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2010年05月17日

器物損壊・・・が　齎したもの・・

カテゴリ：報道

ドーベルマン、散歩中の男性とトイプードル襲う
5月17日14時26分配信読売新聞

１７日午前９時４０分頃、名古屋市中川区服部の路上で、近くに住む無職男性（９０）が小型犬（トイプードル）を連れて散歩中、突然、リードの付いていない大型犬が現れ、男性の犬に襲いかかった。

　男性は止めに入った際に転倒し、頭を打って病院に運ばれ治療中。男性の犬はかみ殺された。大型犬は間もなく、飼い主側に取り押さえられた。

　県警中川署の発表によると、大型犬は、近くに住むリフォーム会社役員男性（６４）が飼う雄のドーベルマンで、体高約８０～９０センチ。現場から約１５０メートル離れた自宅兼会社で、従業員が掃除をしようとおりを開けたところ、突然逃げ出したという。

【転載ここまで】

最近は記事が直ぐに消されてしまうことが多いので　転載させていただいている

ほんのわずかな不注意が　命を奪う大事を引き起こす
人間であったら大きな事件だろうが　犬が噛み殺された・・これは器物損壊でしかない

自分の愛犬が　何の落ち度もないのに目の前で噛み殺される・・・
この驚愕と恐怖　後に残る自責の念と後悔・・・
これは　被害にあった方の人に襲い掛かるのが常である・・・

もう５～６年前になるだろうか・・・

友人の犬はミニチュアダックスフント
襲ってきた犬は　秋田犬

違っていたのはどちらもリードで繋がっていた
友人は　大きな犬が来たので　道の端に避けていた
他に避けようのない一本道だった
吠えてもいけないと思い　犬の横に座って通り過ぎてくれるのを待っていた

ところが　いきなりその秋田犬が飛びかかってきた
友人はそのまま倒れてしまったが　リードを離しては大変なことになるとしっかり握っていた

まさかそれが裏目に出るなど　露ほども思わなかった
秋田犬はダックスに噛み付き　内臓を引き出し　その場でむしゃむしゃと食い始めてしまった

あまりの信じられない光景に　叫び声すら上げられなかった友人は　腰が抜けたように　その場に崩れ落ち　血みどろになった愛犬の頭と皮と尻尾を抱きしめていた・・・

通りすがりの見知らぬ人に　家まで送ってもらったらしい・・・と　この辺りの記憶すらない

これは　後日　『通りすがりの見知らぬ人』が　一瞬の事だったのでどうすることも出来なかったと　送ってきてくれた時に家族に事情を話してくれた・・・目撃談だった

秋田犬の飼い主は・・・
何処の誰かもわからない
当然謝罪も何もなかった・・・

しかし　あまりにショッキンッグな出来事だった為　大きな悲しみは後から後から押し寄せて来て　その後ノイローゼ状態に陥り　専門の医療機関に長い期間通っていた

今でも　大きな犬が恐ろしいという観念から逃げ出せないという
大好きだった犬・・・
もう　怖くて２度と飼えない・・・

孫を連れて散歩していても　見知らぬ犬とすれ違うことができないと言う

恐怖の後遺症だね・・・と言える様になった

この話を　友人自ら話してくれたのはつい数ヶ月前の事だった
誰もが避けていた話題・・・
友人が過去の現実と向き合える日がやっと来た・・・そんな思いで話しを聞いていた・・・

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