かずよんちの家庭の事情++早産でも母乳育児諦めへんでぇ++

　　もうこの話題についての事を目にしたくないって方、もしおられましたら、
　　大変申し訳ありませんが、今日の日記は読み飛ばして下さい。

　　それと、ここに書く事はあくまでうち個人の考えと想いですので、他に色々な考えの方もいると思います。
　　決して、そういった別の考えを否定している訳ではありませんので、どうかご了承下さいね。

　　もしもこれを読んで、気分を害された方がいらっしゃったら、本当にごめんなさい。



　　まず、昨日の日記の補足から…

　　うちは別に、加害者の少年を擁護するつもりではありません。
　　そんな気、さらさら無いです。

　　犯した罪は罪、たとえ少年であってもそれは変わらないと思います。

　　ただ、彼の年齢があまりに幼い為に、ちょっとその親の気持ちも考えてしまったのです。

　　自分の子があんな風に壊れてしまったら、どうだろう？って考えて…
　　いたたまれない気持ちになりました。

　　昨日の日記を自分で読み返してみて、もしかしたら誤解を受ける事もありえるかな？
　　…って、ちょっと思ったので、補足しました。



　　あちこちで、少年法の改正が叫ばれています。

　　あれだけの凶悪犯罪を犯した加害者が、少年だというだけで、刑事的責任を逃れるのはおかしい…と。
　　罪には罰を与えるべきだと。

　　うちも、それは必要ではないかと思います。
　　今現在、現実として凶悪犯罪の低年齢化が進んでいる以上、それを裁く基準としての法律は必要だと。



　　でも、それだけでいいのかな？

　　起こってしまった哀しい犯罪を【裁く為の基準】をつくるだけでいいの？？
　　それで、少年少女の犯罪が減るのかな？

　　…うちは、それだけでは減らへんと思うなぁ。



　　だってね。


　　普通、ひとは何で悪い事を簡単にはやらへんの？

　　捕まるのが怖いから？
　　刑事的責任を負うのが怖いから？


　　違うよね。


　　悪い事をすれば、罪を負う事を知ってるから。
　　それが、怖いから。


　　ここで云う【罪】とは、刑事的責任の事ではありません。
　　ひとの行いについてまわる【罪】そのものの事です。

　　刑事的責任を問う事が出来ないからって、それは【罪】にならない訳やない。
　　悪事を犯した時点で、【罪】は発生してる。

　　たとえば見つからなくても、たとえば捕まらへんかったとしても…
　　【罪】はあるでしょう？

　　そしてそれは、そのひとが生きてる限り、ずっと自分の中についてまわる。


　　それが分かってるから、それが怖いから、ひとは簡単に悪事に手を出さへんのやと思います。


　　　　　『見つらへんかったら大丈夫』

　　　　　『捕まっても、どうせ刑事的責任を負う事はないやん』


　　それだけで、安心してひとが殺せますか？

　　…普通は、出来ないですよね。



　　だからね。


　　たとえ少年法を改正したって、それだけでは少年少女の犯罪は減らへんと思うねん。
　　そんな簡単な事やないと思う。


　　つまりさ…


　　いわゆる、【罪の意識】とか【良心のかしゃく】っていうの？
　　そういうのがマトモに働かへん子がいるんよね、きっと。
　　それに加えて、自分自身をコントロール出来ない性質を持ってたりする。

　　そういう子が育ってしまう限りは、絶対また同じ様な事が起こるんちゃうかな。

　　大人にだって、コントロール障害のひとは沢山いる。
　　それがこどもやったらなおさら…
　　暴走したっておかしくない。


　　きっと、刑事的責任があるとかないとか、そういう問題だけやない気がする。



　　もちろん、起こってしまった事件は、裁かなきゃいけない。

　　だから、その為の基準は必要やと思う。
　　一刻も早く、少年法は改正して欲しい。


　　でも…

　　今後の事を長い目で見て考えるなら、それ だけ じゃあかんのよね、きっと。

　　怖いけど、恐ろしいけど。
　　目をそらしてはいけない。

　　どうしたら、これ以上、こども達が壊れていかなくて済むのか。
　　おとな達は、しっかり見て、考えなくちゃいけない。



　　親という立場にいるうちらに…
　　これからこども達を育てていくうちらに、何が出来るんやろうね。

　　こんな恐ろしくて哀しい事件、もう二度と繰り返したくない。
　　もう見たくないよ。

　　ましてや自分のこどもを、【被害者】はもちろんの事、【加害者】にだってしたくない。


　　【子は親の鏡】


　　よく云うよね。
　　ホンマに、その通りやと思う。

　　こどもはホンマに、親からの影響を何よりも受けて育っていくよね。


　　もちろん、ある程度大きくなって、自分の意志で色んな行動をとる様になったら、
　　その先々で親以外のひとやものからも、色々な影響はあるやろうけど…

　　でもそれでも、それまでの時期に親からホンマに大切なものさえ学び取っていれば、
　　どんな出来事に出逢ったって、ちゃんと善悪の区別くらいつくと思うんよね。


　　だから結局、こどもがどう育つかって、【親次第】って部分がかなり大きいと思うな。


　　怖いよね。
　　ものすごく責任重大。

　　でも、こどもを持つって、そういう事なんよね。

　　かわいいだけやない。
　　簡単やない。

　　ちゃんと責任もって向き合っていかないとね。
　　自分のこども達なんやもん。



　　あの加害者の少年の親御さんたちにも、ちゃんと向き合って貰いたいです。


　　たとえ壊れてしまっても、自分のこどもである事に変わりは無いんやから。

　　縁なんて切っても切れやしない。
　　まして、忘れたり、何も無かった様になんて出来る筈も無い。

　　それなら、向き合うしかない。
　　受け入れるしかない。


　　子は親の鏡。


　　この事件はある意味、自分のしてきた事の結果やと、そう受け入れなきゃいけない。

　　逃げないで。
　　目をそらさないで。

　　ちゃんと最後まで、親の責任を果たして欲しいです。




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