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知恵遅れの兄が お世話になっていた
施設の会報に載っていた話です
重度の障害を持たれた方が
死去された記事でした
ご両親に先立たれ
たった一人の肉親だった お兄さんにも死別されて
天涯孤独となって
その施設に入所されていたそうです
その方が 亡くなられたという記事
たしかに 人類愛と隣人愛によって
施設は経営されていますから
その方にとっては
安らかな人生の最期となったのでしょう
しかし
私には こんな悲劇もあるのか
という衝撃を感じたのは事実でした
家族なら 甘えることもできる
不平不満を 訴えることもできる
わがままを 言うことも
ごねることもできる
ただでさえ 不自由な身体
そして 天涯孤独の身
そして 一人で 天国に旅立つ
こんな人生もあるのかと
つくづく考えさせられたものです
この世限りの 一度だけの人生ならば
確かに「無駄」な人生にも思えるでしょう
一体 何の役に立ったのだ
本心では そう思う人も出てくるはずです
しかし 古今の聖賢が等しく説くように
人は魂であり 人生は修行の場です
様々な境遇で 役割として
人生修行をします
奉仕や感謝
そして愛や慈悲を
自他共に学ぶため
あえて 困難な環境で
生まれてくる魂もいるのです
どのような環境の どのような境遇の方でも
間違いなく その人生に意味はあります
全ての苦しみ 全ての人生は
愛と慈悲を学ぶために 存在しているのです