グシャグシャ

グシャグシャ

2007/10/08
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カテゴリ: レビュー(DVD)
父を亡くしたために一人暮らしとなった盲目の女性の家に、近所の駅で起こった殺人事件の容疑者が忍び込んで、奇妙な二人暮らしが始まる。乙一原作。

乙一の原作でせつない作品です。
主人公のうち チェン・ボーリンをように思う。決して本人が悪かったわけではないのだが 日本人の俳優であればもっと心の機微を描けたのではないか。
もう一人の主人公である田中麗奈は期待通りで全く何も言う事なしです。盲目であるが故に綺麗に見える表情をうまく作れなかったり、全ての動きに大なり小なり無駄があるところなど細部までなりきっています。
周りに佐藤浩一・岸辺一徳・佐野史郎・井川遥・宮地真緒といった有名な俳優さんを揃えているのですが、田中麗奈のインパクトが強すぎて配役が逆効果だったように感じます。
チェン・ボーリンをいじめる波岡一喜が非常に印象に残り、今後気になる役者さんとなりました。

原作を否定するようですが、映画を観ていると「いくらなんでも同じ部屋に長くいれば、(その存在に)気づくやろぉ」となんとなく感じました。(笑)また原作では家の中がもっと暗いイメージでしたがさすがに真っ暗な部屋を映画では撮れないですね。

おすすめする方 :田中麗奈ファンもしくは乙一ファンな方


5段階評価:★★★★






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Last updated  2007/10/09 11:19:18 PM
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