花が咲く頃に

花が咲く頃に

拝啓 彼女の父上様


今までどぅ表そうか迷っていた詩を文にする事が出来ました
「拝啓、父上様」に題名似てますね
まねしたわけぢゃなぃんです
この設定が一番良いんです。
詩として捉えていただければ良いと思います



私と彼女と彼女の父上様は複雑な関係なんですょ
彼女が居るから私は彼女の父上様と繋がっているんですがね。





私が勝手に書いた文です




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彼女の父上様


拝啓

 暖夏を早く迎えるかと思っていた中、やはりここは北海道、厳冬を見せつけられました。
 さて、今回は見ず知らずの私から貴方様への御手紙お許しください。そして、まともな手紙を書いた事も無いので、少々言葉足らずな文面になる事もお許しください。
 早速ですが、私は貴方様の子、娘様に命を助けられたものです。彼女は命の恩人です。と、いうのは私が思っているだけかもしれません。しかし彼女が居たからこそ、私は過去のあの日に未来をみつける事が出来たのです。彼女が未来地図の書き方を教えてくださいました。彼女の筆使いは、それはそれは立派な筆使いでした。モノクロだった私の目の前が、一瞬でカラーになり驚きでした。
 そんな、人の命をも変える力を持つ、私の心に焼印を残した彼女の傍に、なぜ貴方様は居ないのですか。一目だけでも顔を見せてあげてはくれませんか。たった一言で良いのです。在り来たりな言葉で良いので、彼女に貴方様の存在を感じさせてあげてください。彼女に頼まれたわけでも、この様な事を彼女が望んでいると話してくれた事もありません。私の勝手で貴方様に御手紙お送りいたしました。
 この様な手紙、今はもう読まれず捨てられてるかもしれません。それでも私は書きます。貴方様に伝えたいのです。今の彼女の生き様を。

 3年前の4月に私は彼女と出逢いました。それからは後に聞いた話ですが、私も彼女もお互いを嫌っていました。しかし携帯電話でのメールのやり取りをきっかけに私たちは仲良くなりました。
 この場を借りて、彼女の両親である貴方様と母上様には彼女に生を与えていただいた事御礼申し上げます。彼女は立派に大きくなられました。彼女は今、胸の奥から離れない貴方様と母上様の事で倒れぬ様、一生懸命生きて、笑っておられます。私が泣くといつもそっと隣りに座り、ただ一言、「大丈夫だよ」とだけ言うのです。その言葉、たかが一言です。しかしことわざとはうまい事を言ったもので、されど一言なのです。
 わかりますか?
 彼女の言葉は、私にとってとても価値の在る、偉大な言葉になります。貴方様にも、ぜひ解っていただきたいです。

 大変失礼な事を申し上げます。矛盾もしております。
 今の貴方様に彼女に会う資格など在りません。貴方様がどれほど悩んで苦しんで出した結論であろうが、彼女はその結論で涙を流したのです。彼女は貴方様ではなく母上様に逢いにゆくと言った事もあるのです。

 貴方様なら、彼女の母上様への思い、御理解していただけると思うのですが、どうでしょうか。御理解いただけませんか?貴方様にとって彼女本人と彼女の母上様はそれほどの存在だったのですか?

 貴方様は今何処におられるのですか。
 彼女の居場所は、貴方様ならばすぐに見つけられると思うのですが。

 貴方様宛てに手紙を書く彼女の気持ち、わかりますか。
 少なくとも理解しようと思わなければわかりませんよ。
 貴方様は私の大事な彼女を哀しませ泣かした。その罪に貴方様は、なぜ気付かないのですか。気付かないふりをするのですか。先ほども申し上げました、彼女は可愛くなられていますよ。貴方様が覚えているであろう過去の温もりを、“過去”から“今”に更新する気があるのならば、ご連絡ください。

                                                                              敬具

    平成19年3月14日
                                                                            ****




追伸

 春風の抜ける桜並木道で今日も彼女は貴方様を思い涙を堪えているのではないでしょうか。
 御無礼失礼致しました。








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