ダイナモ1馬力

ダイナモ1馬力

初スノボー奮闘記



場所は、上越の岩原スキー場
奥方とスキー持って、1泊の行程
何年も仕事が忙しい状態が続き、でかけることができなかった。

1日目は、8年ぶりのスキー
奥方は、けがでもしたら大変とのんびりしただけ。
1日目のスキーは、あたりまえにこなした。

ホテルがゲレンデの中にあったので、ボーダーが気持ちよく滑っているのが
新鮮にみえ、自分でもできるんじゃないかという、幻想にとらわれてしまった。

2日目
 ホテルのカウンターの人に、「ボード、レンタルしたいんですが・・」。
奥方とその人が話してた、「チャレンジする気持ちが大切なんですよね」とか言っていた。
一瞬、「自分は、間違っていることを、しようとしているのでは?」と、思った。
踏み出す方の足はどっちと聞かれて、しばし考え、右と返事。
ブーツとボードをかりた。
それと、「これ、どうやって固定するんですか?」も、質問した。
いざ、出陣。
一人、心細い気持ちで、若い女の子の後を、とぼとぼついてゲレンデへ。
発進地点は、ゲレンデの中間地点だったので、即、斜面。

ボードに軸足を、なんとか固定。
もう片方の足を固定するのも大変。
体が硬いのと、おなかがじゃまして、足まで手をやるのがしんどい。

ここからが、本番。
お尻が重くて、立ち上がることができない。
気は、焦り、汗また汗。
どうやって、立ち上がるか、知らない。
筋肉に鞭打ち、なんとかして、起き上がる。
この段階で、すでに体力の限界近くまできている。
後悔したが、いくしかない。

やっと、立ち上がった瞬間、意思に反してボードは動き、こてん。
そんな、こてん、こてんの繰り返しで進むわけがない。

なんとか、立ち上がったところで、無謀に距離をかせぐために、気合を入れ無理やり少し下をめざし、板にのっかる。
結果は、途中で、こてん。
プロテクターなんて用意していないので、当然だが、尻が痛い。

下のリフト乗り場まで、なんと遠くに感じたことか。
スキーなら、数秒くらいしかかからないのに~。

なんとか、下までたどり着き、ほっとしてやっと休憩。

ホテルに戻るためには、まだ難関の”リフト乗り”と、”リフト降り”が待っている。
リフト乗りは、片足ボードで歩くことができれば、普通は、だいじょうぶだが、ここの乗り場までは、スロープになっていたので、ボードが、勝手に動き出し、それを止めるのに必死(はずかしい)。

やっと乗ったリフトも、あっという間に降り場。
ここも、当然、難関。
リフトを降りた後、5mくらいスロープになっていて、そこを滑っていくわけですが、ここでも途中でこてん。


こんな、初挑戦でした。
このときから、次にボードをやろうと思うまで、2シーズンの間が。


☆☆ これから、スノーボードをはじめようとする人へ ☆☆

1.自分で滑ってみようなんて思わずに、まずスクールに入ることをお勧めします。
2.お尻、ひざのプロテクターも用意しておくこと。

これだけで、初日の内に、なんとかなるでしょう。



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