今週のジャンプ銀魂のことを「冨樫化」って言うけどさぁ、今更何言ってんだか。冨樫化云々ってのは、８２訓の時点で始まってたからね！と大概失礼なことを思い至ったせいで、 リンク切れだった８２訓加筆修正をまとめなおした り、とあるニュースにつっこんでたら、予想以上に時間がかかって、今朝はカラーイラストをご紹介するところまでいきつけませんでした。
っつか、確かに８２訓はほとんど全ページがコミックスで修正されてたので、当時、「冨樫化！（￣□￣；）！！」と騒いでたんですが、今、改めて見返すと全然たいしたことないっていう（笑）

で、とあるニュースっていうのは、こちらです。キトラさんに教えていただきました。

【『週刊少年ｼﾞｬﾝﾌﾟ』で『銀魂』が下書き同然の画に】 （ web）

どっからつっこんでいいか分からないくらい激しくツッコミ満載なニュースなんですが、キトラさんからのコメントに「この記事思いっきり誤字しちゃってるので、是非かずはさんにも盛大にツッコミを入れていただきたいな☆と思っただけです(笑)」とあったので、とりあえず盛大に突っ込んでみる。

「第三百六十四訓「女はベジータ好き　男はピッコロ好き」は主人公の坂田銀時らがホストに扮して死神と噂されるマダム八神を迎える内容である。」

「マダム夜神」が、「マダム八神」

･･････････････････････････････････････････････････････
･･････････････････････････････････････････････････････
･･････････････････････････････････････････････････････

と、分かりにくいツッコミをしたところで（笑）、この記事にはこう書いてあります。

8日に発売された『週刊少年ジャンプ』35・36合併号で空知英秋の人気連載漫画『銀魂』の画が下書き同然の状態で掲載されていると話題になっている。現在、連載と休載を繰り返している冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』も同じようなクオリティで掲載されたことがあり、冨樫化の声もある。
（中略）
　既に『HUNTER×HUNTER』で下書き同然の画で掲載された事実があるために、その時ほどのインパクトはない。一方で冨樫義博は「冨樫病」なる不名誉な言葉が生まれるほど突き抜けた存在であった。冨樫以外の作品でも下書き同然の画が掲載されるならば、特別が特別でなくなってしまうインパクトがある。人気漫画家ならば下書き同然でも許される、単行本で書き直せばよいということになれば『週刊少年ジャンプ』のクオリティが問われる。


「銀魂」が下書きで掲載されてることを鬼の首をとったように書かれてますが、萩原先生の「バスタード」だって、星野先生の「D.Gray-man」だって、岸本先生の「ＮＡＲＵＴＯ」だって、最近じゃしまぶー先生の「トリコ」だって下書き状態で掲載されてましたからね。下書き原稿は、冨樫先生と空知んたまの専売特許じゃありません。言わば、

ジャンプの伝統です。 ←( ´ﾟдﾟ｀)ｴｰ

ジャンプを普段読んでない（かもしれない）人が、無理にジャンプのことを書こうとするから私みたいなのに突っ込まれる羽目になるわけで、ジャンプのことを書きたいなら、ジャンプ暦２０……ごにょごにょ年な私に一言聞いてくれたら、ちゃんと教えてあげたのにねぇ。……っていう上から目線。(ﾟ∇^*) ﾃﾍ♪
ちなみに、この議論は（写植すら間に合わずに手書き文字で掲載されてたこともある）「バスタード」のときに散々起きてたことなので、古参のジャンプファンは、今更何言ってんだとしか思えないっていう（笑）

１００歩譲って、銀魂のことでジャンプのクオリティを問いたいんだとしても、

遅すぎです。

すでに、 ２４巻収録の２０５訓で、冨樫化は発動して、新ちゃんがひどいことになってます。



遅い！遅いよ！っつか恥ずかしいよ！
少しはネットで調べてから記事書こうよ！o(>ﾛ<o) (o>ﾛ<)oﾊﾞﾀﾊﾞﾀo(>ﾛ<o) (o>ﾛ<)o


とジタバタしたところで、このニュースでは最後に

今回の下書き同然の画も時間的に間に合わなかったためと見られているが、ファンの声は意外にも温かい。空知は単行本の中で『銀魂』の単行本発行頻度が早いと述べている。また、『ジャンプ』ではセンターカラーも多い。そのためにファンは「ジャンプ編集部が空知先生を働かせすぎ」と同情的である。

と締めくくられてますが、別に「意外」でもなんでもなく。

そりゃ今回が初めてじゃないから慣れてる（←待て）ってのもあるけど、過酷な週間連載で原作者もいないのに何このネーム密度！（￣□￣；）！！と毎回驚いてる身からすれば、空知んたまスキーな 銀魂狂 （ ぎんたまにあ ） が空知んたまのこと責めるわけないじゃんねぇ。

でもまあ、「ＮＡＲＵＴＯ」や「トリコ」のときじゃなく、敢えて「銀魂」のときにジャンプ普段読んでなさそうな人が 「冨樫以外の作品でも下書き同然の画が掲載されるならば、特別が特別でなくなってしまうインパクトがある。人気漫画家ならば下書き同然でも許される、単行本で書き直せばよいということになれば『週刊少年ジャンプ』のクオリティが問われる。」 っていう訳の分からない警鐘を鳴らしてくれたってことは、２４巻に冨樫化が発動されてたときはガン無視だった（笑）「銀魂」が、今やそれだけの

人気作品になった ともいえるわけで。

それはそれで、逆説的に価値のあるニュースだったのかなってポジティブにも考えられますよね！☆^(o≧▽ﾟ)o

連載当初はいつ打ち切られるかっていう心配しかしてなかったってのに、今や、ジャンプのクオリティを左右する漫画だと評価されてるあたり、私的には、こう、締めくくらせていただこうと思います。

空知んたま、すげぇ！☆（≧▽≦）☆！

でも、お体だけは気をつけてくださいね！
体壊したりとかした日には、全国１０００万人（←適当）の 銀魂狂 （ ぎんたまにあ ） の涙で日本が沈んじゃうぞ！←ガチ（少なくとも、広島は私の涙で沈みます）

あ、ちなみに、「これだから信者はタチ悪い」ってご意見は、私にとっては褒め言葉になるのでお気をつけください（笑）


※　関連日記　 「銀魂」第４２巻　【コミックス加筆修正 （加筆訂正？）】