そんなこんなで、神原ちゃんバージョンのＯＰからして、素敵に怖かったです。パステルカラーで、わー、かわいいー♪パーカーもパステルカラーだし、わー………か、かわいい？ま、まあいいや（汗）、百合の上を飛びながら戦場ヶ原ちゃんに笑顔全開で向かってくユリ（笑）な神原ちゃんがめっさかわいい！☆（≧▽≦）☆！

と浮かれたところで、 鋏でチョッキン 　ですよ、コンチクショー。

(；ﾟдﾟ)
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
(；ﾟдﾟ)
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
(；ﾟдﾟ)
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
マジでか！！

黒っ！！（￣□￣；）！！
パステルカラーなのに黒っ（￣□￣；）！！ 　みたいなね！！

快活だったはずのスポーツ少女の赤裸々な感情が遠慮も呵責もなしに次々と暴かれ、阿良々木くんの全方位３６０度オールビューな優しさが底の抜けたバケツみたいにだだ漏れ、忍ちゃんの吸血シーンが無駄にやらしい……まあ、「吸血行為」はその手の行為のメタファーだから仕方ないとして（別に仕方なくはない）

予想の遥か上を軽々と飛び越える阿良々木くんのスプラッタシーンがガチのマジですごかったです。

前半の神原ちゃんの独白が止め絵ばっかだったせいで、余計動きが激しく見えたってのもあると思うんですが、うん、ほら、いくらパステルカラーでごまかしたってね？

コレは怖いです。ガチのマジで怖いです。ありえないくらい怖いです。そりゃ、こんなん見て寝たら
ﾍ(..､ﾍ)☆＼(ﾟﾛﾟ )夢見悪いに決まってんじゃん！と、自分に盛大に突っ込むくらい怖かったです。

そのものずばりじゃなくて、パステルカラーだっただけに、余計想像力を刺激されるっていう………

シャフト………恐ろしいコ！ 　って感じ？←適当

おまけに、スプラッタ全開な阿良々木くんを見ても戦場ヶ原ちゃんが顔色一つ変えないのはありだとしても、顔色一つ変えずに神原ちゃんをたぶらかす恋人を見て、

「全く情の深い女だ」

の一言で済ませられる阿良々木くんの器のでかさは
ﾍ(..､ﾍ)☆＼(ﾟﾛﾟ )四次元ポケットか！

みたいな、見所沢山、突っ込みどころも盛り沢山、すごい面白アニメだとは思うけど、怖いよ！めっさ怖いよ！助けてド○えも～ん
な、「化物語」するがモンキーエピソードでした。

結局、阿良々木くんが内臓撒き散らしても、戦場ヶ原ちゃんが神原ちゃんをたぶらかしても、神原ちゃんが戦場ヶ原先輩を取り戻しても、レイニー・デヴィルが消滅しても、神原ちゃんの左手は猿のまま。

この終幕こそが、一旦怪異に遭遇してしまえば何かを失うことは避けられない西尾維新流の「優しくないリアル」なんだろうなと思ってみたりもしてました。
ただ、意味も意義も理屈も常識も善も悪も、何もかも何もないように見えつつも、失ったからこそ見えてくるものがあるように思えるからこそ、無意味で大量な会話を含めて「化物語」っていう作品が大好きなわけですが、とりあえず、今回のエピソードを一言で表すなら「ツンデレクイーンな戦場ヶ原ちゃん、最凶伝説」って感じ？（ぇー