中高年サラリーマンからの行政書士　独立・起業の舞台裏

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Dec 5, 2005

記憶ってあやふや

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テーマ：あなたの町の法律家♪行政書士！！(391)

カテゴリ：行政書士

　昨日までの日記に頂いたコメントや掲示板の書き込みは残念ながらありませんでした。

　実は昨日の日曜日は、警察に行って来ました。

　と言っても悪いことをした訳ではありませんし、仕事でもありません。例の３週間ほど前の事故の件で、色々あった末に結局「人身事故」と言うことで処理することになり（先方と保険会社で相談した結果）、その現場検証に行ってきたからです。

　でも面白いもので（と言っては申し訳ないですが）、事故当時の様子がお互い微妙に食い違っています。最初に揉めたのは、ぶつかった位置ですが、これについては警察の方と私の主張が一致したので良かったのですが、相手の方は納得しきれない様子でした。

　実は数年前、別の事件（交通事故ではありません）の時にも、私が記憶していた様子や、日時に関しても他の人間の記録（記憶ではなく、記録）では違う日付だったりした事が結構ありました。

　自分としてはまず間違いない、と思っている記憶が実は事実と違っていると判った時の感覚は不思議なものです。

　このように人間の記憶と言うのは、かなり不確かのもののようです。自分としてははっきり憶えている事が本当のことでない、と言うのはショックです。何を信じていいのか判らなくなると言っても過言ではないでしょう。

　これは人間の脳（だけかどうかは知りません）が、ある意味で自分の都合の良いように記憶を捻じ曲げる作用があるからではないかと思います。
　ひょっとしたら、人間の脳の記憶システムがそのような構造になっていて、正確に記憶できないのかもしれません。これはどうしようもないのかも知れません。

　話がそれちゃいましたが、このように記憶と言うのはかなりあやふやなものですから、できるだけ『記録』を残すようにした方がいいようです。

　今回のような事故であれば、現場の写真を撮っておく、と言うのは重要なことだと思います。今まででしたらカメラを常に持ち歩いている人はあまりいませんでしたが、今ではカメラ付き携帯を普通に持ち歩いているのですから、その場で写真を撮るのは造作もないことです。

　私もそのようにしておけばよかったと持っています。それ以外にも事故の様子などを、文章にして残しておく、と言うのも有効だと思います。細かい状況をあとで思い出そうとしても出てこない、違う形で記憶している、などと言うことは上で述べたように当たり前に起こります。

　私の例では、事故現場は警察署のすぐそばだったのですが、その建物の外壁の色が、記憶と全然違っていました。

　このように頭の中の記憶は時間と共に薄れるか、変形します。それを認識して対処することが、業務の上でも大切なのではないでしょうか。

　何とか最後は業務の話と結びつきました。ヨカッタ、ヨカッタ

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