愛の足跡・・・

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September 26, 2005
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カテゴリ: CSUSB
今日授業でやったことで、ちょっと面白かったから書いちゃいます!このクラスはやたら宿題が多くて参ったー・・・って思ってるとこなんですが。ショッパナの宿題もリーディングでした。先生のHPからダウンロードした5ページほどのArticle。昨日読んだんだけど、どうやらNaciremaっていう民族のお話だった。ちょっと紹介。

Nacirema民族はカナダからメキシコにかけて生息していて、「人間の体が醜い」って考えていて、放置しておくと衰弱したり病気になったりするって思ってる。そうならないように色々な儀式を行っているらしい。

例えば、全ての家庭に寺があって、寺の壁には宝箱がある。そこで男性は顔の皮膚を薄くそぎ落としたりするんだって。その寺でNacirema族は身体の儀式を行う。また、Medicine manっていうのが居て、秘密の薬をくれるんだけど秘密の言葉で書かれているために、その薬は宝箱にしまわれてそのうち何だかわからなくなる。

Naciremaは特に口に儀式を重要視して、儀式を行わないと歯が抜けたり、出血したり、顎が変形したり、人間関係が悪化したりすると思っている。毎日豚の毛の塊と特別な粉を一緒に口に入れ、一定の方法でその固まりを動かしたり、時には年に数回、口の専門医のところへ行き、儀式を行い、キリなどで歯をを削ったり、穴を開けたりする。その際には物凄い痛みを伴うが、それでも人々は毎回その呪医のところへ舞い戻る。

集落ごとにあるLatipsoという寺院で、Medicine manは特別な儀式を行う。ここへは重病の人が来て、特に過酷な儀式がある。まず入ると全身裸にされて、排泄物を神聖な器に入れる。このLatipsoには莫大な貢物を持っていかないと入る事ができず、貢物を納められない人には儀式は行わない。

また、太りすぎの人は細くしたり、細い人は太くしたり、女性の胸を大きくするなどの儀式もある。Nacirema族は理解に苦しむ儀式を数多くするのだ。

ある人類学者がこういった「安全で文化的生活をしている私達には、物事を遠く、そして上から見ることによってこれらの民族の持つ残虐性・非論理性が見える。しかしこれらの儀式なしに今までの困難を乗り越えることが無かっただろうし、今の高度な文明もないだろう。」



どうです?訳分からないでしょ?私も最初なんて酷い残虐な民族が居るもんだ・・・って思ってました。歯を削るとかって昔の日本で言う抜歯のこと?とか思ったり。でもね、この文章は 現代のアメリカ社会を風刺 してるものなんですって。気づきました??



American やんけ!!!

そう、みんなしてDAME!!!!!!!!って感じでした。

最初にカナダからメキシコにかけての民族って言ってたでしょ?思いっきり北米の人たちのことです。そう、アメリカ人のこと。

各家庭にある寺はバスルームで宝箱は鏡のこと。男が肌をそぎ落とすのはヒゲ剃りのこと。毛を剃るっていう行為は非合理的なのに、高度な文明社会にすんでいる民族のやることじゃない・・・はず。毛は必要だから生えているのに、わざわざ剃ってるんだもんね。でもそれが私達にとっては普通でも、他の世界の人々から見たら普通じゃないかもしれない。

Medicine manは医者のことで、高価な貢物を持っていかないと治療が受けられない。これも事実ですよね。Lapistoも逆さまから見るとHospitalっすよ!!!

自分の置かれている文化が当たり前で合理的って思いがちだけど、客観的に見ると決してそうとも限らないってことが分かるってことです。そうやって色々な文化、習慣、固定観念などを勉強していくのがこのクラスよ~~~~~って言ってました。

大変だけど、ちょっと面白そうかも。最初の宿題The Naciremaは超やられた~~~って感じでしょうか。面白かったです☆

読んで見たい人は読んでみて!!前の日記で一応ProfessorのHPからコピーペしておきます^^







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Last updated  September 27, 2005 07:39:42 AM
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