グシャグシャ

グシャグシャ

2007/12/02
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カテゴリ: レビュー(DVD)
アメリカでコメディアンを目指していたうどん屋の息子が挫折して香川に戻り、知人の紹介で働き出したタウン情報誌で讃岐うどんの特集を始めてブームを作り上げる物語。

実在のTJかがわと元編集長である田尾氏をモデルにした映画。讃岐うどん好きな方なら映画を観ながら「あぁ この店は・・・」とか思い当たるはず。そんなに詳しくない自分でも「宮武」「松岡」「山内」など 有名どころの何軒かの店はわかりました。
主役であり 企画を考えるユースケサンタマリアの役どころが田尾元編集長だと思われますが  現実の方がもっと面白い 気がします。著作の「恐るべきさぬきうどん」シリーズはグルメ案内というよりも読み物として面白いですし、それを読みながらのうどん屋巡りもまた楽しい。「恐るべきさぬきうどん」に出てくる小ネタも映画にところどころ盛り込まれています。
それにしてもラーメン屋「はまんど」の大将まで出てくるのには思わず苦笑しました。

映画としては前半が讃岐うどんブームの説明で 後半に申し訳程度にあるうどん屋の存続の物語をもってきていて なんとなくアンバランスです。またSFっぽい回想シーンの中で 客「四つ!」店主「二つでじゅうぶんですよ!」の「ブレードランナー」の有名なセリフが出てきますが賛否両論な気がします。

ところで日産マーチが何台か出てきてはすぐに事故って新しいのに買い換えられてますが あれってマーチにとって良い広告なんでしょうか?(笑)

ちなみに讃岐うどんブームってすでに去ってるのでしょうか?ブームにある良い面・悪い面とも映画に描かれています。

おすすめする方 :麺が好きな方


5段階評価:★★★







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Last updated  2007/12/03 01:07:02 PM
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