わんころりん☆にゃんころりん

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2009年04月20日

やはり・・・

カテゴリ：トロン

猫はやはりライオンやトラとお仲間だった　と改めて認識

今日は春恒例のワクチン接種
シャトの８種とトロンの７種　健康診断つき
幸い御老体組は何の異常もなく接種可能となった

シャトは難なく終了するので後回し

さて我家でしかありえない光景がこの後待っているとは新しく入ったＡＨＴは知る由もなく・・・
獣医師は強暴になった時から　その経緯に責任を感じるほど　よく状況を御存知である
こうなった原因はここの研修医が未熟だった為　扱いを間違えた事によって引き起こされた

絶対手を出さないで下さいね　何が起こっても・・・

身体を包み背中だけ出して固定しているのは私
獣医師は注射器を見られないようにそっと背後から接種する
ほんの少しの手違いで凶暴性が発揮されてしまった

私の手を噛んだまま放さない・・・
鋭く徐々に力が加わり　メキメキメキ・・・微妙な音がしている

接種が終了しシャーと威嚇して　後は低いうなり声が続いた・・・

２度噛みされたので牙の痕は２箇所　穴は４つ
勿論大量の出血ではあったが　昔からどういうわけか止血しやすい質らしく　すぐに止める事が出来る

不思議なくらい痛みが伴わなかったので　接種後　娘に自宅で様子を看るよう犬猫を託して　スポーツクラブで一汗かいて帰宅した後・・・

夕方の犬の散歩を済ませ　激痛と異常なまでの腫れ・・・
何のことはない亀裂骨折

家猫といえども　獣である事を痛感
毎年噛まれるのは恒例であるがここ数年最小被害で済んでいた
見かけないＡＨＴが声をかけてきたのが気に入らなかっただけの攻撃行動

犠牲（？）になるのは私だけなので　というか私以外は制御不能なほど強暴な猫に急変するのである
現在１０歳・・・

飼い主を噛み付いてまで逆らいたい・・
接種が嫌な訳でも獣医師が嫌いなわけでもない

幼き日のトラウマがそうさせるのである
可哀想だと思いつつ　ワクチン接種をしているが　馬鹿な飼い主は　腕１本折れる程度で我慢ができるなら　それもまた良かろうかと笑って済ませてしまう

年のせいで骨密度が・・・とお思いの方もおられようが　この年齢になっても２０代男性の平均エリアの上層ラインの上を行く骨密度であると検査結果が出ている

窮鼠猫を噛む　とはよく言われるが　窮猫人を噛む
神の与えたもうた野生の力は　人間など遠く及ばない
この力を隠し持ったまま　人に従順に侍っていてくれる優しさに感謝しない訳にはいかないとしみじみ思うのである

ずっとずっと長生きして　毎年毎年傷跡を増やして　伝説のように・・　生きた証にしようね
家がありながら締め出されて公園暮らし　オーバーオールの胸のポケットの中にすっぽり入ってしまったあの頃パフィーかーちゃんが連れて帰ると言ってきかなかった　
保護後　尿路閉塞で生死の境をさまよい続けたトロンが元気で長生きしてくれているのが嬉しい

何度死にかけたか・・
生きていることだけで充分すぎるほどの親孝行息子なのである

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