つれづれなる徒然奇行

奇蹟の輝き

ロビン・ウィリアムス/奇蹟の輝き
奇蹟の輝き
主演 ロビン・ウィリアムズ(クリスティ)

二度目の登場のロビン・ウィリアムズ。この方とトム・ハンクスはいい作品にたくさん出ているなぁ、と思うのです。この話、3回みて3回泣きました。(次も泣くでしょう)
さて、お話は…。魂の友(ソウル・メイト)と呼ぶに相応しい妻アニーと出会い、恋をして結ばれ、二児の父となったクリス。
しかし、子供二人に先立たれ、悲嘆に暮れるアニーを支えるつもりだったクリスすら、妻を残して死んでしまうのです。
クリスの死後の世界は、未練を残して死んだためか、妻の描いた絵画の中。妻に未練を残す彼を心配して見守る子供たちの存在に気づかないクリス。彼は狂気に満ちたその絵の中から、妻を見守るが、彼女は絶望のあまり自殺してしまいます。自殺者はいわゆる『地獄』に行ってしまうため、別れ別れになった妻を捜しに、クリスは旅に出ます。
なんか、台詞が良いんですよね。
『そこに母さんはいない』『地獄に行くときはおまえについてきてもらいたい』(クリスが息子に言うセリフ)『天国でも地獄でも共に居たい女だから』
それと、演技。ウィリアムズは言うに及ばず、妻と娘の再会のシーン。息子と娘の登場シーン(ここらへんは、映画のキーポイントだと思うので伏せます)。昔死んだワンコまで出てくるんですよ…。動物好きには、たまらないよ…(死後出会うことが出来るのは、本当に思い思われていた魂だけという設定なのです)。
あと、画像ですね。死後の世界は油絵です。狂気から脱したあとのその世界は、とても美しい絵になります。CGといえばそれまでですが、私は好きです、この変化。
魂の友…ソウル・メイトですが、造語ではないようです。誓句の一語らしく「この者を『魂の友』として…」と使うらしいです。夫婦、パートナーといったカンジですかね。ロマンティックな単語ですね。
愛情ってすばらしいという感動作だと思います。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: