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2009.06.21
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周波数の設定にロータリー・エンコーダ(同じく秋月のDDSコントロール・キット)を使いました。付属のDIPスイッチ(パラレルモード)でも設定できますが、とても面倒です。

DDSはシリアルモードで使用し、周波数データは、ここから設定しますが、このキットはプログラム書き込み済みのPIC16C57が付属していて、DDSとのシリアル通信のほかに、ロータリーエンコーダの入力(ボリュームのように使用)入力と7セグメントの表示をコントロールしています。

4桁表示になっていますが、実質8桁になっています。プッシュスイッチで上位/下位桁を切り替え、変更される桁が点滅するようになっています。慣れると意外と設定しやすいやり方だと思います。

波形はサイン波のみ、1Hz~1677215Hz(約17MHz)まで設定できますが、Wave出力にローパスフィルタが入っており、キット付属の定数だと8MHz以上が減衰してしまいますので、DDSの性能を生かしきっていません。

というよりも、限界近くの周波数を出そうとすると、正弦波になり難くなるためでしょう。

キットに付属に付属している素子は1μH×3、470P×2、1000P×2となっていました。カットオフ周波数を変更する場合は、別に用意するする必要があります。

また、カップリングコンデンサも1μFなので、負荷側の入力インピーダンスが低い場合は低周波(100Hz以下)も減衰します。レベルを確保するためには、コンデンサの容量を増やす必要があります。

オシロスコープで波形を観察してみました。

DDS波形



DDS FFT解析

ウエーブ電子 のDDSキットは50MHzまで出せるようですし、歪みもかなり少ないようです。予算に余裕があれば、こちらがお勧めかもしれません。





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Last updated  2009.06.21 11:24:48 コメント(3) | コメントを書く
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