せっかくなので開いてみた。

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2012年05月12日
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カテゴリ: 商品紹介
これは素敵な本、かも。

Excite|昭和のハイセンスなレコードデザインの世界

の記事で紹介されているのが コチラ 。:


コンパクト化へ突き進んだ挙句に実体をロストした現在の音楽に対し、手に持った時の実感が抜群のアナログ盤のジャケット。そのサイズに施されたジャケットデザインについての本です。
「デザイン集」なので、ここで取り上げられているのはジャケットのみ。いわゆる「名盤紹介」の類の本ではないので、盤に収録された内容についてはここでは触れられない。さらに、「アンディ・ウォーホルがデザインを手がけた」とか、「篠山紀信が撮影した」的な意味での有名デザインを扱うわけでもない。有名無名、売り上げ、内容などは問わず、ジャケットのデザインセンスのみを基準にピックアップされているレコードたち。だから、美空ひばりや橋幸夫、フランク永井に弘田三枝子、和田弘とマヒナ・スターズなどメジャーどころのレコードと、民謡や童謡にラテン、リズム歌謡、さらにはミラクル・ヴォイス(仮名)なんて謎の歌手のレコードまでが、等列に並ぶ。なかには「システム視聴用レコード」なんていう、業務用的なものまであったりする。
いろんな意味でのレア盤も、本当に入手困難なシロモノも、分け隔てなく掲載されているようですね。

今では信じられないでしょうが、CDが出始めた頃、私はCDの取り扱いの簡便さを承知の上でアナログ盤を買っていました。
値段が安かったアナログ盤の何割増か高かった (アナログ盤2500円のところ、CDは3200円もした) し、アナログ盤のほうがリリースが早かった (CDは1ヶ月ぐらい遅かった) し、といった事情もありましたが、それより何より大きかったのは ジャケットの大きさ

同じ買うなら、大きなサイズで
ジャケットイラストを見たい!

という単純な、そしてなかなか滑稽な、しかし色々乏しい学生には深刻な理由があったのです。

嗚呼 、何だか当時の思いを、今更ながらに思い出してしまったなぁ。今よりももっと、ずっと純情に音楽に触れ合っていたのかも知れんなぁ。 嗚呼。


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カテゴリ:音楽話

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最終更新日  2012年06月14日 15時19分31秒
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