団塊レンジャー

団塊レンジャー

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

苦楽

苦楽

カレンダー

コメント新着

苦楽 @ Re:江戸の貨幣いろいろ(11/25) w1919takaさん ありがとうございます。 …
苦楽 @ Re:こんにちは(11/15) 原宿・六本木・新宿さん ありがとうござ…
w1919taka@ 江戸の貨幣いろいろ 有難うございます。大変勉強になりました。
w1919taka@ 色事は、四十からがおもしろい ご丁寧なご回答有難うございました。 前…
w1919taka@ Re[1]:色事は、四十からがおもしろい(11/16) 苦楽さん >w1919takaさん、ありがとうご…

フリーページ

2006.11.25
XML
カテゴリ: 江戸日記
三井越後屋




ちょうど良い機会なので、江戸の貨幣について
書きましょう。


でー、11月も25日でございます。

来週には、12月、師走に突入とあいなります。


江戸じゃ、師走は、節季払いの集金月で
ございましたね。

節季払いとは、盆と暮れに
年2回、まとめて支払いをする事なんです。



路地に入ってくる棒手振り(ぼてふり)の
行商人への支払いは、その場で現金を払ったが

米など、掛けで買うことが多かったようですな。


掛け売りが、盛んになった理由に

貨幣の多様性と、紙幣が無く
その重さのため持ち運びが不便で

まとめて支払いをした方が
便利だった事が上げられます。


お金の種類ですが、

まず、「両」は、どなたもご存知でしょう。

その下に「分」、さらにその下に「朱」。




一分が四朱で4進法だから、一両は十六朱になります。

この比率は、常に一定して変わることはありません。


一両は、小判で金貨

一分と一朱は、金貨も銀貨もあり

その他に二分と二朱の金貨と銀貨がありました。


  ややこしいので、はしょります。(笑)


もう一つ、真ん中に四角い穴のあいた「一文銭」と
同じ形で裏に波の模様のついたやや大きめの「四文銭」
がありました。

これらは銅貨で、
日常の買い物ではいちばんよく使われたんですね。


この「文」と「両」の交換比率は
一定していませんでした。

「銭相場」というのが立って
 交換比率は毎日変わったんです。


江戸時代のはじめには
一両を四千文(四貫文)でスタートしました。

次第に安くなり(インフレが進み)
六千文(六貫文)ぐらいの時が多かったようです。

江戸時代の最後の慶応年間になるとさらに下落して
ついに、10貫文までになってしまいました。


二八そばが、十六文とか
江戸時代の物の値段に、4の倍数が多かったのは
波銭と言われる四文銭が広く使われていたからです。


しかし、

これだけ貨幣単位が他種類あると
おつりが大変だろうとお思いでしょ。


ところが、どっこい

五十文と価格表示された物は、銅貨五十文で、
二朱としてあれば、金あるいは銀貨で支払うのが
原則でした。

それを、一両小判を出しても
おつりが無いからと断られてもしょうがない。


ですから、消費者は、あらかじめ両替屋で換金して
おくんです。

ちなみに、両替屋は、江戸市中でも300軒を超えました。

幕末・明治の豪商、安田善次郎は、奉公中にためた5両を元手に
小舟町の四つ辻で、しかも露天で、両替屋を始めたそうですよ。

文久三年(1863)のことです。


銅貨で百文単位の支払いをする時は
いちいち数えていては手間がかかるので

百緡(さし)二百緡と言って
ひもに百文あるいは二百文ずつまとめて通したので
受払をしました。

この場合、数える手間として、四文ずつ減らしているから
実際は九十六文が百文として通用わけですね。

  注)両替手数料が、4%であった事を示している。


寛永通宝一文銭1枚の目方は約3gだから
96枚で290g弱ある。

三百文の買い物といっても
約1kgの重さの銅貨で支払わなくてはならないから

月末や節季にまとめてはらう掛け売りが
普通になったのは当然ですよね。


三越デパートの前身、三井越後屋は、掛け値なしの現金払いで、
大人気だったんです。

掛け値、つまり掛け売りの利息分を安くして売ったんです。


値段が十両単位の呉服では
釣り銭も多くはいらなかったでしょう。

当時の越後屋の大ヒット商品は
仕立ての際に出る端切れだったんですが

こちらは「文」単位でどっさり売上があったそうです。

また、即日仕立て上げのサービスもあったそうですから
値段だけが、人気の秘密じゃなかったんですよー。



江戸商家の家訓に学ぶ-商いの原点-
(荒田弘司)


健康案内人ヤギ薬局

*画像は、現代の三井越後屋さん。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.11.25 16:44:55
コメント(2) | コメントを書く
[江戸日記] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


江戸の貨幣いろいろ  
w1919taka さん
有難うございます。大変勉強になりました。 (2006.12.02 07:19:16)

Re:江戸の貨幣いろいろ(11/25)  
苦楽  さん
w1919takaさん


やっとこちらのBlogになれて、いっぱい書かなくっちゃならないんですが

12月突入で、本業が、ちょいとばかしせわしない。(汗)

面白いネタを、アップするよう心がけますね。

お楽しみにっ! (2006.12.07 23:03:44)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: