The days that I lost

交渉  06・7・6


7月1日。


君は今日もあいつにべったりだった・・・。

でも心の中のどこかで君はズルイ子だから、僕のことも見ていた・・・・






そうだといいな・・・。















交渉











うっとうしいくらいの量の雨が今、この地方では降り続いている。
まぁ梅雨だからしょうがないんだろうけど。
でもそんな雨は僕の中にも降り続いている。



そうだな、この2週間ぐらいずっと。







君と密会したのはちょうど2週間前、本格的に梅雨が始まったぐらいの時期だったと思う。




昼休み、君があいつの後を嬉しそうについていっているところを僕がさらった。
変な誤解はしないでほしい。ただ呼び出しただけだからね。







君は一瞬、強張った顔を見せた。
けど、僕だと分かると安著の色を見せた。その顔が今も鮮明に思い出せれるよ。









僕の中は君でいっぱいだからね。













「なんだよ、出来杉・・・」

「ん?ただちょっと話しがしたかっただけだよ、」

「はぁ?」

「駄目だったのかい?」







君が苦手な真剣な眼差しで見つめる。
そうすると、君が黙りこくるのは目に見えているから・・・。







「ねぇ、ジャイアンとどこ行くところだったの?」








ジャイアンと言う言葉が僕の口から出たことにびっくりしたのだろう、
君の肩が一瞬だけど、びくりとしたのが分かった。










「ねぇ、なんで黙ってるのさ、僕に言えないことなの?」

「出来杉に関係ないだろ・・・。」

「ふーん、そんなこと言って大丈夫?

君が剛田くんを選ぶのは自由だけど、彼は君が欲しいものはくれないよ。

僕は・・・君が望むならばいつでもくれてあげれるよ。」


「なっ・・・!!」

「そんな目したって無駄だよ?いつまでもはっきりされないのは嫌なんだけど・・・

いつになったら君は答えてくれるの?僕の気持ちに・・・

僕はいつまで待てばいいの?」













その時だった。





ドアの外であいつが君を呼んでいるのが聞こえてきた。
その声はどんどんこちらに近づいてくる。





僕は君の顔をチラリと見た。








あー、ここでバイバイかなぁって思った。

所詮君があいつのことを好きだって悲しいけれど、知っているから。

君が今すぐにでも、僕の腕の中から飛び出していってしまうと思っていたから。







でもあいつがドアの前を通り過ぎていっても、











君は動こうとしなかった・・・。












とうとうあいつの声が聞こえなくなった時、君が静かに口を開いた。












「・・・僕は、ジャイアンが好きだよ。」

「知ってるよ、何度も聞いてる。」

「でも・・・お前は嫌いじゃない。」

「うん、それで?」

「でも・・・好きか・・・どうかは分からないんだ。

でもお前がいなくなったらって考えると、どうしようもなく寂しいと思うんだ。


それにこうして僕は・・・。」



「僕を選んだよね?ジャイアンのとこに行かないのが証拠だよね?」

「・・・うん。」

「僕、自惚れてもいいんだよね?君はここにいるんだよね?」

「うん、ここにいるよ・・・お前の傍にいるよ。」

「本当だ。」

「うん。」

「骨川・・・好きだよ。」

「知ってる・・・何回も聞いた。

それよりも・・・お前しかくれないものを頂戴?」


「・・・・それ、わざとやってるの?」

「さぁ、それはどうかな?ハハハ・・・。ねぇ、頂戴?」







「了解・・・。」


















ゆっくり骨川を床に押し倒す。

おでこにかかっている髪の毛を少し上にたくし上げ、キスを落とす。
次に鼻、頬、首筋、耳・・・。





好きすぎて壊れそうなくらいのこの気持ちを骨川に伝えたくて、




そして骨川の中にあるわずかの僕に対する骨川の愛情を感じとりたくて、
夢中で口付けた。
















好きで、好きでしょうがないよ・・・。


















**後書き**

初出来スネですよVV
なんかやっちゃったって感じですねーっ!!

出来スネはラブラブっていうよりも、
ドロドロ系がいいですね!
なんか実らない恋なんだけど、
でもお互い失いたくない存在みたいな感じがいぃです。


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