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2024年08月11日
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カテゴリ: 地震
被災地では「食料よりも切実な課題」 
「南海トラフ地震」で危惧される“トイレ問題” 
専門家は「災害関連死に繋がるリスクが」

デイリー新潮 8/10(土) 7:12配信


【以下転載】

南海トラフ地震の臨時情報が発表された。万一、巨大地震が発生すれば被災者が多数出るが、その際に危惧される
先の能登地震でも避難所のトイレが排泄物で溢れかえるなどのトラブルが起きた。専門家に備えと予防策を聞いた。(2024年1月16日記事の再配信です)

【写真】被災地に届けられたトイレトレーラーの内部



災害関連死の要因にも
 震災直後、能登の被災地からは、排泄に関する深刻な声も聞こえてきていた。

「水が止まってしまったせいで、そこらじゅうのトイレですぐに便が山盛りになってしまっていました。便を入れたビニール袋まで散乱していたくらいです。ここまでトイレに苦しめられるとは、正直予想していませんでした」(避難所に身を寄せた50代男性)

 断水の影響は大きく、今なお多くの避難所や自宅などでは、トイレが機能していない状態が続いているという。

「食料の支援がよく話題になりますが、実は被災地では、それ以上にトイレの重要度が大きいんです」

 そう話すのは、長年にわたって被災地支援や防災活動に取り組んできた、一般社団法人「助けあいジャパン」共同代表理事の石川淳哉氏だ。

「以前、避難所生活の経験者500人にアンケート調査を行ったところ、『困ったこと』として挙げられた第1位がトイレでした。
食事は多少我慢できても、トイレだけは我慢できるものではありません。
いくら食料が届けられたとしても、“出さないと入らない”わけですから、実はトイレこそいち早く整備しなければならない切実な課題なんです」

 トイレが不都合になると、命にも関わるのだという。

「震災時は、地震の揺れや津波などの被害で亡くなる『直接死』だけでなく、避難生活中に命を落としてしまう『災害関連死』にも目を向ける必要があります。
その大きな要因の一つがトイレです。トイレが使えなかったり、尿や便であふれていたりしたら、できるだけ飲食を我慢しようとしますよね。それ自体が体調不良や持病の悪化につながりますし、脱水状態に陥ることで血栓ができやすくなり、いわゆる『エコノミー症候群』で命を落とすリスクも高まるのです」

「トイレを待ち焦がれていた」
 支援活動のため、能登の被災地にも赴いたという石川氏。

「地域の特性上、地震の揺れに弱い伝統的なつくりの建物が多かったため、倒壊の被害が広がってしまいました。そのため、被災地のほとんどの方が避難所に集中するという事態が発生していて、トイレ問題もより深刻になっているように思います」

 そんな石川氏は、災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」の発起人である。

「このプロジェクトは、賛同してくださった各自治体にトイレトレーラーを保有していただき、どこかで災害が起こったらそのトレーラーを派遣していただくという、助け合いのシステムです。全国ですでに19の市町村が参画してくださっていて、今回も京都府亀岡市や新潟県見附市など、全国からトイレを派遣していただくことができました」

 トイレが届いたときの反応から、現場でいかにトイレが求められていたか、実感させられたという。

「『やっと、ドバーッと出せて本当によかった!』と、若い女性まであっけらかんと言ってくれたんです。そんな声を聞いて、本当に待ち焦がれていたのだと実感しました」

 とはいえ、支援の体制が完全に整っているとは言い難い。

「1月16日時点では、16台のトイレトレーラーを派遣することができています。ですが、それではとても十分とはいえないのが被災地の現状です。これからもっと多くの自治体さんに参画していただき、全国で助け合える体制が整えられたらと思っています」

簡易トイレの備えを
 能登地震をきっかけに、首都直下型地震や南海トラフ地震のリスクにも注目が集まっている。

「当然ながら、今起こっている事態は、誰にとっても他人事ではありません。例えば都心部で大地震が起きたら、人口が多い分、トイレ問題も大きなものになります。特に東京のように人口密度の高い場所なら、その深刻さは桁違いでしょう。救助の手が行き渡るまで、最大2週間ほどかかるともいわれます」

 では、これから起こりうる震災に対して、どのように備えておくべきなのか。

「防災グッズとして、水や食料の備蓄がよく挙げられますが、今の能登の被害を見ておわかりの通り、簡易トイレや携帯トイレなどの備えも、同じくらい重要といえます。1日にトイレに行く回数は5回程度といわれますから、4人家族なら、1日あたり20回分、これを2週間分用意しておくのが理想です」

 そしてこう呼びかける。

「災害関連死の数は、支援のやり方や各々の備えによって大きく減らせるはず。今は能登の災害関連死を最小限にするために手を尽くしたい。それと並行して、一人ひとりがこうした知識を持っておくことの重要性も、改めて周知していきたいです」

デイリー新潮編集部
新潮社

【転載ここまで】






多頭飼養の利便性でもあるが トイレシートは常に過剰なまでのストックがある
犬猫のフードも1ヶ月分程度の余裕はあると思う
犬猫の常備薬も余分にストックしてある
水と簡易型の浄水装置も常備
非常事態の折には人間が借用予定である

・・・人間はと見れば非常食程度しかないかも・・・


いつ襲われるかわからないので 運が悪ければ役に立たないかもしれないとは思う
あと車のキーは常に持っておいた方が良いと・・・折角の車も自宅にキーがあって 取り出せず使えないことがあったと聞く



クヨクヨ考えても仕方がないのでのんびり毎日を過ごしていばいいと・・・
慌てる・・・という事が今までの人生でなかったので性格的なものだとは思うが 『泰然自若』を決め込んでいる





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最終更新日  2024年08月11日 23時25分53秒
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