全2544件 (2544件中 2501-2544件目)
世界傑作絵本シリーズ はなをくんくん ルース・クラウス ぶん マーク・サイモント え きじまはじめ やく 福音館書店 さきほど、いわむらかずおさんの『りんごがひとつ』を紹介しましたので 似た絵の感じの絵本を紹介します。 1967年初版発行です。もしかしたら、この絵本の影響ではと思えるほど、 感じの似た作品です。絵だけですよ。 内容は違います。どちらも好い作品で、この絵本は名作と言えます。 絵はモノクロ、たったひとつ、最後に描かれたちいさなきいろいはな、寒い 冬が終わり、春を象徴するはなです。 わたしは、、一月過ぎたら、読み聞かせに使っています。 夏に紹介するのはどうしようと思いましたが、絵本は出会いですから、 いつも、季節を考えてというわけにもいかないことがあります。 逆にいれることで、季節を知るのでは? いろいろ、経験して、知って行くのです。 好い絵本であれば、気にしなくてもと思います。 表紙はきいろの色が鮮やかですが、なかはモノクロの作品です。 絵と文のハーモニーがすばらしい作品です。 いい、 とてもいい絵本です。
August 23, 2005
コメント(0)
あかいひかりみどりのひかり マーガレット・ワイズ・ブラウン /レナード・ワイスガード 訳者 谷川俊太郎 童話館出版 この作家 マーガレット・ワイズ・ブラウンさんは1910年に生まれ、1952年 亡くなっています。生前書いた絵本は90冊以上、そのうちの20冊以上が絵本 の古典に数えられています。とても、絵本に対してこだわりのある方のよう です。 また、画家レナード・ワイスガードさんは、再販にあたって描き直すこだわ りがあります。画家として有名です。 訳者に谷川俊太郎さんです。 信号を題材にした絵本です。 二歳ぐらいから使えます。 長く使える絵本です。 細部まで、こだわった好い絵本です。 言葉は詩のように、絵は色合いがすっきりしてうつくしい。 外国の絵本の良さがあります。
August 22, 2005
コメント(0)
世界傑作絵本シリーズ かもさんおとおり ロバート・マックロスキー/渡辺茂男 福音館書店 原作は1941年アメリカで出版されました。 ロバート・マックロスキーは画家です。 この絵本はセピア色で印刷された絵本で、地味に思われるかもしれません。 でも、読んでみれば、わかりますが、絵に字ではないたくさんの文章が描か れています。 絵本の絵の強みです。 読み聞かせに五六歳から、自分で読むのは小学低学年からです。 かものマラードさんとマラードおくさんが子供達を育てる場所選びから、 この話ははじまります。とてもすてきなこうえんをみつけますが、ちいさな 子ども達の安全をかんがえて、そこからすこしはなれた静かな川を選びます 無事に巣作り、八わの子ども達が生まれます。子育て、子ども達が移動でき ると思ったマラードおくさんはひとあしさきにいっているマラードさんの もとにこどもたちと移動します。ところが途中はくるまのとおる道路です。 それにきづいたおまわりさんのマイケルさん、このかものおやこのために どうろのくるまをとめてわたらせてあげました。マラードおくさんとこども たちはこうえんへとあるいていきます。マイケルさんはほんしょのクラン シーさんにパトカーの出動をたのみます。パトカーで出動した四人のおまわ りさん、まちのひと、マラードおくさんと八わのこどもたちはぶじにマラー ドさんのまつこうえんにつきます。そして・・・・・・。 こころやさしい、ほのぼのしたすてきな絵本です。 長いのですが、読むと、そう感じません。 かもさんおやこが一列になって移動していくのが、なんともかわいらしい のです。 大好きで、自分の絵本として、持っています。 ビデオもでています。 名作のひとつだと思います。
August 21, 2005
コメント(2)
世界傑作絵本シリーズ しずくのぼうけん M・テルリコフスカ /内田莉莎子 福音館書店 しずくのぼうけんをとおして、科学について、勉強することになります。 科学は、まず、きづくことから、観察へ、そして、比較することで、知識 を深めていきます。子供達が、絵本から、学ぶことは多いのです。 そんなこと抜きにしずくちゃんと一緒に、子供達は経験していきます。 かわいい絵で、楽しい絵本です。 読み聞かせをされる方に人気があります。 私もこの本は持っています。 すこし、長いのです。 そろそろ使ってもいい時期だと、思っています。 他の方から、かなり、科学の知識の仕入れておかないと、子供達の質問に 困ってしますとのことです。 そうなったら、大成功なのですが。
August 19, 2005
コメント(0)
フォックスウッドものがたり全6巻 シンシア&ブライアン・パターソン 作・絵 三木卓 訳 金の星社 『レモネードは いかが』 『つきよの ぼうけん』 『いっとうしょうは だあれ』 『ひみつが いっぱい』 『3人組はめいたんてい』 『 びっくり クリスマス』 本当に美しい絵本です。 子供の宝物で、とても大事にしてきたので、きれいなまま、 我が家には、四冊あります。 そのあと、時期が離れて、二冊でましたので、見落としていました。 フォックスウッドにすむ、なかよし3にんぐみ、 ハリネズミのウイリー、ウサギのルー、そしてハツカネズミのハーベイ が、主人公たちです。 訳者が三木卓さんですから、文章もとてもいいです。 再販を願う熱烈な絵本好きがたくさんいます。 古本で、プレミアがついています。 小学中高生から、大人向きです。 イギリスに旅行したら、本屋にあるのではと思います。 見てみたいと思います。
August 19, 2005
コメント(0)
てぶくろ ウクライナ民話 世界傑作絵本シリーズ エヴゲーニ・ミハイロヴィチ・ラチョフ /内田莉莎子 福音館書店 あまりによく知られた作品です。 説明も感想もいらない絵本です。 子供達もお気に入りでした。 この本にであって、迷うことなく購入した絵本です。 ほんとにいい絵で、いい絵本です。 よんでみて下さい。 外国の雰囲気が素敵な絵本です。
August 18, 2005
コメント(0)
『あおくんときいろちゃん』 レオ・レオーニ 至光社 作者が子供のために、作った絵本です。 読みながらあおときいろ、そしてみどりを理解していきます。 やさしい、いい絵本です。 二三歳からでもいけると思います。 私は読み聞かせに使いました。 読んでみて下さい。 こどものためにという思いが感じられます。
August 18, 2005
コメント(0)
『賢者のおくりもの』 作:オー・ヘンリー 絵:リスベート・ツヴェルガー 訳:矢川 澄子 冨山房 この話はみなさん、よくしっているはずです。 クリスマスのプレゼントを相手に贈るために、じぶんの大事なものを 売ってしまいます。 夫は自慢の金時計を、妻は美しい髪を。 そして、贈ったものは・・・・・。 この絵本は絵がいいのです。 この物語を子供達によんでもらいたいと思います。 やさしいおもいやりがあります。 小学中高生に、読み聞かせるのなら、もう少し低学年でもいいと思います。
August 13, 2005
コメント(0)
講談社の翻訳絵本 『魔法の夜』 アルブレヒト・リスラー 絵 ドミニク・マルシャン原作 講談社 アルブレヒト・リスラー 絵本は、濃淡の微妙なタッチが非常に美しい パステル画で、その絵をみているだけでも、幸せです。 この絵本はフランスの歌手ドミニク・マルシャンが歌った人気のある歌物 語をもとに、彼の死後、絵本として、蘇りました。 クリスマスにいい作品ですが、こんな暑い日、寒い夜の話もいいのでは? でも、心が温かくなります。 読み聞かせにも使いました。小学中高生向きでしたので、ちょっと、むずか しかったのですが、その絵本の美しさは印象に残ったようです。 私は、この本が好きで、時々読みたくなります。 絵も物語もとても素敵な作品です。 物語は1人の老人が主人公です。貧しくなにも持たない人ですが、やさしい 気持ちをたくさん持ったひとです。犬に少ない食べ物を分け与えます。 犬は本当は魔法使いです。男に望みのものをかなえてあげようと老人に、 欲しいものを聞きます。老人の望むものは友達でした。 その望みを叶えるために、この魔法使いは・・・・・・・。 あとは、お楽しみ。 このアルブレヒト・リスラー 絵本は『フーベルトとりんごの木』があります これもいい絵本です。 どちらも、お勧めです。 読んでみて下さい。
August 11, 2005
コメント(0)
モンゴル民話 『スーホの白い馬』 大塚勇三 /赤羽末吉 福音館書店 モンゴルの昔話です。 悲しい話です。 悲しい話は情緒を育てます。 でも、悲しい話ばかり読まれたら子供はきついです。 明るい話、楽しい話、静かな話、考える話いろいろ読んで下さい。 モンゴルの楽器馬頭琴にまつわる悲しい話です。 本当かどうか、知らないのですが。 小学中高学年ぐらいから。 スーホは白い馬を育てます。 その馬にのって競争にでて、勝ちます。 でも、そのために、可愛がっている白い馬を権力者にとられてしまします。 でも、白い馬はスーホのいうことしか従いません。 そして、殺されてしまいます。 悲しんで、馬の骨で作った楽器が馬頭琴です。 絵が大好きな赤羽末吉です。訳者も大塚勇三、とても素敵なふたりです。 読み聞かせでも、じぶんで、親子で、お勧めします。 教科書に載っているようです。 絵本でももう一度よんでみてください。 絵本の良さがありますので。
August 10, 2005
コメント(4)
『ねむれないよるは』 クリス・ラシュカ=作/絵 泉山真奈美=訳 偕成社 絵が他の絵本と雰囲気がちがうのです。 ちょっと感じの違う本を探しいて出会いました。 詩のような文です。 読み書かせには、ゆっくり落ち着いたスピードで読むことがポイントに なります。 読者の評判は少し落ちますが、私としては、趣のあるいい絵本だと思います おもしろいものばかりでなく、いろいろの絵本を子供達に出会わせてあげた いと思います。面白い絵本と組み合わせるつもりです。 お弁当のおかずに色々取り混ぜて組み合わせるとおいしく、バランスがいい のと同じです。心の栄養もかたよらないように組み合わせて下さい。 品切れのところもありますが、まだ、手に入ります。 図書館で読まれたら好いと思います。
August 10, 2005
コメント(0)
《こどものとも》傑作集 『三びきのこぶた』イギリス昔話 瀬田貞二 訳 山田三郎 画 福音館書店 この物語はよく知られています。 ジョーゼフ・ジェイコブズの集めたイギリス民話です。 『ジャックとまめの木』でも知られています。 たくさんある絵本の中で、これが、好きです。 全国学校図書館協議会選定図書にもなっています。 訳者は『おだんごぱん』など沢山翻訳されています。 私の紹介した中にも沢山この方がでています。 1967年初版、好い作品です。 お楽しみ下さい。
August 6, 2005
コメント(0)
荒れはてた地を緑の森によみがえらせた男の物語 妻・息子に先立たれた老羊飼いエルゼアール・ブフィエ。彼はひとり荒地に住みながら、毎日100個のどんぐりの実を植えていた。ただ黙々と、心をこめて。 『木を植えた男』 ジャン.ジオノ あすなろ書房 フレデリク・バック フランスのプロブァンス地方のお話です。 奥が深く、いろいろ考えさせる作品です。 自然について、人の生き方、人はなにを幸せと考えるか。 この作品の良さを説明することは大変です。 これは、お話ですが、本当に木を植えた男がいます。 テレビでみて、感動しました。 森は自然のものとかわりません。あれ、と思ったのは、木が規則正しく 並んでいたからです。 人生を考える人は、この本に感銘するようです。 小学生中高学年から、大人までお勧めします。 私はこれを読んで、胸が熱くなり、涙がでてしまいました。 私は、この本に無償の愛を感じます。 あなたはどう感じるでしょうか? これは、映画も大変好い作品で、短編でアカデミー賞を受けています。
August 5, 2005
コメント(0)
『さかなは さかな』 かえるの まねした さかなの はなし レオ=レオニ 訳 谷川俊太郎 好学社 レオ=レオニはオランダ生まれのアメリカの絵本作家です。 『スイミー』はよく知られています。 いけでくらすおさかなはおたまじゃくしとともだちです。 やがておたまじゃくしはかえるになり、そとのせかいへとでていきます。 あるひ、かえるがかえってきます。 そして、そとのせかいのはなしをしてくれます。 さかなはそとのせかいがみたくて、いけのそとへ・・・・・ ともだちもかえるがみつけていけにかえしてくれます。 さかなはさかな、さかなはやっとじぶんを知ります。 絵と言葉がマッチして、落ち着いた、やさしい絵本です。 この作家の作品も好きで、何冊かもっています。 あきのこない作品です。
August 3, 2005
コメント(0)
『もりのこびとたち』 エルサ・ベスコフ さく・え おおつかゆうぞう やく 福音館書店 エルサ・ベスコフの『ペレのあたらしいふく』を以前紹介しました。 この作家の作品は、素朴で、柔らかい印象を受けます。 この作品もとてもよくて、好きです。 四人のこどものこびとたちのまいにちが、描かれています。 もりのなかはあそびともだちがいて、とてもたのしそう。 でも、せいかつのための大事な知識だって、ちゃんと学んでいます。 こびとがいきていくための知識、読んだら納得します。 とても、自然豊かな絵本で、絵が素敵です。 1952年、 この作家は子供の本に対するスウェーデンの最高賞、ニルス・ボ ルゲンソン賞を受けています。 自然の危険について、教えてあげられます。
August 2, 2005
コメント(2)
『にじいろの さかな』 マーカス・フイスター 作 谷川俊太郎 訳 講談社 とてもきれいな絵本です。 そして、にじいろのさかなはとてもきれいです。 うろこのキラキラした絵はとてもきれいです。 このお話で本当にうつくしいきれいなものはなんでしょう? 読んでみてください。 奥の深い作品です。 ちょっと寓話のような感じの作品です。
August 1, 2005
コメント(3)
児童図書館・絵本の部屋 『ずーっとずっとだいすきだよ』 ハンス・ウイルヘルム えとぶん 久山太市 やく 評論社 『わすれられないおくりもの』で掲示板に書き込みを頂きました。 それを書いたとき、この絵本も頭に浮かびました。 この絵本はおとこのこと犬、エルフィーのはなしです。 いっしょにおおきくなったエルフィー、やがて、別れの日がきます。 ペットを飼っていて、さけられないことです。 おとこのこの視点で描かれています。 とても、好い絵本です。ただ、途中でないてしまいます。 こころ洗われるような絵本です。 ペットを亡くされた方は、慰められます。 この絵本は小学生の教科書に使われたようです。 いい絵本です。 小学生以上にお勧めします。
July 31, 2005
コメント(2)
グリム童話 『おおかみと七ひきのこやぎ』 フェリクス・ホフマン え せだ ていじ やく 福音館書店 グリム童話といわれるのは、グリム兄弟がドイツの古い民話や伝説を集めて本にしたものです。 あくまで歴史的なものを大切にという考え方のもとに作られています。 ですから、結構怖いお話もあります。 それは、その時代の貧しさやつらさがあると思います。でも、それを乗り越えたあとにいいことがあるようなお話が多いです。 二百ぐらいあるようです。 挿絵は大好きな フェリクス・ホフマン、スイスの人です。 子供や孫のために絵本を作ったのが、始まりのようです。 以前紹介した、『つぐみのひげの王さま』もこの方の作品です。 本当に大好きで、自分のために何冊かもっています。 この作品はよく知られています。 本来のグリム童話らしい作品です。 余談ですが、七ひきのこやぎ、いっぴきだけ、黒いこやぎがいます。 これが、おとうさんやぎが黒いやぎだったことを教えてくれます。 絵本は、見方でまた、いろんなものを教えてくれます。 みなさん、気づいていましたか?
July 30, 2005
コメント(0)
『しずかなおはなし』 サムイル・マルシャーク ぶん ウラジミル・レーベデフ え うちだりさこ やく 福音館書店 題の通り、しずかなおはなし ちいさな こえで よむ おはなし そっと そっと そっと・・・・・ はいいろの はりねずみたちの しずかな しずかな おはなし 作者の名前から分かりますように ソビエトのお話です。 主人公たちは森のはりねずみのおとうさん おかあさん ぼうやです。 ひっそりとくらすはりねずみたち でも、こわいこわい敵が、・・・・・・・ だれでしょう? そして、また、無事にもりにかえります。 華やかさはありません。しずけさがある絵本です。 短いので三歳ぐらいから、いいですよ。 1963年の初版発行ですから、息の長い作品です。
July 29, 2005
コメント(0)
『王さまと九人のきょうだい』 君島久子 訳 岩波書店 赤羽末吉 絵 それは、いつのころか、てんで、けんとうもつかないほどのおおむかし。イ族のある村に、としよりのふうふが、すんでいました。 こうして始まる物語、ふうふはいけのなかから現れた老人(神様?)にこどもができる丸薬を九つもらいます。 おばあさんはまちきれま亡くて、一度に全部飲んでしまいます。一度に生まれた九人のきょうだい、名前は 「ちからもち」 「くいしんぼう」 「はらいっぱい」 「ぶってくれ」 「ながすね」 「さむがりや」 「あつがりや」 「切ってくれ」 「みずくぐり」 老人がつけてくれます。きょうだいがおおきくなったころ、都で王さまの宮殿のはしらが倒れます。それを、直すちからもちを探すおふれがくにじゅうにだされ、きょうだいのひとり、「ちからもち」がそのはしらをもとどおりにします。 ところが、・・・・・・・ きょうだいの名前と物語の展開がおもしろいです。 あっというまに読んでしまいます。 小学生の子供が自分で読むのにもおすすめです。 個人的にこの赤羽末吉の絵が大好きで、よく読んでいます。 いい絵本ばかりです。 絵をみれば赤羽末吉だとわかります。 「シャエの王女」は以前紹介しました。 我が家にはあと何冊かあります。 また、その絵本も書く予定です。
July 28, 2005
コメント(0)
『フォックスおくさまのむこえらび』コリン夫妻 ぶん エロール・ル・カイン え やがわ すみこ やく ほるぷ出版 今日は、急に出かけましたので、帰りに古本やに寄って見つけました。 この絵本は以前子供達と買うかやめるか悩んで、あきらめた本です。 欲しい絵本はたくさんあり、全部はとても買えません。さんざん迷ってあきらめたのです。美しい絵本です。ですから、その当時高いと思いました。 古本やで見覚えのあるその絵本、ずいぶん安く買えました。 美しい絵、おとぎ話に紛れ込んだ気がします。 このエロール・ル・カインの絵本はよく見かけると思います。 私は『おどる12人のおひめさま』が好きです。 この絵本を読んでおとぎ話の世界に浸って下さい。
July 27, 2005
コメント(0)
『しろいうさぎとくろいうさぎ』 ガース・ウイリアムズ ぶんとえ まつおかきょうこ やく 福音館書店 作者は『おやすみなさいフランシス』で紹介しました。アメリカの人です。 挿絵作家であり、絵本作家です。大変人気があります。 訳者は『おふろだいすき』をかいた松岡享子さん、児童文学の研究、翻訳、創作等幅広い活躍されている方です。 この絵本は、仲の良いしろいうさぎとくろいうさぎがいつもいつも一緒にいたくなり、結婚するお話です。 やさしいことばと、絵が素敵な作品です。 結婚前のお嬢さんたちに人気があります。 とてもかわいらしくて大好きです。 これは子供から大人まで楽しめる作品です。 皆さんもご存じでしょう。
July 27, 2005
コメント(2)
『ちいさいおうち』バージニア・リー・バートン ぶんとえ いしいももこ やく 岩波書店静かないなかに、ちいさなおうちがたっていました。りんごの木や畑にかこまれて、たいへんしあわせにくらしていました。でも、まわりにいえがたち工場がたち、電車がはしり、にぎやかなまちになっていきました。ちいさないえはいなかがこいしくなります。さいごにこの家族に愛されたちいさいおうちはいなかへひっこします。絵本のなかで、時間の流れがあります。子供達にこの絵本の読み聞かせでまだ使っていません。この絵本の良さは子供が成長するにつれてわかっていくと思います。大人でこの絵本をとてもすきなひとが多いのはこの絵本の作家の思いの深さに共感するからではと思います。この作者は有名で、作品に『いたずらきかんしゃ・ちゅうちゅう』があります。この作者の作品も好きで、何冊か持っています。 また、日記で紹介していきます。
July 26, 2005
コメント(0)
「ガラスめだまときんのつののやぎ」白ロシア民話 田中かな子 鈴木康司 福音館書店 読み書かせに使いました。 民話らしい良い作品です。 大変読みやすい作品で、子供達の耳にスーと入っていきました。四五才ぐらいからが好いと思います。子供達が落ち着いている時に使うといいですよ。ざわついているときは、面白いものや、小さい子向きのを読んでから、これを読むとうまくいきます。 絵もとてもいいです。
July 22, 2005
コメント(0)
ブラウンさんのネコ スラウォミール ウオルスキー いずみちほこ セーラー出版 ブラウンさんがかわいがっているとらという名前のねこはどんどんおおきなって・・・・・ あれれ、ねこじゃなかったの? でもブラウンさんにはかわいいねこなんです。ストーリーもいいのですが、絵がとてもいいのです。 外国の絵本らしい雰囲気もいいです。 読み聞かせで使ったのですが、個人的に気に入ってしまいました。 ときどき読んでいます。 どんなねこでも飼い主にはかわいいねこなんです。 我が家にも、ねこがいて、子供よりかわいがっているくらい。 ねこは三、四歳ぐらいの知能しかありません。それがまた、いとうしいのです。 ここでは品切れです。 よそのサイトであります。
July 19, 2005
コメント(0)
「まほうつかいのノナばあさん」 トミー・デ・パオラ 湯浅フミエ ほるぷ出版 トミー・デ・パオラは不思議な雰囲気があります。 その淡い色調の絵と個性的なストーリーがとても新鮮です。 私が出会ったころは、今のようにビデオなどありませんでした。 子供のちいさいころのお気に入りでしたが、子供が大学生になってから、この絵本を買いました。 たまたま本屋で見つけたので、子供に電話ではなしたら、「いる。」 とのことでした。ずっと子供のところにいて、このごろ、わたしのもとに帰ってきました。 他の絵本たちと一緒に。本が増えすぎたのです。 また、持って行くと思います。それまで、わたしが読んでます。 この絵本はこどもからおとなまで楽しめます。 読み聞かせで本を選んでいるとき、たまに大人の絵本も見つけます。 そんなときおもしろいとつくづく思います。 だから、絵本に飽きないのだとも思います。
July 19, 2005
コメント(0)
ちびゴリラのちびちび ルース ボルンスタイン ほるぷ出版 岩田みみ この本は読み聞かせ講座にいけば、紹介される本です。JPIC読書アドバイザーは、この本をよく知っていて、絶大の信頼を寄せている絵本です。私もここでしり、いままでこの本に出会えなかったことが、とても残念でした。1978年発行の絵本ですから、どこかでもっと前にお会いしたかったと思います。 ゴリラのちびちびがジャングルのみんなに愛されて、育っていきます。それが、 「みんな この ちびゴリラがだいすきでした」 この言葉に込められています。 すべてこの言葉に。 小さなこどもから、大人まで、お母さんが感動する絵本です。 何度も読み聞かせに使いました。 お母さんが何度も何度も子供達に読み聞かせてあげて下さい。 いい絵本です。 これを読みながら、我が子達が、これと同じようにして育ってきたことを思い、心から、周りの人達の暖かい思いやりに感謝している次第です。
July 18, 2005
コメント(0)
ねずみにそだてられたこねこ ミリアム ノートン ガース ウイリアムズ 徳間書店 のねずみミグスさん一家は、巣にまよいこんだこねこをそだてることにしました。こねこのミッシーはじぶんがねこだということをぜんぜんしらずに、おにいさんねずみたちとなかよくチュウチュウいいながら大きくなっていきます。 ある日、人間のこどもたちにすがたをみられ、こどもたちは、こねことなかよくなるためにミルクのさらを用意して、・・・・・とてもこころがあたたかくなる絵本です。読み聞かせにも使いました。よかったですよ。 先日紹介した「おやすみなさいフランシス」の挿絵を描いた、ガース ウイリアムズの絵がいいです。こんどは、色合いがきれいで、かなり雰囲気が違います。絵が絵本をより素敵にしています。 読んでいていいなあと思いました。のんびり、ゆったり読み聞かせたのを覚えています。好きな作品です。
July 17, 2005
コメント(0)
さっき 「ジャムつきパンとフランシス」について書きました。 これはそのシリーズの一冊でわが子たちのお気に入りでした。 なぜなら、よく似たことをしていたからです。 おやすみなさいフランシス ラッセル ホーバン 福音館書店 ガース ウイリアムズ その当時は、親としては、子供たちがねたあとの少しの時間、したいことがありましたので、主に本を読むことですが、はやく寝てほしいとしみじみおもったものです。ですから、この親たちのように辛抱強い親にはなかなかなれませんでした。チョッピリ反省しています。この絵本は、本当に生活感のある絵本です。 このごろ読むと、フランシスの歌に笑ってしまいます。 子育てにゆとりを持とうといいますが、なかなか難しいものです。 そのときはわからないことがおおく、悩みことばかりです。 子供がのびのびしていれば、オーケーぐらいでいいのでは?
July 14, 2005
コメント(0)
読み聞かせをしている託児所の園長先生と話していて、これを使うことを思いつきました。子供の味覚もまた、いろいろなものを食べて覚えていくものです。そして、それが、健康なからだをつくることになります。 でも、そんなことを考えなくても、いい絵本で、人気があります。 ジャムつきパンとフランシス ラッセル ホーバン 好学社 リリアン ホーバン フランシスはアライグマの子供です。ジャムつきパンが大好きですが、ほかの食べ物はたべたくありません。ついにおかあさんとおとうさんは、フランシスに無理に食べさせることをやめます。そのかわり、フランシスの食べ物はすべてジャムつきパンになります。最初は喜んだフランシスなのですが、・・・・・。 私はこれを呼んで、なんて素敵な両親なんだろうと思いました。子供は体験しないと納得しないものです。これは、本当にいいお手本でした。 フランシスはよく自分の気持ちを歌にします。それが、とてもかわいいのです。 絵も鉛筆でかかれた登場人物?にほんのすこし色がはいるおとなしい、でもやさしい作品です。 根強い人気があり、みんなに愛されています。
July 14, 2005
コメント(0)
おばけのバーバパパ アネット チゾン 偕成社 タラス テイラー やましたはるお やく おばけのバーバパパが生まれたところからこの話は始まります。そのユニークな姿と型にはまらないストーリー展開はみんなに愛されています。このシリーズも何冊か読み聞かせに使っています。 仲のいいチゾンとテイラー夫妻の作り出す独特の世界は、人が仲良く楽しく暮らすことをすばらしさを絵本に詰め込んでいるように思います。 また、この夫妻は自然に対する思いがあると思います。子供たちにわかりやすく、このシリーズのなかで、いろいろ書かれています。読んでいる方もそう思われるのでは? 私は、読み聞かせで、使ったとき、説明したいこともありましたが、あえて言いませんでした。子供たちが大きくなれば、わからなかったことが、わかります。そのとき、「ああ、あの絵本にこのことが書かれていたんだな。」そうなることを、楽しみにゆっくりまっています。なぞは解けるときがきます。 知る楽しみって、ずっとできます。 子供たちにもそれを知ってもらいたいと思っています。 教えるのでなく、感じてもらえればいいと思います。
July 12, 2005
コメント(0)
おおきなかぶ 内田莉沙子再話 福音館書店 佐藤忠良画 いい絵本です。 題のとおり おおきなかぶを引っこ抜くためにみんなで力をあわせます。 ある幼稚園での保母さりんの話です。秋の発表会で大根を引っこ抜くシーンがありました。いまの子供たちは生活体験が不足していて、いくら教えても様にならなかったそうです。それで、この絵本を使って、「うんとこしょ どっこいしょ」と掛け声をかけながら、引っこ抜く練習をしたそうです。 練習の甲斐あって、発表会ではうまくいったそうです。 うそみたいですが、本当のことです。 夏です。水遊び、砂遊びたっぷりさせてください。 このごろ、ぴかぴかの泥団子の作り方もあるそうですから。 これは、大人が夢中です。 内田莉沙子の沙は草冠をつけてください。いまの我が家のパソコンではできなかったのです。
July 12, 2005
コメント(0)
もしもぼくがライオンだったら マイケル ローレンス 小学館 アリスン バートレット この絵本も読み聞かせのために探していて見つけたものです。 主人公はけむしのヒューゴ ゆめはライオンになること、一生懸命なりたいもののために努力する姿がとてもかわいらしい絵本です。 私はこの絵本を読んでいて、いつも読み聞かせのとき、子供たちの様子に注意しながら読むのですが、あまりにこの主人公のけむしがかわいくて、読みながら、自分も絵本を楽しむことに夢中になっていました。後で記録ノートに反省を書いてあります。たくさん呼んだ絵本の中で、印象の強い作品です。大変好きな作品です。 海外の作品で、絵も鮮やかな感じです。 読んで見てください。
July 10, 2005
コメント(0)
ガンピーさんのふなあそび ジョン バーニンガム 光吉夏弥 ほるぷ出版 以前、読み聞かせに使いました。暖かい季節にぴったりで、外国の絵本でとわかる作品です。この作者の絵本は、やわらかい色調とやさしい印象の文章が持ち味です。 ガンピーさんと動物仲間のふなあそび、笑えて、楽しいです。 この絵本は小学生ぐらいの子供たちにいいと思います。私が使うのに少し迷いました。 絵本の楽しさを知っている子供たちなので、うまく組み合わせて使いました。 この絵本は長めなので、他の絵本を短めのを組み合わせたのです。 うまく聞いてもらえました。 この作者の絵本が好きで、時々探して使っています。 絵を見ただけで「あっ ジョン バーニンガム の絵本だ。」とわかる そんな絵本なのです。
July 9, 2005
コメント(2)
朝から読み聞かせの絵本の組み合わせに迷っています。 子供達は、絵の雰囲気が変わったものに敏感です。 以前、版画の絵本を読み聞かせに使った時、大変関心を集めたので、そのタイプのものを探していました。それで、この本を見つけたのです。 ぴよぴよひよこ ジョン ローレンス さく 児童図書館 いけふろあき やく 絵本の部屋 色のきれいな版画絵です。作者はイギリスの人で、作家、挿絵画家です。作品の沢山あり、木版画は美術館などにも多数所蔵されているようです。 昨日は、時間があまりなくて、図書館であわてて選んできましたので、じっくり、読まなかったのです。 読み聞かせ泣かせといったのは、その字の配置です。最後のページ 「どうしましょう。字であふれています。その絵の雰囲気を壊すことなく、読むことが出来るかしら?」練習してみます。その出来具合でどうしてもだめなら、変更です。 他の絵本とのバランスの事も考えると、もう、一冊、 あげは 小林湧 ぶん え 福音館書店 これにしようかとも迷っています。 科学絵本もたまに入れます。関心はいまいちなのですが、自然のこともすこしずつ知って欲しいと思っています。 後でどうなったか書きますね。
July 7, 2005
コメント(2)
ラヴ ユー フォーエバー ロバート マンチ 作 乃木りか 訳 梅田俊作 絵 岩崎書店 アメリカの超ベストセラー絵本です。 やはり読み聞かせの絵本を探していて、出会いました。 私のような小さい子供達には読んでも分からないと思います。 人の人生が絵本になった作品です。 読んでいて泣いてしまいます。涙もろいほうです。 でも、この本を読まれたお母さんたちも皆、泣いてしまうようです。 自分のためにこの絵本を買いました。 家の本棚で、読み聞かせ用の絵本を探していてこの本に行き当たり、しばし本 探しをやめて読んでは泣いています。つい、親を思い、子を思ってしまいま す。 お母さんの自分のための絵本です。また、お父さんにお勧めします。 私個人としては、小学生高学年からで好いと思います。 でも、絵本の好きな子供達はとうの昔にどっかでであっているでしょう。 読み聞かせで悲しい話が読めません。 涙がでて鼻声になり、聞きづらくなるからです。 今のところ、読まないですんでいるのですが、どうしたものかと思案中です。 読み聞かせについて、教えにもいくのでいまのところ、、まだ、このことには 触れていません。 何かいい知恵がありましたら、お教え下さい。 五十万部売れたようです。 じわじわこの絵本の良さをしってもらえるのがうれしいです。
July 5, 2005
コメント(0)
『ペレのあたらしいふく』 エルサ・ベスコフ さく え おのでらゆりこ やく 福音館書店読み聞かせを始めてから、絵本を探しているうちに見つけた絵本の一つです。 外国の絵本らしい絵本というのが第一印象でした。読んで気に入り、さっそく購入しました。 作者は私が生まれる前に亡くなっています。この作品はその遙か前、1910年代ですから、本当の古典です。買った時は知りませんでした。 ペレという少年が自分の飼っているひつじ、その毛で服を作ります。ペレは 糸を紡いだり、糸を染めたり、布を織ったり、服を仕立てたり出来ません。そ の仕事をしてもらうかわりにいろいろお手伝いをします。スウェーデンにのど かな村の様子がとてもいいです。 服が出来るために何をしないといけないのか、子供達には新鮮に見えたよう です。このような日常生活を描いた絵本も、子供の疑似体験になるのかもしれ ません。あまり、深く考えないで、子供が楽しめれば好いと思いつかいまし た。 よく、聞いていました。 内容に較べて、字が、少ない、シンプルな作品です。 それは、絵がいいからです。 余談ですが、スウェーデンには、優れた作家が多いと思うのは、私の勝手な推測でしょうか?「やかまし村の子どもたち」を書いたリンドグレーンもこの国のひとです。この本もいいです。小学生中高生向きです。
July 5, 2005
コメント(2)
子供達が読み聞かせに慣れてきたので、長い物語も読んでみようと探していて、見つけた作品です。 とうもろこしおばさん 秋野和子 再話 福音館書店 秋野亥左牟 画 アメリカ インディアンの昔話です。 見知らぬおばあさんが村にきて泊めて欲しいと頼みます。何度か断られるのですが、ある村で泊めてくれます。お礼におばあさんが村人達にパンをごちそうします。不思議に思った若者がそっとのぞいてみると, 「つるの恩返し」を思い出します。おばあさんはとうもろこしだったのです。おばあさんはとうもろこしの育て方を教えます。とうもろこしが インディアンに伝わったお話です。 読み聞かせに使う前、練習していて、読みやすく、話がおもしろいので、最後まで、楽しく読めました。これなら大丈夫と思い、使ってみました。最後まで、あきることなく聞いていました。 この本は物語のおもしろさの他に画のよさがあります。額に入れて飾っておきたいような画です。魅力のある画です。 読み聞かせで、ちょっとかわったのを組み合わせるのにいいです。
July 4, 2005
コメント(0)
かいじゅうたちのいるところ モーリス センダック 富山房 神宮輝夫 この作者との出会いは遙か昔、子供が生まれる前です。 その出会いのショックがいまでも忘れられません。 いままで見た絵本とはまるで違っていて、それでいて引き込まれるのです。 子供が絵本を読むようになったら買おうと心に決めていました。 持っている本のなかで、子供の一番のお気に入りがこの本です。 だいぶ古くなった本を読み聞かせに使っています。 不思議な雰囲気をかもしだす本です。 いま、品切れのようです。図書館であります。 他のセンダックの作品もいいですよ。 子供の気持ちになって楽しめる絵本です。
July 3, 2005
コメント(0)
よあけ ユーリ シュレヴィッツ 福音館書店 瀬田貞二 題の通りなんです。 この本は字が少なく、絵がよあけへと変化していきます。 スケッチ風です。 この本は読み聞かせをすることを迷いました。字が少ないのは難しいので す。 少ない言葉で表現できることは限りがあり、あとは、聞き手の感じ方次第で す。 私のように小さい子達には、他に沢山いいものがあるのにとも思いました。 でも、読んでみて、やはり、読み聞かせることにしました。 いくつか工夫しました。楽しい物語のあとに入れる。そして、読むテンポを 遅く、 トーンも下げて、絵を見ることに注意を向ける。 子供達の感受性はすごいです。じっと絵本に見入っていました。 あとで先生方から、「よかった。」と誉められました。 今回はうまくいきましたが、逆もあります。でも、試した見る価値があるようです。 後で知ったのですがこの本はおとなに人気があるようです。 読んでいて、よあけの情景が浮かびます。それは、絵本の絵のようでもあ り、また 違うような気がします。それは、じぶんの中でよあけのイメージ があるからだと思 います。私は自分が好きなよあけを自分のなかで、楽し んでいます。 子供の成長によって感じ方の違う絵本です。 小さい子供だら大人まで好いと思います。
July 3, 2005
コメント(2)
はしれ!かもつたちのぎょうれつ ドナルド クリューズ 評論社 たむらりゅういち文子供達はのりものの話が好きです。特に男の子達は。 それで、図書館で色々さがしてみました。 意外と、少ないのです。小さい子供達のものは。 この本は本屋さんでみつけました。 字の少ない絵本です。そのかわりに絵がモノクロをベースにあか、オレンジ、きいろ、くさいろ、うみのいろ、すみれいろ、くろいろとかしゃのいろが鮮やかです。いろをかえることで、いろを覚え、貨物列車といっしょにたびをします。 これもあきのこない絵本です。 とても細かいところに気配りされていて、読み聞かせをしていて、楽な絵本です。 本に使われる紙の質など、読み聞かせをして分かることがあります。 子供達に人気の絵本です。
July 2, 2005
コメント(0)
土曜日曜はパソコンを家人と取り合っております。 やっと使えるようになったので、日記を書きます。 昨日、父の話をしました。以前の日記に書いたように亡くなっており、もう十五年 ぐらい経ちました。 父からは、大きな見えない遺産をもらいました。大変本好きで、読書習慣もその遺産の一つです。親の愛情を疑ったことはありません。世界中を敵に回しても、子供を守 る。そんな考え方をする人でしたので、先生として、生徒達に好かれ、信頼されて いました。そんな父を偲ぶ絵本です。 わすれられないおくりもの スーザン バーレイさく え 評論社 小川仁央やく まわりからしたわれていたアナグマが、年取って死んでしまいました。かけがえの ない友を失った悲しみをみんなはどう乗り越えていくのでしょう。 老いや死をテーマにした絵本で、そのことにしっかり向き合うので、私のような 小さい子供達の読み聞かせではまだ、使わないでいます。 小学生ぐらいからのほうが好いと思います。大事な人を亡くされた方が、この本で 癒されるようです。私も同じです。つい読んでいて涙ぐんでしまうのです。 この絵本は他の絵本を探していて出会いました。縁だと思います。 やさしい色合いの絵本、本当にいい本です。
July 2, 2005
コメント(0)
この本はJPIC読書アドバイザーのスクーリングの時紹介された本の中の一冊です。 ゆかいなゆうびんやさん ジャネット&アラン アルバーグ作 おとぎがいどう自転車にのって 佐野洋子訳 文化出版局 本好きが集まってわいわいがやがやいろんな本を見ました。ここで紹介される本はいいものばかりで、全部欲しいのですが、そうもいきません。その中で仲間がこれはすぐ買うといったものです。私もどうしても欲しくて家に帰り次第買いました。この本は読み聞かせには不向きです。小さな本です。でも、持っているだけで幸せなのです。ゆうびんやさんの配達した6通の手紙がすべて絵本の中にはいっていて、手に取って読めます。シャレててユーモアがあって愉快なのです。 親子で楽しく読めます。5・6才から大人まで楽しめます。小学生へのプレゼントにいいと思います。本好きのお母さんが友達の子供さんへの誕生日プレゼントとしてこれを送り、たいそう喜ばれ、お株が上がったという話をよそで聞きました。さもありなん そんな本です。
June 24, 2005
コメント(0)
6月の読み聞かせの本を選んでいて、バランスのために自分の本を物色していて見つけた夫のお気に入りの本です。 アンダーグラウンド デビット マコーレイ作 岩波書店 シリーズで カテドラル キャッスル 都市 ピラミッド があります。国際的に評価の高い本です。中学上級以上 今から20年以上前の本です。久しぶりに開いてみました。やっぱりすごい本です。見るだけでもそのデッサンのすばらしさに見入ってしまいます。モノクロの世界を楽しんで下さい。つい寄り道してしまいました。これから、他の本を探します。
June 21, 2005
コメント(0)
全2544件 (2544件中 2501-2544件目)