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上海に住む中国人の三人家族。
父親は1989年に35歳で進学を志し、4年生の娘と妻を残して北海道の語学学校
へ入学します。経済的な理由で学業を続行できなくなり留学の夢を娘に託して
一人東京で働きます。成長した娘はニューヨーク州立の医学部に入ります。
15年近く、1度も帰国せずに皿洗い、清掃、三つの仕事を掛け持ちで娘の学費を稼ぐ
父。最愛の娘を異国に送る母親。
「人生いうリレーのバトンを持って長い距離を走れるだけ走って最後に娘に渡したいのです。」
と父親は働く理由を話します。ニューヨーク渡航前夜、「これからあなたは一人でやってい
かなければなりません」と娘に諭す母親。
「あなたを支えているものはなんですか」
と問われ、「未来への憧れです」と応える娘。
今の日本では流行おくれになったシンプルなメッセージですが
成人の日に相応しい言葉だなあ・・と心引かれました。
人は誰でも過去から未来へ「つながるいのち」のかけら。
次世代への責任を担わなければなりません。
成人の日は、人生というたすき渡しの助走が始まる日。
「頼む人」から「担う人」へ。
今の時代に負けないで頑張り過ぎずへこたれないで
笑顔、忘れないでこのまま助走を続けたいですね。
人生、まんざら捨てたもんじやない・・って毎日、感動を探しています。
一緒に頑張ろうね。