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2005/09/20
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時代小説というより,江戸時代末期を舞台にした推理短編集というべきだろう。

翔田寛の「影踏み鬼」

は,明治初期の話になっていても,「思い出」として江戸末期のことが語られる(1作は「思い出」も明治)。

以下は各短編の紹介。
影踏み鬼
鶴屋南北の生誕120年記念の新聞記事の材料として,弟子が,入門したての頃に師匠から聞き,自分も筋立てを考えた,大店の若主人と手代が物乞いにまで落ちぶれた理由。

藁屋の怪
盲目の鳴り物芸人ヨシを引き取った香具師の子頭藁屋が落ちぶれた理由と,その家に現れる幽霊話の謎。

虫酸
「独活の大木」「顔の歪んだ阿呆面の大男」と呼ばれる政吉をただ1人の亭主と定めて再婚を断る加代の話。
この話では,最後の加代の言葉の意味がいまだにわかっていない。

血みどろ絵
日清戦争の15年前に殺された落語家三笑亭左内の娘お雪と,子守りをしていたタツ子の生き方(あるいは死に方)の理由。

奈落闇恋道行
大部屋から名脇役にまでなった坂東彦助が,舞台でトチッて自殺をした理由を,黒子として舞台裏にいた「私(狂言作者の弟子)」が探る。

読んでいたときよりも,こうしてまとめたときのほうが「いい作品だったなあ」と強く感じられる本だった。


人の心の中に潜む「怖い」部分がていねいに書かれていたと思います。機会があれば,ぜひご一読を。

次の日記も読ませていただきました。
ミステリの部屋(samiadoさん) いろんなことを忘れないために(ytdaiさん)
ちょっといっぷく(ハレバレさん)


翔田寛の他作品についての日記は,フリーページ  読了本(日本)  (翔田寛)からごらんください。

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Last updated  2007/01/19 08:29:14 PM
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