レオンくんがご案内します〜誰でもどこでも思考力養成ができます〜

2010年05月29日
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●スローフード運動の核は「正しい味覚の育成」です。同様に教育では感味力養成が第一に来ます。感じること味わうことが出来なければ自力で判断できないからです。人間らしい判断は安定した情緒と正しい感情がベースとなって思考を働かせ判断を下すという流れが必要だからです。人間らしい判断を混乱させる情報が氾濫している中ではより一層強固な、ベースが必要です。感味力養成が急務なのです。その上で必要な教育の核は「正しい思考力の養成」です。正しい思考力は幼児期の確かな視覚イメージを必要とします。さらに、思考力はそのイメージの移動・変形・連想・比較というイメージ操作までを必要とします。これは視考力を育てないと出来ません。

●効果的な学習の原則は「Slow-in & Quick-out の原則」です。入力をゆっくりすると、出力は速くなるのです。「味わう教育」はまさに Slow-in のことです。幼児期は「味見」ではなく「味わう」ことが大事なのです。教育も同じです。Slow-Studyですね。
………………………
●競技練習と教育~Fast food VS Slow food~
 競技練習と教育とは全く異なります。ところが、教育という名の下に、競技練習ばかりをさせている人達がいます。これでは教育は出来ません。教育は教育として、競技練習は競技練習として教えるべきです。入試は競技です。ですから、作戦と技が必要になります。しかし、それはキチンと作戦をたてて必要な技を身につけるように指導すれば、教育を侵害するものではありません。問題が発生するのは、競技のための作戦や技を教育と同一視する場合に起こります。商業的な教育機関では、この「競技練習と教育のすり替え」は意図的に行われており、保護者を混乱に陥れています。
 指導者は競技練習と教育を混同してはいけません。もちろん保護者も同様です。教育とは何かを一人一人が自分の言葉で理解し、自信を持って子供と接することが必要です。さらに、学校の先生であれば、小中に関係なく、教育と競技練習のどちらにも精通しておかなければいけません。そうでないと、子供がおかれている状況を正しく把握できないからです。これは時代の要請なのです。時代によって求められる先生像は異なるのです。教育も知らない、競技練習も知らないでは論外ですが、子供と接する立場である以上は、子供たちを取り巻く時代の要請や保護者の要請に対応できなければいけません。
 トラクターの目的は畑を耕すことにあります。タイヤの下は高速道路やサーキットではなく畑でなければいけません。一方、スポーツカーのタイヤの下が畑では、いかに優れた性能を持っている車でも速く走ることはできません。それどころか、畑にとっては迷惑であり、ひいては畑自体を使い物にならなくしてしまいます。もちろん、トラクターは考える学習、スポーツカーは反射式学習です。
 ご存知のように、よく耕された畑では豊かな作物を収穫できますが、スポーツカーで荒らされた畑では豊作の望みはありません。それなのに、子どもにスポーツカーを与えて畑を耕せと言っている人がたくさんいるのが今の教育界の現状です。スポーツカーを与えられた子どもは、仕方なくスポーツカーを使うために畑を固めて走りやすくするでしょう。ところが、その畑では何の作物も収穫できず、花一輪さえも咲かないのです。異変に気づいたときには、畑はカチカチに固まっていて、修復が難しい場合が多いのです。ただ、そんな場合でも畑自体は限りない回復力を持っていますから、諦めずに耕せば、少しずつですが畑は応えてくれます。スポーツカーを自力でトラクターに改造できる子供はいません。ですから大人は子供にスポーツカーを与えてはいけないのです。

 最後に保護者に対して日本の義務教育について話しておきます。忘れられがちですが、日本の義務教育の中に受験指導という発想は一切含まれていません。ですから、小中学校では受験指導は一切しなくていいのです。日本の義務教育は中学で終わりなのです。甘えてはいけません。高校進学を希望するのならば、自力で(各家庭で)対策を立てなければならないのです。学校の先生が受験指導をできなくても文句は言えないのです。ただし、受験指導をしてはいけないという制限もありません。保護者として受験指導を要請することは可能なのです。
 時代は刻一刻と変わっているのです。この変化を子供の教育に有効的に利用するためには保護者と教師の工夫が必要なのです。工夫次第で教育の場は劇的に変わるのです。

「私たちはスピードに束縛され、習性を狂わされ、家庭のプライバシーにまで侵入し、ファーストフードを食べることを強制されるファースト・ライフというウィルスに感染しています。そこで、ホモ・サピエンスは聡明さを取り戻し、我々を滅亡の危機へと追いやるスピードから、自らを解放せねばなりません」これは、パリのオペラ・コミックで発表された「スローフード宣言」の一部です。1989年にイタリアの片田舎ブラという町からはじまった「スローフード運動」が今世界の注目を浴びているのです。「ファースト・ライフというウィルスのワクチンはスローフード」とスローフード協会の会長、カルロ・ペトリーニ氏は言っています。

このウィルスは教育界にも害を及ぼしているようです。

ウィルスに対抗できる抗生物質は「スロースタディー」しかないことに気付いてもらいたい。

教育では「~した方がいい」ではなく「~しなければならない」が現状です。食事なら学校給食がSlow-Foodであれば、家庭ではFast-Foodでもなんとかなります。しかし、教育では肝心な学校がFast-Studyになってしまっています。今、最後の砦は家庭でのSlow-Studyしかありません。だから、どんぐり倶楽部では、子育ては「慌てず・騒がず・穏やかに」、教育は「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」なんです。

考えてみてください。 小学校の6年間、毎日3食全てがFast-Foodでは正常な成長はできないでしょう。食事なら分かるのに、勉強となると見えなくなる。これでは正常な頭(人間らしい判断力を含む思考力)は育たない。

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最終更新日  2010年06月19日 13時03分22秒


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