イラストレーター道

昨晩Ｋ１を観ました。そこで噂の長島選手を初めて見たんですが、いろんな意味で個性的ですよね。入場シーンの演出も凝ってます。その中身に関して言えば、須藤元気の対極に位置するかもしれませんね(須藤元気は、格闘家であると同時にエンターティナーでしたからね)　しかし、それ以上に目を引いたのは、長島選手の戦い方でした。私は格闘技というものに関心を持って、もう２０年になろうとしてます。いろんな選手を見てきましたが、長島選手は特徴的なファイティングスタイルだと思います。普通は、相手選手に対して｢回りこむ｣という表現を使いますが(実際に、弧を描くように横にステップします)彼の場合は直線的に相手との｢軸｣をずらすような動きをしています。まあ、そんなに何試合も見ていないので、確証のあることは言えませんが、なんとなくそんな印象を受けました。単に打たれ強いとか、タフだとか言われてるみたいですが、動きが直線的で、打撃が｢点｣で出ているような感じがするんですよね。前に何かで見たんですが、パンチの軌道が曲線的ではない(弧を描かない)というのは、見極めにくくて避けるのが難しいそうです。ムエタイがそういった動きに近いと思うんですが、そういったスタイルを本当に持っているんだとすれば、これから相当強くなると思いますね。ちょっと期待してます。それと近い将来、日本にもロブ・カーマンやラモン・デッカーのような選手が出てきて欲しいものです(あと、ギルバート・バレンティーニとか)