2004年第55回札幌雪まつり
１月のある日、私に電話が入りました。
『もしもし、おれ今雪像造っているんだけどちょっと手伝いにこないか！』
この一本の電話が私の人生を変えた…！ちょっとオオゲサか。今 はやりの詐欺の電話ではないらしい…？。
購入したてのデジカメを手に現場に行って驚いた！
（市民雪像の小さいのをイメージしていた私の目に飛び込んで来たのはとてつもなくバカデカイ白物だったのだ！！！）
雪像は,ぬり絵のようなこの一枚のコピーから始まります！
全体図はこちらです、と 監督の奥様
素材は発砲スチロールと紙粘土と着色料と想像力と器用さと根性と…接着剤
簡単そうに見えますが基本となる模型ですので下の図面から寸法等厳密に作られます！
細かい所検討中？常に進行状況を把握して次のステップを指示する。窓からは雪像が見えているので模型と比較ができる。
過去４年の力作です！
1/26私が初めて行った時すでに頭の上部分が出来ていた（右にうっすらとテレビ塔が見えてます。）
ここは大通り西５丁目です。(1/26 8:54)
ズームイン！監督ガンバってますね！カメラ目線？
正面から見た所です。
左側をパチリ！(トウモロコシとトマトの入ったカゴ）
扱うのが雪だけで一般の建築物と同じですね。
この雪像の基準点はこの頭のてっぺんにあります。重要なポイントです。
（基準点が写っている頭上からの撮影がありましたので付けました。）
少し離れた位置から全体をパチッ
以上1/26抜粋しました、次ぎ１/２９がありますのでお楽しみください！マウス時脱玉(光)にご注意！
あっ！その前に、
監督のアルバムから私が撮影出来なかった日の分のお宝写真を発見しましたのでご覧ください！
おおまかな基本型から徐々に削り落としていくんですね、
こんな雪山が…あんなに立派な雪像に生まれ変わるんです、すごいですよね！
1/29 スタートです。あれから２日経過現場やいかに？
あっ顔ができてきた！
パワーシャベルは下のシャーベットを上の作業者に持ち上げる。
ベニヤ板で囲っている所に水道があり、ここで水と雪と混ぜ合わせシャーベットを作ります。
２日間でここまでやっとです。
顔は針金でラインをマーク、とうもろこしに実がついたわ。
でかい顔ですね！針金のようす良くわかりますね。あちこちに針灸?も。（キララちゃん）
こちらでは、かごのラインをチェーンソウで切り込む、早く仕上げないと！
実はこの足場は除々に下げて来ているのです、先に仕上げておかないと、だんだん手がとどかなくなるのです！
１０時の休憩中に雪が突然ふりだした～すごい降りです！
こんなひどい降りなのに監視カメラ付けてる人発見、何でこんな時に？…パチッ、
付け終わると雪はぴたりと止んだ！やっぱりネ。
（ニュースにもなった問題のカメラだった！…）
作業開始積もった雪をはらうがなかなか簡単には…！
これ米ひと粒です。こんなパンなら見た事ありますけど。
午前の部は終了し午後の部です。
吹雪も去って晴れ間が…、気が付きましたか？目鼻がついた！早い。今は口の部分を削っている様です。
口の部分も、もうすぐかんせいですね。
腕の所を削り始めてます。
横ではイチゴ！でなくて『トマト』が出来はじめました。
パワーシャベルで腕の荒削りが始まりました。息が合ってます！
シャベルのオペさん巧妙な技を使います。荒削りとわ思えぬ正確さです、さすがプロです！
腕の上方部が見えて来ました。かごも姿を現して、トマトもそれらしく…
このかごの斜の線３本は私が削りました。その下部分もこれから削ります！あみだくじの様に。
ムクドリだそうですが詰め所すぐ横の木に何百羽も止まりだしました。
毎日この１７：００頃にやって来るそうで、この鳥がくると本日のお仕事終了時間なのだそうです。
ちょっと見にくいかも知れないですが上の方にいっぱいむらがって鳴いています。
振り返ってみた所です、氷像の点灯テストしている様でした。
今造っているキララちゃんとホッシーはこの氷像を見ながら成長してゆきまつり。
こちらの作品も後日紹介したいと思います。三つの塔薄紫に見えていますか？
1/31撮影２日経過です模型と共に…足場が低くなりすっきりしてきました！
次ぎ ２/３，２/４、おまけ、がありますのでお楽しみください！
次を見る。
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