Momente der Geborgenheit

Momente der Geborgenheit

「ごちそうさま」が聞きたくて



でも、わたしは知っている。
ダニエル君は一人でお昼ご飯を作って食べるのを面倒だと思ってることを。
だから、適当に学食やらファストフードで済ませていることを。

本当は、わたしは気づいていた。
わたしが料理を作ってあげるとダニエル君がとても喜ぶことを。
和食っぽいのはもちろん、日本人が作る洋食が興味深いと思っているから。

だから、わたしはこれから最低一日一食でもちゃんと自炊をしようと思う。
わたしと住むようになって、ダニエル君がちょっと太って
いいもの食べ過ぎてるんじゃない?って友達にお腹を掴まれながら
幸せそうにダニエル君が笑う日を夢見て。

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