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今日から5連休、シルバーウイークだが
予定は23日の小矢部クラシックカーフェステバル参加のみ。
小矢部は75台エントリー。北陸が多いが
福井県からは5台だけ。T360、スバル360、スカイライン
クラウン、レビン。
チキバン1号も会場内を走るので合計6台+発動機。
石油発動機自動車チキバン1号は人気が出そうだ。
荷台のホンダ汎用エンジンを見て
「昔はよく売ったな~」などの話も、いろんな場所に行くと
いろんな話を聞けるが、
特に九州では歴史が継続していて、
50年前の話が昨日のような感覚になる。
ホンダ汎用エンジン。
手前の黒タンクはラビットに積まれてたそうだ。
ラビット(例えばS-25)などにもポン載せできそうだ。
本田宗一郎の一声で全品回収になり廃棄されたはずの最初の
汎用エンジン。
オーツキ・ダンディー号のエンジンにもなってる。
無いはずなのに残ってる。
VN汎用エンジン。
ホンダの小型キットエンジン、
アメリカで子供クリスマスプレゼント用として売られた。
国内では非常に珍しい、入手ルートはアメリカのオークション。
未組み立ての箱入りは・・それこそお宝の金額になる。
オークションに日本人が参戦しだすと値段が高騰するらしい、
TV番組アメリカンビンテージでも古ジーンズの価値を
見つけたのは日本人と話してるので
アメリカ人も日本人の骨董(中古商品)眼力には敬服してる。
オールドエンジンクラブさんから1枚拝借。
フライホイール径約2m、1905年ごろの
アントン・シュリューター、初めての県外参加。
初めてが九州とは・・ほんとに九州まで??最初は驚いた。
シュリューターもいろいろ話を聞けた。
これのキャブを知ってる人がいるのには驚いた。
同じタイプのキャブを最近まで使ってたそうだ(50年前?)
世界で初めて販売された実用発動機は
1860年のルノアール発動機、石炭ガスと回転マグの電気点火。
石炭ガスはコークス製造工場の近くにしか設置できないので
遠方に設置するときはガソリン燃料。
(1860年は咸臨丸がアメリカに行った時)
霧吹き型キャブの発明は1883年のダイムラーから。
ドイツに現存している、ほぼ同型の中型シュリューター。
キャブはオリジナル。
キャブはタンクの中にガソリンを溜め、蒸発させたガソリン使用。
したがってキャブ部分が大きい。 奥の大きいタンク?
九州では最近まで(何年前か?)このタイプのキャブ使われてたそうだ、
タンク内に綿製の蒸発器が何枚もぶら下がり、
ガソリンを蒸発させてたそうだ。
元は焼玉では?これは何度も聞かれたが、ドイツ製だし
最初から電気点火の可能性が高い。
ルノアール発動機の電気点火はドイツ・ルムコーフ製。
戦後も焼玉エンジンは製造されてた。
(ポンポン船など)商用機械は壊れない事、安定して回ることが求められる。
古く生き残った技術は信頼性が高いので長く使われる。
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