使ってはいたな」(小声でつぶやく)
T「じゃあ、安いじゃないですか」(うわ、地獄耳)
俺「でも、ディナーの半分は俺が食べる訳だし」
テ「好きな女が、自分の投資できれいになる。最高じゃないですか」(リチャード・ギアですか?)
俺「まあ、確かに俺はドミレの事めっちゃ好きだし、きれいで居てくれるなら
  そのほうが良いけどって、俺の女じゃないし!!嫁にもターナリー買ってないし」
テ・T「かっこいいなー、好きな女に誠意を示して、さらに見返りを求めないなんて」
    (こ、この馬鹿夫婦は~)
俺「でも、ドミレは結構遠慮するタイプだし、好きでもない男からプレゼント貰っても嫌だろう?」
ド「嬉しい~、今年は誰からもクリスマスプレゼント貰えないって諦めてたの~」(マジかよー)
この2行のみで判断した場合、「私もあなたの事が好きです」になるよね?
しかも、俺が突き放した場合、あんたのせいで寂しいイブになったと悪者になっちゃうよね?

俺「わかりました、包んでください。。。」(負けた、流された、しかし心地よい敗北感である)
T・テ「お買い上げありがとうございます~」
ド「わーい、嬉しいなぁ~」
俺「なんか、上っ面っぽいなぁ~」
ド「そんなこと無いよ、ほら。(*^_^*)」とニッコリ笑う

カ・ワ・イ・イ、だめだ、メッチャ可愛い。
なんだかんだで、午前2時にクリスマスパーティー?は終了。
ヒマ潰すどころか、帰るに帰れないほど盛り上がってしまった。
神様、ありがとう。やっぱりそういうことで良いんですね。
ポジティブに考えて行動していれば良いことがあると。






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最終更新日  2005/01/05 06:26:12 PM
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