みお&ゆきのツキアップ日記

みお&ゆきのツキアップ日記

シンクロの泉



誰でも“流れに乗っているなぁ”と実感できる時があります。
そんな時によくシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)は起こります。
まるであなたの人生の進路選択を祝福するかのように・・・。

シンクロは宇宙からのギフトかもしれません。
シンクロに気づくことは人生の自然な流れに気づくこと。
シンクロに意味を見出せば、あなたの運命や未来も変わります。

そんなシンクロで出合った私のお気に入りBOOKもご紹介します。

それは『パワー・オブ・フロー』です。


『フロー者のススメ』 byみお

まずフロー者ですが、これはもちろん浮浪者ではありませんよ。

日本語でいえば「フロー(流れ)にのった人」といった感じでしょうか。

ある日突然、シンクロ(意味のある偶然)の波が押し寄せ、
それに気付き行動を起こせば、苦労することなく
自分にとってベストな方向にラクラクスイスイ導かれてしまう、
そんなフローな人たちのことです。

このフローという概念の生みの親は、シカゴ大学の心理学者
チクセントミハイ氏という人らしい。

ドーム・パラダイスが誕生する際にもこのフローにたっぷりと
お世話になりましたが、今またその時の再来かというような
とても大きなフローの波が押し寄せています。

それではシカゴ大学の心理学者チクセントミハイ氏が提唱した、
幸運の流れ“フロー”について考えてみましょう。


さて、フローが幸運の流れなら、
その幸運の流れにこれからのりますよ~と教えてくれる、
またはあなたの進むべき道はそれでいいんですよと
確認させてくれるサインがシンクロニシティーです。

最初にシンクロというものを意識したのは1995年に、
結婚指輪を作ったときにさかのぼります。

この結婚指輪はエイトスターダイヤモンドという、
持つ人の波動を調整してくれる不思議なダイヤで、
EAVという機械で私の手のツボを測定しながら
その人に一番合った石を選び出します。

それぞれのダイヤは事前にMRAという別の機械で波動調整されているのですが、
その選ばれた私のダイヤの波動調整日がなんと8月8日だったことから、
これはきっと8に縁があるとふと思いました。

石の中に8本の光の矢が出ることからエイトスターというのですが、
だからといって、すべての石を8月8日に波動調整
しているわけではありません。

ちなみに、ゆきのダイヤの波動調整日は7月19日です。

9月の始めに初めて出会って10月の末には結婚という流れで、
ひとりでこのドーム・パラダイスを始める予定が、
ふたりでスタートできることになったのは良かったのですが、
翌年4月にオープンの予定は、工事の大幅な遅れで
8月にずれ込んでしまいました。

そこで、ふと思いついたのが、結婚指輪のエイトスターダイヤと
8月8日のシンクロにちなんでオープンを8月8日にすることでした。

ちょうどその年は平成8年だったので、
平成8年8月8日午前8時8分8秒オープンにしました。

まだ準備がギリギリだったので、とりあえず、
その日をオープン日として、予約の受け付けを開始しました。


平成8年8月8日8時8分8秒から予約の受け付けを開始して、
最初に宿泊客があったのが8月25日でした。

その日はなんと、ゆきの誕生日でした。

誕生日というのはやはり特別な日なので、この日になったというのも
きっとラッキーサインに違いないと思っていました。

ところが、これだけでなく、この日さらにもうひとつの
シンクロがあったのです。

その年の5月はじめ、まだ私が工事中のドームの隣接地にある
ポンコツ荘という自作の廃車のバスの家に単身赴任で住んでいたとき、
いつもはラジオのAMを聴いていたのですが、
この日はなぜか気がつかないままスイッチを押し間違えていて、
たまたまFMが入ってしまいました。

すると早見優さんがナビゲーターの「宇宙船地球号応答せよ」
という番組がちょうど始まったところだったのです。

しかも、番組タイトルに使われている宇宙船地球号という言葉は、
建設中のドームハウスの考案者であるバックミンスター・フラー博士が
生み出した造語でもあったのです。

その日のゲストが映画「地球交響曲」の龍村仁監督だというので、
以前、上映会で監督にサインをいただいたこともあり、
この番組が聴けたのもこれは偶然じゃないとピンときました。

番組の終わりで早見優さんが、監督に何かメッセージのある方は
お便りくださいと言っていたので、このシンクロのことやドームのこと、
監督へのメッセージを書いて送りました。

そしてそのことはもうすっかり忘れていたのですが、
なんと、その投書が8月25日の番組で読まれたのです。

パワー・オブ・フロー


チャーリーン・ベリッツとメグ・ランドストルムの共著
「パワー・オブ・フロー 幸運の流れをつかむ新しい哲学」には
フローの新しい定義として

フローとは自分と他人や世界との垣根を取り払い、
宇宙と調和して生きているという実感を味わわせてくれる、
努力とは無縁の自然な人生の開花である。

とあります。

フローは自分から意図して起こすことはできませんが、
一度それが起こると、とにかく物事がスムーズに流れだし、
その人の潜在能力をグ~ンと引き伸ばしてくれるのです。

そして「パワー・オブ・フロー」にはフローの力を
感じるときの特徴として次の6つがあげられています。

1.物事が落ち着くべきところに落ち着き、障害が消え去り、
  必要なもの~お金、時間、仕事、人間、チャンス~が
  すべて必要なときに手に入るときに、フローが働いている。

このドーム・パラダイスを建てようと思ったときから、
必要な情報や人が待ってましたとばかりに次々と目の前に現れ、
ついには伴侶にまでも巡り会うことができました。

綿密に経営的なシュミレーションをしたわけでもなく、
ただただヒラメキで始めたことでしたが、当時はその不思議な展開に、
これはきっと何かに導かれているに違いないと確信していました。


2.フローは、わたしたちが適切な場所で適切なときに適切なことを
  しているという感覚を生み出す。

ゆきの誕生日に最初の宿泊客があり、その日にラジオ番組で
私が出した投書が読まれるという、このダブルシンクロは、
まさに私にとって、“適切なときに適切な場所にいて、
適切なことをしていると感じる”のに十分なサインでした。

わずか2部屋だけの宿泊施設で、とても採算がとれないから
経営的にはかなり厳しいともいわれていましたが、
このシンクロサインのおかげで、これで絶対に大丈夫だと
その瞬間、ハッキリと確信することができたのです。

実際、その後、10種類の雑誌、2紙の新聞、
1つのFMラジオ局でドーム・パラダイスを取り上げていただき、
そのおかげでなんとか10年間無事に営業を続けてくることができました。

しかも、ゆきの誕生日に泊まっていただいた最初のお客様からは、
その後もうちにとって嬉しい収入にも結びつく、とても貴重な情報を
いくつも提供していただくこととなり、改めてこの不思議なシンクロの
有りがたさを実感しています。

3.フローの力によって、完璧なタイミングで出来事がおこり、
  長期の仕事や、日々の物事がとどこおりなく進んでいく。

あの日ラジオをつけたとたんに、ドンピシャのタイミングで
「宇宙船地球号応答せよ」という早見優さんのナレーションが聞こえてきたので、
フラー博士が生み出した宇宙船地球号というその言葉に惹かれて、
そのままそFMの番組を聞くことになりましたが、
そうでなければ、すぐにAMに変えていたと思います。

つまり、あの番組を聞いた瞬間から8月25日に私の投書が読まれるという、
もうひとつのシンクロに向けてのフローが始まっていたわけです。

こうした、後のシンクロを生み出すための完璧なタイミングというもは、
起きたときには、その意味の全体像がまだつかめていないので、
後のシンクロとの関連が明らかになるまでは、
わりと普通の出来事ととして日々の暮らしの中に一旦は埋もれていきます。

しかし、シンクロ自体がが完璧なタイミングで起きると、
これはもうすごいインパクトがあり、
そのときは自分は今、フロー者であるという自信で満ち溢れます。

8月25日の2つのシンクロ以外にもこんなことがありました。


4.フローにしたがって生きていると、人生が休みなく変化しながら
  進んでいくものであることを実感する。

いつもいいことばかりが起きているというわけではありませんが、
忘れたころに突然やってくる色鮮やかなシンクロニシティーは、
良くも悪くもすべて良し的感覚で人生の休みない変化を楽しむ
心の余裕を生み出してくれます。

2002年のある日、ふと車を買い換えようと思い立って、
いろいろ検討しているうちに日産セレナのワンバージョン前の
ものに希望が絞られました。

実はこのセレナという名前にもちょっとしたシンクロがあって、
その数週間前に見た映画「マジェスティック」とビデオ「セレナ」
の中にそのどちらにも私にとってとても思い入れのある
ある名作映画が登場するというシンクロがあり、
また、その頃買った綿棒の商品名まで「セレナ」という具合で、
やっぱりセレナしかないという気にはなっていました。

インターネットの中古車情報で新車登録から僅か10ヶ月の
リミテッドエディションという特別仕様車で、
サンルーフ、カーナビ、テレビ付きの掘り出し物を見つけ、
絶対にこれだ!と決めていました。

とりあえず3日後に東京に行く用があったので、
その帰りに埼玉の販売店に寄って見てくることにしました。

それまでに売れてしまった時には連絡があるということでしたが、
前日まではなかったので、これで決まりと思って出かけたところ、
なんと当日の午前中に売れてしまったのです。

そりゃそうです。なんてったって掘り出し物ですからね。

一瞬ガーンと目の前が真っ暗になり、あのシンクロはいったい・・・
という気にもなりかけましたが、不思議なことに、
その日の朝、出かける直前になって、ふと万が一のためにと思い、
以前調べた際に、価格は少し高くなるけど、ほとんど同じタイプで、
サンルーフの変わりにハイルーフになっている車があったことを思い出し、
その販売店の連絡先をしっかりメモしておいたのです。

気を取り直し、すぐにその販売店に「これから見に行きます」と電話して、
それからわずか1時間後には購入契約を済ませていました。

なぜなら、車を見た瞬間に、その車こそが私が乗るべき車だと
すぐにわかったからです。


中古車展示場に着くと、すぐにお目当てのセレナを発見。

急いで車に駆け寄ります。

近づいてみるとフロントガラスに貼られた車検有効満了日の案内が
真っ先に目に飛び込んできました。

なんとそこには8月8日とありました。

そうか、そうっだたのかぁ~。

買う予定だった車をもうちょっとのところで買い逃してガッカリだったのが、
このたった8月8日の4文字で、売れててよかった、
のルンルン気分に早変わりです。

結婚指輪エイトスターダイヤモンドとその波動調整日8月8日にあやかって、
ドーム・パラダイスのオープンも平成8年8月8日にした私にとって、
この8月8日という日にちは、
まさに無条件幸福のサインみたいなものだからです。(笑)

実際、車は新車登録から11ヶ月、走行距離も4700キロという掘り出し物で、
ハイルーフなので車内のゆったり感もあり、言うことなしの車でした。

8月8日のサインのおかげで、この車でよかったのだろうか、
もっといい車があったかもしれないなどと、後々まで悩むこともなく、
フローな時間を存分に楽しむことができました。

契約手続きをして、好きなナンバーを有料で購入できるというので、
8月8日の88の間に、数秘術のマスターナンバーで
私の誕生日でもある22をはさんで8228にしたのですが、
実はここにもフローな流れがあったのです。

私にとってはこの車が3台目で、それまでの2台は、
どちらも希望ではなく指定されたナンバーでした。

そのナンバーが1台目が2889、2台目が4582で、
2台目の後ろ2桁82と1台目の前2桁28を合わせると
3台目の8228になるという具合に、
代々の車にすでに今の番号の半分ずつが用意されていたというわけです。

車を購入してからじきに、私のちょっとした投書が
エイトスターの会報に掲載されたのですが、
その会報誌が届いたのもちょうど8月8日というオマケ付きでした。

このようにシンクロは、その人にしかわからない特別のサイン
という形で華やかな大逆転劇を演出してくれることもあるんですね。


5.フローに生きるようになると、
  出来事や行為が一貫したパターンでかみ合い、
  思いがけない調和を浮び上がらせたり、
  普段、気づけない物事の根底にある秩序を反映したりする。

ドーム・パラダイスのホームページには以前
「シンクロの泉」という掲示板があったのですが、
こういう場を通して、ある投稿者が発信したシンクロ体験談が、
また別の投稿者のシンクロ体験とシンクロしてくるといったような
シンクロ・シンクロ現象が起きることがあります。

フローに生きている人たちは、こういうふうにシンクロニシティーの運び屋
すなわちフロー・メッセンジャーになることもありますし、
時として、個人の領域を越えて私たち全体に対して
とても大切なメッセージを伝えてくる場合もあります。

2004年後半に投稿された「マリアシンクロ」から始まった展開は、
最近の自然災害ともリンクしている感じがして、
これからの私たちの生き方や起こってくる出来事に対する、
とても大切なメッセージへと導いてくれているような気がしています。

6.フローに乗れば、外部の出来事が内部の思考や感情とつながり、
  自分が宇宙に参加しているという感覚を生み出す。

これこそがフローのフローたる所以でしょう。

“スピリチュアル人生劇場”宇宙公演のキャストとして
自分も参加しているんだという充実感があれば、
それが何よりのフロー者の証です。

小さなシンクロでも何度も見過ごせば、やがて人生の浮浪者なんてことにも・・・。

ですから、たとえ小さなシンクロでも気づいて育てて楽しみながら、
いつかはフロースターとなって、宇宙の中心で愛言葉をさけびたいものです。

最近はやりのスローライフなんかもフローライフへの近道かもしれませんね。

“サイフにゆとりを” 浮浪者の哀言葉。

“魂にゆとりを” フロー者の愛言葉。


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