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2023年09月08日
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カテゴリ: 動物愛護
犬や猫の販売禁止。なぜ「ペット大国」が決断?
Forbes JAPAN 9/8(金) 7:30配信




2024年から、ペットショップでの「犬や猫の販売禁止」が決まったフランス。

街に行けば犬を見ない日はないほどのペット大国で、電車に乗るときもカフェやレストランで食事をするときも犬と一緒の人が多い。
2020年の世論調査では、フランスで動物を飼っている人の割合は50.5%にものぼった。

今回は、動物好きが多いフランスでペットショップでの販売が禁止になる理由と、フランスと日本のアニマルウェルフェアの違いを見ていこう。

■ペットショップで犬や猫の販売が禁止される理由

フランスのペットショップで犬や猫の販売ができなくなる理由は、捨てられるペットが後を絶たないからだ。

なんと毎年10万匹もの犬や猫が捨てられているようだ。

捨てられる時期は5月から8月に集中しており、夏のバカンス時に「旅行に連れていきたくない」といった理由でペットを手放す飼い主がいると、動物保護団体は予想している。

ペットショップでの販売禁止のほかにも、動物のショーケースでの展示や、一般人によるネット上での犬や猫の売買もできなくなる。

■日本のアニマルウェルフェア事情

日本ではペットショップでの犬や猫の販売を禁止する動きはない。

しかし、2021年6月には悪質な業者に対する取り締まりを強化するために、飼育するケージの大きさや1人当たりが飼育できる頭数に数値基準を設ける省令を初めて整備した。

日本の動物愛護管理法は年々厳しくなっている。
2022年6月1日からは、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化された。

マイクロチップを装着するメリットは、飼い主と離れ離れになったときに飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなることだ。
マイクロチップ装着のための注射は、一般的な注射と同じくらいの痛みだと言われている。

■今後のアニマルウェルフェアの流れ

今後フランスでは規制がますます厳しくなっていく。

過去には2021年11月18日に、イルカショーやサーカスに野生動物を利用することを禁止する法案が可決された。
このままいけば、2026年にはイルカやシャチのショーを禁止、2028年には巡回式のサーカスでの野生動物の利用も禁止されることになる。

世界的にはアニマルウェルフェアが広まっており、日本にも波及することは間違いないだろう。

日本のアニマルウェルフェアは遅れている?

■アニマルウェルフェアが遅れている日本

日本のアニマルウェルフェアは世界から遅れている。
例えばアニマルウェルフェア認証を受けた食品は多くなく、法的な規制もまだ十分ではない。

しかし、日本人が動物を大切にしていないというわけではない。
日本では神道や仏教の影響もあり、人間と動物の命は同等のものだと考えられてきた。

この考え方は、人間の優位性が明確に意識された欧米とは異なる価値観である。
動物を愛する精神性を社会に反映するために、法の整備が求められているのかもしれない。

■私たちにできること

日本でも海外でも、犬や猫を家族の一員として大切にしている飼い主がほとんどだと思う。

私たちにできることは、一部の人間のエゴで苦しんでいる動物がいる現実から目を背けず、声を上げたり、犬や猫を保護施設から引き取ったりして、人も動物も幸せになれる社会をつくることだ。

また、アニマルウェルフェア認証を受けた食品を積極的に買うことも良いだろう。
味や値段だけでなく、動物へのやさしさも考えることが大切である。


【参考記事】
・NHK
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/backstories/2007/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220121/k10013442041000.html
・GREEN QUEEN
https://www.greenqueen.com.hk/france-bans-companies-throwing-away-burning-unsold-goods/
・FUTURE CENTRE
https://www.thefuturescentre.org/signal/signal-of-change-french-law-bans-disposal-of-unsold-goods/
・BBC
https://www.bbc.com/news/world-europe-59843697
・環境省
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html
・京都市
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000113328.html
・大和総研
https://www.dir.co.jp/report/column/20220323_010827.html
・朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/sdgs/article/14761030

※この記事は、2023年7月にリリースされた「エシカルな暮らし」からの転載です。

エシカルな暮らし


【転載ここまで】





最近増えている飼育放棄は 高齢者の入院や施設入居 また死亡によるものが多い
家族の誰もが引き取れる環境には無いのが残念ではあるが それぞれの家族や生活環境もあり ある意味現実的に自分達の生活を守らなければならない

犬猫1匹ぐらい・・・とは思うがされど命であるので安易な選択ができない事もまた真実であると思う

定年後に犬を飼い 散歩のお供にしている近隣の状態を見るにつけ 終生飼養の可能性の難しさを思う

愛護団体には必ずと言っていいほど 譲渡年齢の線引きがある
しかし ペットショップならばお金さえ払えば動物は手に入る
売られているのは皆 仔犬や仔猫・・・

高齢者は仔犬や仔猫しか手に入れられない現実
当節犬猫は15~20年の天寿
60代で仔犬や仔猫を飼い始めた場合 例えば人間が存命していても適切に飼養し 医療などを管理しきれるかという問題に直面する

どこの団体も手一杯 支援を募ったりCFを試みたり・・・
高齢者は家に居る人も多いし 犬猫には安心だと思うが 愛護団体には譲渡に不安があるのである

動物達を取り巻く環境や個人個人の考え方が命を守るという確たる信念を持つことがまずは先決のような気がするのである





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最終更新日  2023年09月08日 23時13分32秒
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