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2007.10.30
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カテゴリ: 輝


なんてことない土手の草むらの中
けんかの末に 疲れ果てて動けなくなって転がっていた私に
聞こえない鈴がなっているような
静かな それでいて まるく広がっていく声

 ――――――――。

声が聞こえるたび 無言でいるしかなかった
誰ともわからないその呼び声に
どう応えたらいいのかわからなかったから


それは私のすぐそばで 見守ってくれている何かの声だと
自分すらも信じられなくなった私が
なぜかその考えは 素直に信じられた

 ――――――――。

起き上がって 声の主を探そうと思ったけど
疲れ果てた体は動かなくて
情けない自分に笑いながら ふと 自分の目の前に明かりが届いてることに気付いて
はっとした

私の目の前に その明りがあった
ずっと そこにいたんだろうに ちっとも気付かなかった
でも 聞こえていた声の主だと

その温かい呼び声に

震える手をなんとか動かして 空に向けてVサイン
私は その月に応えた


丸く響き照らす








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最終更新日  2007.10.30 22:10:59コメント(0) | コメントを書く
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