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先週、新型のiPhone3GS が発売になりました。私が使っているiPhone3G と比べると、動画が撮影可能になったこと、カメラの画素数が300万画素になり、オートフォーカスやマクロモードが搭載されたこと。電子コンパスが内蔵されたことなどが、機能的な違いのようです。これらの機能UPに関しては、電子コンパス以外は個人的にはほとんど興味はないのですが、「あらゆる操作で処理速度が2倍以上の高速化を実現」をうたうために強化されたプロセッサーやキャッシュ、256mbになったメモリのなどは非常に魅力的です。見た目の機能には派手な変更はありませんが、確実に3G の弱点を克服してきた感のある3GS。本音の話をすれば買い換えたいところですが、3G の契約があと1年残っているし、おそらく1年後にはさらに進化した新型が発表されるでしょうから、今回は我慢します。そのためにも、「絶対に実機には触るまい」と心に硬く誓っているところです。写真は、バリで撮影したギンガメアジの群れ。川が流れるように泳ぎ去るギンガメたちのスピーディーな爽快感は3GS の使用感に通じるものがあるのでしょうね。 ほしい…。
2009/06/29
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先日の錦江湾でのダイビング時に新たに導入した水中ライトをはじめて使用しました。今まで高性能水中ライトといえば、HIDバルブを用いたUK LIGHT CANNONやDarkbusterシリーズなどがポピュラーな存在でしたが、光量調節ができないこと、フル発光までに時間がかかること、稀にチラつきが発生すること、急激なスイッチのオンオフは回路を傷めるので取り扱いを慎重に行わないといけないことなどいくつかの弱点がありました。私の場合、今までメインのターゲットライトとして使ってきたのは、UK LIGHT CANNON (450ルーメン)で、サブとしてBRIGHTSTAR HID LIGHT(1100ルーメン=乗用車のヘッドライト1灯相当)を使用してきました。光量の低いUKをあえてメインとしていたのは、明かるすぎるライトは魚などが逃げてしまいやすいのですが、UKは生物が比較的逃げにくい、ぎりぎりの明るさを確保していたためです。ただ、UKにしても(私は持っていませんが)Darkbusterにしても、光を均一なワイド面的に照射するには、拡散フィルター等を透過させるなどの方法が必要でした。そのため、いくらかの光量の減少がみられるのが残念だったのです。今回導入したのはFIX LED1000 DX、 高輝度3wLEDを9個円形配置したものです。スペック的には1000ルーメンと、BRIGHTSTARやDarkbusterの21Wタイプと同程度の光束ですが、拡散フィルターを使用することなく、(つまり減光させることなく)均一に85度の円形照射をしてくれますし、無段階に光量自体の調節が可能で、即フル発光し、オンオフに気を使う必要もないなど機能的にはまさに理想のライトです。話は変わって今日の写真は、バリ島で撮影したカクレエビテナガエビの一種、とりわけ特徴的でもなく、美しい色彩のエビでもないのですが、千載一遇ともいえる美しい背景で撮影できるタイミングだったので興奮気味にシャッターを切った1枚です。
2009/06/28
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強行軍で鹿児島・錦江湾へ行ってきたのは先日のブログでUPした、DS海案内・出羽氏撮影のピンクダートゴビーの写真に触発されたからでした。このピンクダートゴビーSPですが、ここ数年、錦江湾では6月ごろに現れ始め(おそらくダイバーが潜水できる深度まで上がってくるのでしょう。)盛夏を迎えるとともに生息深度が浅くなり(といっても40m台ですが。)秋が深まるにつれ深度が下がり始め、11月ごろで60m台あたりになり撮影するにはぎりぎりのラインにいるようになっていました。(昨年11月に私が撮影したのも60m台でした。)出羽さんの話では、今年は特に生息数が多く、数百匹単位の群れが40m台で観察できているとのこと。「あの美しい鰭を広げた姿をなんとしても撮影したい。 40m台なら比較的撮影時間も確保できるし、チャンスかも知れない。」そう思っての往復車中泊行となったのでした。錦江湾でこの魚が最も多く観察されているポイントに到着してみるとこの時期の錦江湾にしては、通常よりもはるかによい透明度の海が広がっていました。(夏場の錦江湾は、水温の上昇に伴い発生量の増えるプランクトンと、 流入する河川からの土砂を含んだ水の影響で、 水深15mほどの浅場は透明度がかなり落ちるのが普通です。)今年の鹿児島は入梅後もほとんど雨が降っていないことがよい影響を与えているようです。これはますますチャンスかもしれないと、鼻息を荒くしながら潜水開始。出羽さんの後を追うように深度を下げていきます。浅場の透明度がよいので、40mあたりでも太陽光の影響が残っており、かなり明るい海でした。しかし、しかし、いません。影も形も見当たりません。「はーっ、俺の日ごろの行いの悪さからか・・・。」涙目な私。出羽さん、ますます深度を下げて行きます。結局彼らの姿を発見できたのは60m台。この日の彼らは明るすぎる海を嫌って深度を下げていたようなのです。40m台と60m台では撮影に専念できる時間がかなり変わってきます。幸い、この日使用したタンクは14Lで200気圧以上の満タン充填されています。相当長くなることが予想される減圧時間を覚悟して撮影を始めました。この日2DIVEともピンクダートSP狙いの大深度潜水をおこない、2本計で100分を超えるお仕置きタイム中にうたた寝しそうになりながらも、撮影したのがこちらです。結局、狙っていた鰭全開ホバリングは見ることさえできませんでした。こちらは、背鰭は一応開いていますが、残念ながら着底しています。最短撮影距離で撮った顔のアップです。通常、ハゼの顔を最短撮影するには、かなりの技術と幸運が要求されますが、この魚の場合、着底しているとほとんど動くことがないので楽勝で撮影できます。お知らせです。出羽慎一氏のDS海案内のWEBで営業再開がアナウンスされています。また、あわせて硫黄島へのツアーの案内が告知されています。こちらのページでは出羽さんが硫黄島で撮影した、生物に詳しいフィッシュウォッチャーなら誰もが驚くような魚の写真がほんの一部ですが公開されています。
2009/06/23
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往路・復路ともに夜行バスの車中泊、現地日帰りの強行軍で鹿児島に行ってきました。本来なら現地で宿泊し、翌日余裕をもって帰るのがベターなのですが、最も効率的に時間が使えるこの行程が、はたしてどれくらい身体的に負担となるのか試してみる目的もありあえてやってみたのです。事前には、それなりの疲れを覚悟していたのですが、予想していたほどのダメージも無く、結構使えそうなルートの開拓になりました。写真は、今回鹿児島・錦江湾で撮影したネジリンボウ。鹿児島在住時は、ほんとによくモデルとなっていただいた魚でしたが、実に3年半ぶりの撮影でした。こちらはハイキー気味の露出で撮ったもの。特徴的な頭部の黄色や白黒の対比が、鮮やかに撮影できるので結構好きな撮り方です。こちらは、相棒のニシキテッポウエビとのツーショット。雌雄ペアになっているものも多く観察できました。ペアがともに構図的によい位置で、どちらも鰭全開な写真が撮りたかったのですが、あえなく撃沈。錦江湾には、今回の写真のような普通のネジリンボウのほかに頭部がオレンジ色で全体的にピンク色を帯びた、通称サクランボウと呼ばれるものがいます。私がよく撮影していた4年ほどまえまでは、体長8cmほどもある大型のサクランボウを多く見ることができましたが、ここ数年繰り返された台風の被害などで、ネジリンボウたちの世界も世代交代となったのか今では4・5cmのノーマルサイズのものが多数派となっているようです。また、今回潜水した桜島の麓のポイントでは、サクランボウよりもネジリンボウのほうを多く見かけました。以前はサクランボウが主流でネジリンボウは少数派だった気がするのですが…。こちらは、以前撮影したネジリンボウの幼魚。幼魚の背びれは長く伸張していますが成長とともに欠損していきます。
2009/06/21
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こちらのwebを久々に見てみたらトンガで今年初のザトウクジラの回遊が確認されたようです。越智さんのコメントを見た限りでは、例年より少し早いという事なのでしょうか?
2009/06/18
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バリで撮影した、おそらくカタボシニシキベニハゼの近似種と思われる魚です。ガイドさんは、「カタボシかその近似種なのか、ちょっとわからないんですよねー」とのお話でしたが、海中で実際に観察した時も「どことなく違うような気がする」といった程度の感じでした。しかし、下の写真をPCで見てみると、ザ・カタボシとは尾びれの模様が異なるようなので、おそらく近似種なのでしょう。ザ・カタボシの尾びれの模様は黄色とピンクが縞状になっているのに対し、写真のバリカタボシ君はまだら模様になってますね。
2009/06/14
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珍しく、3日続けての更新です。今日の写真は、図鑑「決定版日本のハゼ」のクロユリハゼ科の1種-2(通称ピンクダートゴビーSP)です。実はこの写真、私の撮影ではありません。わが師匠(と勝手に私が思っている)のダイビングサービス海案内・出羽慎一氏が先日撮影されたもので、出羽氏の許可を得てこちらに掲載させていただいたものなのです。私自身も昨年、何とか撮影することはできましたが、この出羽氏の写真は、まったく次元が異なるハイレベルなものであることがお分かりいただけると思います。このピンクダートSP、通常、新月の夜のように暗い錦江湾の深場に生息するため強力な水中ライトの光で照らすと、目が眩むのか着底することが多く、私の写真のように証拠写真レベルなら撮影することはできるのですが、出羽氏が撮影されたこのような写真は、簡単に撮影可能なものではありません。普段はホバーリングというよりビュンビュン泳ぎ回っているので満足な撮影ができる距離まで近寄ることさえ至難の業のときが多く、たとえ近づけたとしても、通常はほとんど鰭を閉じたままなのです。なので、この写真のように泳いでいて、鰭全開の写真を撮影するには相当高い技術が必要です。今年は私もぜひともこのような写真を撮影したいと、今から鼻息を荒くしているのですが、万に一つの可能性も無いのだろうなと思います。ところで、今のところ未記載種であるこのピンクダートSPですが、現在記載に向けての作業が進められており、近々和名も提唱されるようです。(この美しい魚にふさわしい、素敵な名前が付けられることでしょうね。)また、非常にうれしいお知らせがあります。ここしばらく、ダイビングサービスとしての活動を休止されていた出羽氏ですが、近日中に再オープンされるようです。詳しくは、氏が運営するDS海案内のwebに詳細が掲載されると思われますので、今しばらくお待ちください。
2009/06/12
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石垣島で撮影した、謎のスズメダイです。この魚を教えていただいたDivemanの内田さんの話によると海外の学者だったか図鑑の著者だったか(名前聞いたんですが失念しました。)はレモンスズメと判断したそうですが、どちらかと言うとルリスズメ似の謎の魚です。分類上はレモンもルリも同じ Chrysiptera でご親戚筋なわけで、だとすると、両者の雑種ということも考えられるのですが、同じくDivemanさんの09年4月8日のLOGには「雑種の線は消えたかも・・・」とあります。まぁ、種類がどうのこうの人間が騒いでも、当の本人(本魚?)にとっては「シッタコッチャネーッ」ってことですが。こちらは、昨年9月に撮影したもの。可哀そうに尾鰭がぼろぼろです。同じ場所で、今年の5月に撮ったもの。おそらく同じ固体だと思いますが、怪我が治って、ヨカッタ・ヨカッタ!!
2009/06/11
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大好きな被写体、アカメハゼ。見つけると、必ず撮影している気がします。綺麗なピンク色のサンゴの前を飛んでいるところを青抜きで撮りました。個人的にはホバーリングしているものより、枝サンゴの先にやじろべいのようにとまっている方が好きなんですけど。
2009/06/10
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石垣島で撮影した和名の無いイレズミハゼの一種、ORANGE CONVICT GOBY との英名があります。昨年末に和歌山でも数日観察でき、ちょっとした話題となったようですが、石垣では複数個体が継続的に観察されています。以前も同じポイントで撮影したことがあったのですが、そのときはずっと背鰭が閉じたままで、宿題を残すことになったのですが、やっと、背びれの開いたものを撮れました。国内では生息数の少ない非常に稀なハゼですが、分布の中心である東南アジア方面では比較的観察の機会もあるようで、バリ島のPJやPJ近くのシルトポイントでは多くの個体がいました。ただ、バリでは砂紋の窪みにたまったゴミの下にいることが多く、撮影するには上からになるため、石垣のほうが横から撮れるチャンスは多いと思います。
2009/06/06
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トガリモエビの一種、ダイバーにはゴルゴニアンシュリンプと呼ばれているエビです。国内でも沖縄本島や高知・柏島などでの発見例がありますが、なかなか出会うことの無い稀種です。オドリカラマツなどを宿主としていますが、ごらんのように非常に細長く、特に頭部の長さが特徴的です。大きさは5cm程度と、まるで爪楊枝です。爪楊枝をきちんとに撮るために頭から尻尾まで全身にピントを合わせたいところですが、こちらの写真は、オドリカラマツにごみがついてしまってるし、カラマツ自体がごちゃごちゃしててスッキリ感がありません。 で、別の個体を、背景を意識して撮影したのがこちら。今度は尻尾にピントが合ってないし…。
2009/06/03
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