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くらじ★
お笑い芸人イラスト
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2008.02.21
テーマ： 最近観た映画。(41029)
カテゴリ： カテゴリ未分類
キャストがはまり役っぽくて面白そうだと思ったからだが、今は激しく後悔している。
まあ、ある程度、笑えないデキになっていることも想定していたワケだが、まさか、ここまで笑えんとは想像だにしなかったよ。。。
はっきり言って酷い。こんな映画を作ったヤツらに怒りさえ覚えた。
「何故、笑えないか？」
私なりに分析してみた。理由は以下の通りだ。
１）ジャガーのキャラが薄い
・・・主人公のジャガーの濃いはずのキャラが、奇抜でもなんでもない普通の発想で、普通に行動している。せいぜい、「少しヘン」ぐらい。見ている人の期待を悪い意味で裏切ることはあっても、良い意味で裏切ることはない。
２）オチがない
ギャク漫画の実写版を見に来ているワケだから、皆、オチを期待している。しかし、オチ無しで次のエピソードに移ってしまうのである。
「起承転結」の「結」がなくて、「起承転」の連続で物語が構成されている感じ。無茶苦茶。
３）ツッコまないピヨ彦
・・・オチがない代わりなのか、所々に散りばめられている、いわゆる「不条理ネタ」。この不条理系のネタがまた、笑えない。芸人の不条理ネタを見た素人が「ワケが分からなければ、それでいいんだ」と勘違いして作ったネタを見せられているようで気分が悪い。
しかも、その不条理に対して、ピヨ彦がツッコまない。つうか、それ以外に対しても基本的にツッコまない。
どうやら、製作者達は、ツッコミの重要性が分かってないらしい。おめーら、一度、単行本のピヨ彦のツッコミ部分を修正液で消してから読んでみろ。ツッコミの重要性が分かるから。
以上、この映画って、ダメダメ、グダグダな感じ。笑いのことも分かってないし、笑いのセンスもないヤツらが、「自分達は笑いのことが分かっている」と勘違いして作った映画。
もし、これから映画を見ようと予定している人は、やめといた方がいいよ。映画館で見る価値なんて、これっぽっちも無いから。
てなワケで、映画見る前は、出演者の似顔絵でも描こうと思ってたんだけど、あまりに下らなさに萎えた。
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