わんころりん☆にゃんころりん

わんころりん☆にゃんころりん

2016年06月20日
XML
カテゴリ: 介護
「両親を離婚させるしか…」 介護費倍増、揺らぐ中流
朝日新聞デジタル 6月19日(日)18時41分配信


【以下転載】



東京都内の男性会社員(44)は、こんなことを真剣に考えている。


 脳出血で半身マヒになった母(80)は最も重度な要介護5。
4年待った末、東京23区内の特別養護老人ホームで2年前から暮らす。

 その特養からの請求額が昨夏以降、はね上がった。
食費や部屋代に介護保険の自己負担分なども含め、月約8万円から約17万円に倍増。
両親の年金は月約28万円だが、実家の借地料は月8万円近く、一人暮らしをする父(75)の医療費や社会保険料の負担も重い。
男性は毎月4万円の仕送りを始めたが、なお足りない。

 負担が増えたのは、介護保険制度の改正で昨年8月から施設の食費・居住費の補助(補足給付)を受けられる条件が厳しくなったため。
母は特養の住所で住民票登録をしており、実家の父と「世帯分離」をしている。
これまで非課税世帯とみなされた母は補助を受けられていたが、制度改正によって世帯が別でも配偶者が住民税の課税世帯なら補助の対象外になった。

 自治体の生活相談窓口では、担当職員から「国にはもう財源がない。生活プランを見直して欲しい」と言われ、在宅介護も勧められた。
男性は住宅ローンや教育費を抱え、仕送りはギリギリ。
両親を離婚させて再び補足給付を受けるしか手段がないと思い悩み、弁護士とも相談している。

 「いくら財政が厳しいと言っても、利用料がいきなり倍なんて尋常じゃない」

 住民税が非課税の世帯も一定の預貯金があれば、補足給付を受けられなくなった。
厚生労働省によると、昨年8月末の補足給付の認定数は約90万件で、前月末の約120万件から一気に減った。
制度改正の影響が大きいとみられる。

 金沢市で二つの特養を運営する「やすらぎ福祉会」の酒井秀明さんによると、昨年夏の一連の介護保険制度見直しで計144人の入居者の3割ほどで負担が増えたという。
「中間層でも生活がギリギリになる人がいる。『払える人が負担する』という制度の趣旨を超えている。負担増の線引きがこれでいいのか疑問だ」

 その特養の個室に入居する認知症の女性(88)も夫(80)と「世帯分離」をしている。
夫の年金収入で補助の対象外となり、施設利用料は月約7万円値上がりして約14万円に。
合計月23万円余りの夫婦の年金だけでは足りず、貯金を取り崩すようになった。

 20歳で上京して電線会社で長年働き、定年後に故郷の金沢に戻った夫は「アベノミクスで成長って言われても、こんな負担増が続けばいずれ暮らしが成り立たなくなる」と嘆く。
守り続けてきた「中流」の暮らしの揺らぎを感じている。

朝日新聞社


【転載ここまで】

麻生財務相、北海道・小樽市で講演「いつまで生きるつもりか」
フジテレビ系(FNN) 6月19日(日)9時56分配信


【以下転載】

麻生財務相は、北海道・小樽市で講演し、消費が拡大すれば、景気がよくなるとの話題に関連して、「『90になって老後が心配』とか、訳のわからないことを言ってる人が、この前、テレビに出てたけど、『いつまで生きてるつもりだよ』と思いながら、僕は、テレビを見ていましたよ」と述べた。
日本の個人金融資産が1,700兆円を超えている中で、「金は、使わないと意味がない」、「さらにためてどうするのか」などと述べたあとの発言だが、参議院選挙を控え、議論を呼ぶとみられる。.

最終更新:6月19日(日)9時56分

【転載ここまで】


自分の事を自分で心配しなくてはならない世の中になったのはいつの頃からだろうか?
核家族化が進み 親元を離れてそれぞれの暮らしが始まれば まずは自分の家族を守らなければならなくなる


介護と葬式だけは自分自身で頑張ろうにもどうしても人の助けを必要としなければならない
私に関していえば 両親は見送る事が出来たので 今後の介護は問題が無い
自分自身に関しても 全て段どり済みである
・・・が不測の事態が起きないという保証はない

老齢になれば社会から見放されていくのが 今の日本の様である
生きているのが邪魔だと言わんばかりに 住み難くなり 生活し難くなる方向へまっしぐら!

政治家達の無駄な散財が福祉に使われれば こんなに苦労する人々ばかりではなくなるであろうに・・・
そもそも消費税が決定した時 これは全て福祉に使う というような話だったと記憶している
それが税率ばかり引き上げられ 福祉には一向に恵まれた状態が訪れない
今の日本の在り方に不安を感じるから 老齢になればなるほど自分自身を守らなければならない状態に陥らざるを得ない
言いたい放題 贅沢三昧の政治家達とは 暮らしている次元が違うのである

贅沢品をそろえる必要もない年齢になればつつましく生活していく事でいっぱいいっぱいな現実は 政治家達には理解できまい・・・と敢えて言い切る年金では生活する事すらできない国家認定高齢者の私なのである








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年06月20日 22時08分50秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

ファルコン・トロン

ファルコン・トロン

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

管理人@ Re[1]:猫の意思と尊厳を守りながら介護(11/11) 茅ヶ崎 1991さま 秋は何処へ? という…
茅ヶ崎 1991@ Re:猫の意思と尊厳を守りながら介護(11/11) ファルコンさんへ 一気に寒くなりました…
管理人@ Re[1]:犬猫11頭“ペット虐待”の疑い(10/19) 茅ヶ崎 1991さまへ お散歩には絶好のコ…
茅ヶ崎 1991@ Re:犬猫11頭“ペット虐待”の疑い(10/19) ファルコンさんへ こんにちは。 朝晩は、…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: