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matumo5523さんComments
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『不思議の国のアリス』(新潮文庫)を読みました。
誰もが知っている有名な物語ですが、今まで私は読んだことがなかったのです。何十年来、気になっていましたが本屋さんの目立つ場所においてあったのを見て、ついに買って読んだのです。
くーちゃんとハートの女王様
「読み出すと止まらないわ!」 と、くーちゃん。 本の向きが反対なんですけど・・・
イギリス人作家のルイス・キャロルが、3人の少女達に即興で作りながら聞かせた物語を、その中のひとりアリス・リデルにせがまれて本にまとめたものです。ルイス・キャロル(1832~1898)は作家であり、論理学者、数学者でもありました。『宝島』を書いたスティーブンソンも息子に作りながら話して聞かせたという点では似ていますね。
くーちゃんと、不思議の国のアリス
この物語の登場人物は、アリス以外は全くハチャメチャな言動をしています。1回目を初めて読むと、「なんじゃこりゃ」みたいな会話ですが繰り返し読んでいくと、その言葉が小さな宝石のように輝き、想像力を刺激します。自分の想像力の中で、臨場感のある場面に入っていけます。
登場人物のほとんどが、小動物や昆虫たちです。そしてトランプです。
白ウサギ、猫、ワシの子、ハト、芋虫、カエル、カニ、トカゲ、ハートの女王様や家来たち・・・
ポケットに時計の入ったチョッキを着て、白い手袋をした『白うさぎ』が不思議の国へいざなってくれ、最期の方までの案内役になっているみたいです。アリスが兎穴をゆっくりと落下しながら、日常の世界から夢幻と錯覚の世界に、読んでいる内に引き込まれていきますよ。
くーちゃんと、『め茶く茶会』
170ページくらいの本なので、数時間で読めてしまいますが、私は2回目はかなりゆっくり、行きつ戻りつしながら読んで楽しみました。風刺や言葉遊びの表現が散りばめられているので、本来は英語の原書を読むのが作者の意図を一番理解できそうですが、私には余程の時間がないと無理なので翻訳で楽しみます。

あーちゃんと、不思議の国のアリス
「ぼくは、いつでも夢と現実の世界を行き来出来るんだよ!
今夜はアリスと一緒に、白ウサギさんやハートの女王様たちとクリケットをしよう!」
と寝ぼけマナコの”あーちゃん”。
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