LovelyDogの部屋

2.抵当権抹消登記申請書の作り方



私が作成した申請書を個人情報を抜いてフォーマットとしてリンクしますので
こちらを印刷してそのままお使いいただくと便利かと思います。
自作フォーマット(PDF)

■登記の目的
  ここには、「抵当権抹消」と記載します。

■原因
  ここには、完済した日付を入れて、「主債務消滅」と記入します。
銀行から繰り上げ返済の計算書がもらえますので、ここに繰り上げ返済の手続きが終了した日付が「完済日」として記入されています。
この日付を書きます。

■抹消すべき登記
  ここには、登記をした日付と番号を入れて、「平成 ○○年 ○月 ○日受付 第○○○○号」と書きます。
この情報は、抵当権設定契約証書(裏面に赤い「登記済」の印鑑が押されている書類)にある赤い印鑑の部分に、
漢数字で日付と番号が書かれています。これを算用数字で記入します。追加登記などがある場合は2行にして書きます。

■権利者  
 これは、自分のことです。抵当権設定契約証書の債務者に書かれている自分の情報を書きます。
住所表記の変更などがあった場合は、役場からもらった「住所変更証明書」のとおり書きます。
私の場合は、主人と私の共有名義でしたので、権利者の欄には、2人分の情報をそれぞれに住所から2行に並べて書きました。

■義務者
 これはローンを借りた金融機関の代表者です。金融機関の本店がある住所と金融機関名、代表者(代理人)の名前を書きます。
金融機関がくれる委任状に記載してあります。そのまま書きます。

■添付書類  
 これは、申請に添付する書類の一覧です。    
・登記原因証明情報、登記識別情報または登記済証、     
代理権限証明情報、資格証明情報
と書けばOKです。

■申請日の情報  
 ここには「平成○○年○○月○○日申請 大津法務局 草津出張所 御中」の様に、自分の管轄の法務局(支局・出張所)の名称に宛てて、申請日を記載します。
日付は空欄にしておいて、申請に行ったときに、後からボールペンで書き込むのが無難です。

■申請人兼義務者代理人  
 これは、申請に行く人の情報です。金融機関から発行される委任状に記載した申請人の情報を書きます。
私の場合は、申請者は”私”なのですが、主たる返済者が主人だったのでに主人の名前だけ書きました。法務局の人からそのように言われたので。。。
委任状も主人の名前だけ。私が行ってるのだから私の名前でも良かったのだろうか?ううーーん。それ聞きそびれた。
代わって他の人が法務局に出向いて申請した場合も、申請人兼義務者代理人の情報は、委任状に記載した返済当事者の情報を記載するのだそうです。

■登録免許税  
 これは、登録に必要な申請料金で、通常は建物と土地別々に1000円かかり、2000円です。
ただし、土地2筆等のように、登記の仕方によって料金が変わることがありますので、法務局で聞いた方が良いです。
空欄にしておいて、申請当日にボールペンで書き入れるのが無難です。

■不動産の表示  
 抹消登記についていろいろな情報をネットで調べると、ここは、「別紙記載のとおり」と書き、『抵当権設定契約証書』の裏にある情報を、別の紙にまとめて書くというのが一般的なようですが、
住所表記が変わっていたり、筆数が複数であったりと変則的なことがあると記載がややこしくなるらしいので、私の場合は”不動産番号”として法務局で教えてもらった不動産番号を記載しました。
これは法務局の方に教えてもらいましたが、この方法がおススメです。フォーマットにあるように不動産番号、とだけ書いてあとの番号は法務局で聞いて手書きすると間違いありません。

これで完了です。印鑑も何も押す必要はありません。
PCで書類を打つのは苦手、という方は上のフォーマットをそのままA4で印刷して持って行けば大丈夫です。
必要なことはずべて相談窓口で教えてくれますので、そのとおりに穴埋めしていけばOKです。

3.法務局へGO



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